http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4582850286/hatena-q-22
Amazon.co.jp: 超常現象の心理学―人はなぜオカルトにひかれるのか (平凡社新書): 菊池 聡: 本
「超常現象の心理学―人はなぜオカルトにひかれるのか 平凡社新書」
今のところ、宇宙人が来ているという明確な証拠はありません。存在するかもしれませんが、証明されていない以上、宇宙人はまだ来ていない。
もし宇宙人が来ていると主張するならば、来ていると主張する側が立証しなければならない。
白いカラスが存在しないことは証明できない。どこかにいるかもしれないから。もし白いカラスの存在を主張するならば、存在を主張する側が立証しなければならない。
物事の立証責任は、存在すると主張する側の方にあるというのが基本です。
宇宙人の場合も同様です。
宇宙人は来ているかもしれません。でもその証拠はありません。したがって、今のところ、存在しないと考えられます。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022612487/hatena-q-22
Amazon.co.jp: 人はなぜ騙されるのか―非科学を科学する (朝日文庫): 安斎 育郎: 本
「人はなぜ騙されるのか―非科学を科学する 朝日文庫」
きわめて哲学的な質問なので、「宇宙人が地球に来ていない根拠は何か?」という質問に切り替えた方がいいように思います。
このサイトの著者は、宇宙はいるが、地球には来ていない(光速度不変の原理が理由)と主張している一人です。
有名なドレイクの式を用いて、宇宙人地球来訪説を否定しています。
光速不変の原理は特殊相対論の根本原理で、いまのところ、これを否定する観測結果は見つかっていません。根拠に基づいて理論を組み立てるのが科学の仕事ですから、個人的には、科学者が「宇宙人地球来訪説」を否定するのは当然のことだと思います。
けれども、私自身はプロの科学者ではないので、宇宙人の存在を信じています。
http://www.hatena.ne.jp/1061209776#
なぜ地球に宇宙人が来てないと言い切る科学者がいるのでしょうか?その根拠は光速不変の法則と言うことを聞いたのですが。。普通に考えてわずか100年前に電気を使い始めた.. - 人力検索はてな
ひとついえるのは、科学者はひとつの事象を捉えるときに、その根拠や法則、証拠などを必要とします。科学者である以上、それを物理的に立証しないといけないからでしょう。私も実際には地球なんかよりもずっと文明の進んだ星というのは十分あるとおもいます。ただ、今の科学の力ではそれを立証することが無理ですよね。そうなると、あとは何も言わないか、否定するかのどちらかになります。言わない人は信じているのでしょうけど、否定するのは簡単なことです。見えていることを物理的に理論付けて否定することは、知識者にとっては簡単なのでしょね。ということだとおもいます。私もTVなど見てて、一生懸命否定している人たちを見てて、「自分の目は森羅万象をすべて捉えているわけでもないのに、よくまああたかも自分の知識を自慢するかのごとく言葉を並べれるなぁ」と思ってみていますけどね。
http://www.hotwired.co.jp/news/news/culture/story/20001010207.ht...
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質問に対する直接の回答は「どんなに当たり前に見えても、中には否定したいがために否定する人もいる」ということでしょう。事実がどうであるかは、当人には関係ないのです。
http://www.books.or.jp/ResultDetail.aspx?IdString=0%2cMAIN%2cNOD...
Books.or.jp 【書籍の詳細】
書籍紹介ですみません。
およそまっとうな科学者なら「宇宙人はいない」ということを言い切ってはいないと思います。
「宇宙人の痕跡だ」といわれたものに対して合理的な解釈をしたものがこの本です。
http://www.books.or.jp/ResultDetail.aspx?IdString=0%2cMAIN%2cNOD...
Books.or.jp 【書籍の詳細】
おなじく「宇宙人が地球に来れる筈がない」ということを断言する科学者もいないはずです。
地球との膨大な距離を、ワープ航法で旅したという意見に対して、そのワープが超高速粒子タキオンを利用すれば可能であるという理論に対する反論がこの本です。本当なら同教授の『天才科学者たちの世界を欺いた科学10大理論』という本がもっとも詳しいのですが、絶版になっているようです。
ここも否定的根拠を「科学的」に解説しているサイトですが・・・
以下、抜粋です。
もし地球人が目撃しているUFOが宇宙人の乗り物なら、UFOに乗って地球に 来られる範囲に、地球人よりも進んだ文明を持つ宇宙人が生息する星が あることになる。
(1)ドレイクの式
最初の段階は1959年に始まった。科学者たちがウェストヴァージニアの グリーンバンク電波天体望遠鏡に集まり、地球外の生物を検出する可能性を 議論した。この会議は有名なドレイク方程式(天文学者フランク・ドレイク) を発表した。この方程式では、今我々と連絡を取ろうとしている地球外文明の数を 示している。
N=R×P×E×L×I×T
R:銀河の歴史を通じて星(恒星)が誕生する平均速度
P:惑星系をもつ星の割合
E:1つの惑星系あたりの生命をもつ可能性のある惑星の数
L:生命が実際に誕生する割合
I:さらに知性が発達する可能性
T:文明社会の平均寿命
世界の科学者の暫定的な評価結果はN=1〜8万個と言うことだった。
(2)実際に発見してみる
惑星の大気のようなダイナミックなシステムについて理解が 進んできた結果、地球のような惑星は非常にまれだと言う事が分ってきた。 地球は表面に液体の水があり、しかもそれが何十億年も維持され、生命の進化が 起こったが、その様な事は実は稀なのである。
(1)のドレイクの式で求まった「N」の値を景気よく「8万個」ということにして推測する。
8万個の宇宙人星を約40兆立方光年の銀河系宇宙内に均等にばら撒くと、 隣どうしの距離は「800光年」になる。光の速さで800年。
相対性理論より、物体は光の速さでは移動できないから、仮に光速の10分の1の 宇宙船を作ったとしても片道8000年、往復実に 1万6000年かかる計算となる。
(3)「持続的生命可能ゾーン」
(2)の結果より「持続的生命可能ゾーン」とう概念が出てきた。これは 星の周りにある帯状の領域で、地球の様な惑星が存在できるところである。
太陽より小さい星の場合には持続的生命可能ゾーンは全く無い。また、太陽 より大きな星の場合、そのゾーンは生命を進化させられるほど長い時間持続しない。 (大きくなると星自体の寿命が短くなる)中略
知的生物が存在する為には
大きな月を持ち、適度な大きさの 星から、適度な距離を回っている、適度な大きさの惑星
を探さないといけない。 この様な条件に合うような惑星は、我々の銀河系の中では 地球だけかもしれない…
と、最後が「…」で含みを残して終わっているように、全否定しているわけではありません。
言い換えれば、科学的に考えた場合、その可能性は限りなく小さいけれども、完全に否定することもできない、考えてよいと思われます。
いっぽう、「存在する」という論調で書かれているサイトもいくつか見ましたが、
「宇宙に星は、それこそ星の数ほどあるのだから、その中には地球人以上の生命体がいて、彼らが地球に来ていても不思議はない」
というように、情緒的視点に依拠したものばかりで、残念ながら冷静な分析と思えるサイトは見あたりませんでした。
というわけで、私としては否定的な考え方に一票、ではありますが、わずかに残された可能性にロマン(陳腐な表現ですが)を感じていたい、というところでしょうか。
蛇足ですが、学生時代に友だちと旅先で野宿をしていた際、UFOを見た(と、今でも信じています)経験があります。
さらに蛇足ながら、この問題を「SARSの中国政府発表」と同列に扱うのは、やや無理があるかと思います。
失礼しました。
おまけです。
URLダミーですまんです。
科学者は、基本的に「現時点と現時点からある程度推測される『十分な可能性のある未来』に立脚して」発言します。
現在は光速普遍の法則(光以上の速度は出せないから星間移動は時間的に無理って理屈)が「否定されていない」状況ですから、基本的にそれに基づいて発言をします。これで光速普遍の原理について、式の不整合の可能性だとかとにかくなんでも「反証」が提起され、時間は掛かるが場合によっては光速普遍が否定される「かもしれない」となった場合には、科学者の立脚する立場が変わる訳ですから、発言も変わると思います。
しかし科学者に回答を求める事自体間違ってる気が(汗)。
宇宙航空工学の人に聞くべき質問だと思うんだけどなぁ…なんで物理学の教授が断言するんだ(;´д`)
あと余談にはなりますが、たとえた話、ほぼ完全な閉鎖循環型環境が構築できさえすれば、宇宙人の来地はあり得ることですし、地球人がどこか遠くの星に行く事も可能です。無論規模は相当大きくなると思います、いわゆる宇宙鑑・コロニーと言った感じでしょうか。但し移動時はいわゆる通常航行になりますから、5〜60世代後に次の星系にようやく到着、とかそういうことにはなり得ます。
なので自分としては、現在のUFO説はちょっと(科学的視点に立脚して)信じがたい所アリ、と思いますが、時間規模・構築規模を超拡大した場合の「来地」が無かったか、と言われると「どうでしょう」と言いたくなります。たとえば古代地球に、通常航行速度のコロニーが、物資補給や文明伝達のために寄ってった可能性、というのは一概に否定出来ないわけです。
http://www.soi.wide.ad.jp/class/99001/slides/01/10.html
反証可能性(Falsifiability)
科学はポパーによれば反証可能な命題の集積です。よって、「地球に宇宙人が来てない」は、「来ていた宇宙人の実在」で反証される科学的命題、かも。
皆様いろいろとありがとうございました。
しかしながら、どれもイマイチですね。。。
ようするに肯定派も否定派も根拠も何もないから好き勝手なことを言ってる状態ということでしょうかね?
というわけですみませんが今回はポイントはなしです。えへ
さて、白いカラスの話
「白いカラスが存在しないことは証明できない。どこかにいるかもしれないから。もし白いカラスの存在を主張するならば、存在を主張する側が立証しなければならない。」
↑
この話。私の持っている「実録、世界はこうして騙された!パート2」(民明書房)にはこのように書いてあります。
「その人が認知する世界において白いカラスは確かに存在するのであり、その人にとって白いカラスが存在しないと認知させたいのなら白いカラスが存在しないと証明する責任は存在しないと主張する側にある。これは私の目には神が見えると主張する人に対してあなたの目には神は見えないと主張するならば、あなたの目に神は見えていないと主張する人がその証明義務を負うのと同義である。」
要するに、ほっとけばいいものを、勝手に人の信念を捻じ曲げたいのなら、捻じ曲げるだけの根拠を示せということだと思います。
これを私はこのように解釈しました。
「俺はビーストだ!と主張するボブサップに対し逆にビーストでないと主張する者があるならば、それはビーストでないと主張する側が全立証責任を追う。
立証責任を果たさない限りなん人たりともボブサップがビーストであるという主張を否定できない。その前提において、それでもなおビーストでないと主張する者はその立証責任を果たさない限りボブサップに対し慰謝料を請求されても何ら意義申し立てできない。」
ご清聴ありがとうございました。