国会会議録検索システム
国会 会議録検索システム
ここの詳細検索で昭和55年1月01日〜12月30日を入力して「玉串」を検索語として実行すると、
1、参議院法務委員会 昭和55年12月18日
2、参議院内閣委員会 昭和55年08月12日
3、衆議院予算委員会 昭和55年03月07日
の3件が出てきます。
ざっと中身を読みましたが、時期的に見て2でしょう。リンクは検索後、蒸発してしまいますので、引用しておきます。
[002/003] 92 - 参 - 内閣委員会 - 閉1号
昭和55年08月12日
【○説明員(角田禮次郎君)
内閣総理大臣その他の国務大臣の地位にある者であっても、私人として憲法上信教の自由が保障されていることはいうまでもないから、これらの者が、私人の立場で神社、仏閣等に参拝することはもとより自由であって、このような立場で靖国神社に参拝することは、これまでもしばしば行われているところである。
閣僚の地位にある者は、その地位の重さから、およそ公人と私人との立場の使い分けは困難であるとの主張があるが、神社、仏閣等への参拝は、宗教心の表れとして、すぐれて私的な性格を有するものであり、特に、政府の行事として参拝を実施することが決定されるとか、玉串料等の経費を公費で支出するなどの事情がない限り、それは、私人の立場での行動とみるべきものと考えられる。
先般の内閣総理大臣等の靖国神社参拝に関しては、公用車を利用したこと等をもって私人の立場を超えたものとする主張もあるが、閣僚の場合、警備上の都合、緊急時の連絡の必要等から、私人としての行動の際にも、必要に応じて公用車を使用しており、公用車を利用したからといって私人の立場を離れたものとはいえない。また、記帳に当たり、その地位を示す肩書きを付すことも、その地位にある個人を表わす場合に、慣例としてしばしば用いられており、肩書きを付したからといって、私人の立場を離れたものと考えることはできない。更に、気持を同じくする閣僚が同行したからといって、私人の立場が損われるものではない。
なお、先般の参拝に当たっては、私人の立場で参拝するものであることをあらかじめ国民の前に明らかにし、公の立場での参拝であるとの誤解を受けることのないよう配慮したところであり、また、当然のことながら、玉串料は私費で支払われている。
以上でございます。】
上記議事録中の「特に、政府の行事として参拝を実施することが決定されるとか、玉串料等の経費を公費で支出するなどの事情がない限り、それは、私人の立場での行動とみるべきものと考えられる。」が該当部分だと考えられます。
発言者をさかのぼれば、野党側の質問を読むこともできるはずです。
昭和58年1月15日の、自由民主党政務調査会内閣部会「靖国神社問題に関する小委員会」の議事録です。
質問にも書きましたが、関連情報は不要です。質問への答えを明示願いたい。
即答、多謝です。