http://d.hatena.ne.jp/maem/20041211 で書いたのですが、「○○○を知っていますか?」という質問に対する答え方は、
「はい、知っています。」
「いいえ、知りません。」
となることを経験上知っていますが、ここで否定の場合に、
「いいえ、知っていません。」
が一般的に使われないのはなぜでしょうか。
日記を読みました。
慣用的にそういう言い方がされる、というだけではないでしょうか?特に理由はないと思います。語学というのは、理屈にあわないことが多いんです。
おそらく、外国人とか、小さい子どもは、そういう「変な」言い方をしますよね。というのは、どういう言い方が多くの人によってなされているのか知らないから。経験上、どういう言い方が多いとわかってくれば、学習しなおします。
私も外国語やっているんですが、理屈ではどうしてそういう言い方をするのかわからないことって多いんですよ。先生に「なんで?」ときいても、「みんながそういう言い方をするから」とか、いう答えがかえってきたりします。
http://www.nihongokyoshi.co.jp/manbou_data/a5524067.html
動詞の分類 5. 言語一般 日本語の構造 文法
瞬間動詞(壊れる・結婚する)は「ている」形で結果の状態を表す。
→知っているは、学問等の結果により知ったという状態を表しているのに対し、知らないというのは、継続的な状態を表現しているものであり、過去からずっと当該事象に関わる知識がない継続状態を表現しているためでしょう。
ありがとうございます。
なるほど。微妙に肯定と否定で表現のアプローチが違うってことなんですね。
Yahoo!
間に「経験」を入れるとわかりやすいかと思います。
「知る」経験をすでにしている=「知った+ある」=知っている
「知る」経験をする(now)
「知る」経験をしていない=知らない
英語などには「時制」がありますが、一種の時制の表現だと思えば
「知った+ない=知っていない」はすでに「知る」経験を過ぎているのに否定表現を使う所に無理があり、適応でないということになります。
苦しいかなー。
そうですね。「知ってない」にすると、その過去の地点を叙述するような、回りくどい言い方になっちゃう感じはしますね。
『”知っている?”という疑問の答えとして”知らない”といい、”知る?”や”知っていない”は使わない。これは、”思う””知る”等の言葉に他動性(他に働きかける強さ)が弱いためである。』
そう言われると「思っていません」、「知っていません」というと強く否定する意味がありますね。
こういうページが欲しかったっ。ありがとうございます。
そうなんですよね。もし子供からこういうことを聞かれたら、「なぜだか分からないがそう言うねぇ」位にしか応えられないでしょうね。