「下駄が足の健康によい」という話を聞いたことがありますが、なぜなのでしょうか？

URLは五本指の靴下についてですが、

下駄を履くことにも同様の効果が期待できるのではないでしょうか。

蒸れない、鼻緒を足の指でつかむなど。

下駄を履くことにより、鼻緒を挟む指の運動、足の裏が直接木の台に触れることにより足の裏のツポが刺激されるなど、血液の循環を末梢から促進し、足の筋肉の使用と相まって脳の働きを良くします。

足の裏に平らに体重がかかるので土踏まずが形成されます。

指を鼻緒に通す事や指を不自然に絞めつけない事から母指内向の矯正に極めて効果があります。

参考になりましたでしょうか。

筑波大体育学系・浅見高明教授によると、

・足の裏は体重の全てを支えており、

　様々な運動をする上において重要。

・裸足のマラソン王アべべの足は、

　足の指がまっすぐで、きちんと地面に接していた。

・逆に現代人、特に子供は、外反母趾、内反小指　などの傾向が強い。

　これは明らかに靴を履いていることの影響。

・現代人の歩行が不安定なのは、足の指が弱く踏ん張れないから。

・自然な足、強い足を作るには、裸足が一番よい。

　しかし現実には危険なので、そこで下駄が推奨される。

・ある幼稚園に下駄を配り、一定期間下駄だけを履かせた子供と、

　靴だけを履かせた子供の足型を比較すると、はっきり差が生じた。

　1年半で、靴の子は、小指が浮いた。

　これに対して下駄の子は、接地足蹠面積が増えた。

　・同時に子供たちの足の指の力を測定したところ、

　下駄の子の方が足の指の力が強いという結果が得られた。

・今の子供たちに必要なのはこの捕地能力である。

・このことは専業主婦や高齢者にも言える。

・半月下駄を履いていると、足の指に力がついて

　とてもバランスがよくなる。

・下駄を履くと扁平足になると言われていたのは、

　実際に実験してみるとむしろ逆で、

　扁平足の傾向は靴を履いている子の方に多く見られた。

といったようなことが記されています。

基本的に「踏ん張りの利く理想的な足に鍛えてくれる」

というのが、下駄の効果のようですが、

そこから得られる運動能力の向上は、

おそらく全身的な健康の増進にも役立つてくるものと思われます。

履物中底の指先部中央に間隔が先広がりになるような形状。親指を固定しながら指先を開くことによって理想的な予防及び矯正が可能。

・・というところから来ているのではないでしょうか。私は立ち仕事でパンプスで見事外反母趾になり、もうパンプスがはけずに、普通のミュールやサンダルなどのオシャレもできません（泣）

職人さんのインタビューサイトです。

履き物に対する深い考察が掲載されています。

足裏をはじめ、身体全体の温度が上昇し、さらには血液の循環が活発になる

下駄の適度な刺激がお子様の骨の成長に、また頭に刺激が伝わり体内機能を活性化する効能が知られています。

と、あります。

あのカランコロンという刺激がいいようです。

これは特殊な下駄ですが、下駄には姿勢をよくする効果があるようです。

足の親指を使うことで土踏まずができるそうです。

深いです。

おまけです。

映像をみたことありますが、すごかったです。

裸足歩行に近いからのようです。

こちらのページの中程より下部に「下駄と健康」という項目があります。

manaofruitsさんのおっしゃっていることの総合のようです。

＞毛細血管を刺激して血行を良くする。

＞台に足裏を押しつけてはくので土踏まずが形成される。

＞靴の様に足むれや水虫にもならず、自然の足を保つのに健康的な履物である。