http://knowledge.yahoo.co.jp/service/question_detail.php?queId=2905236
(これ以外の回答も見ることができます)
「社会秩序の崩壊を招く」という回答に納得しました。
ですが、他の動物は「盗む(食料を横取りするなど)」という行為がありつつも
弱肉強食の世界で、そのバランスが維持されています。
なぜ、人間のみ盗みが悪とされるのか分からなくなってしまいました。
平和を失い、文明を失い、殺伐とした世界になることは想像できますが、
原始的なヒトという種が盗みによって滅びるとは考えにくいです。
社会秩序の崩壊以外に、盗みを悪とする根拠を教えてください。
http://www.hatena.ne.jp/1124127513#
人力検索はてな - なぜ盗みをしてはいけないか?という質問に以下のような回答がされていました。 http://knowledge.yahoo.co.jp/service/question_detail.php?queId=2905236 (これ以外の回..
既得権者富の再配分の拒否。
自然界と等しい均衡では満足の出来ない富の偏重を維持するためには、盗みを重罪にしておく事はその一方策。それによって彼らは一定の安心が得られる。
その時には、庶民の間では、義賊に賞賛を贈るのだが。
個人的な意見になりますが。
そもそも法律を始め、常識や倫理なんてもの自体が、最大多数の最大幸福の為にある物だと思っています。
ですから、多数の人間にとって不利益に成る行為は、犯罪として扱われるのだと思います。
詳しくは知りませんが、過去には「間引き」や「姥捨て山」などの行為があったようですし、
これは多数の人間の生活の為に、殺人が黙認された様なものではないでしょうか?
いい例は戦争ですかね、戦争で人を殺しても罪には問われませんし、
戦争自体、大抵の場合が国を挙げての略奪行為ですし・・・
ですから、
何故、悪なのかと問われれば「現在の法律で禁止されているから」
何故、盗んでは駄目なのかと問われれば「その行為によって、不利益を被る人が存在するから」
盗みを働いては駄目かと聞かれれば「罰せられる覚悟があるなら、ご自由に」
としか答えられないかと
気持ちは凄く良く解るんですけどね
私も60億もいる人間、1人2人殺して何が悪いのかと、思っている方なので。
結局、殺されたり、盗まれたりされるのが嫌な人の方が多いから、駄目って事なんじゃないでしょうか?
まず、気持ちを理解していただけたことが嬉しいです。ありがとうございます。
>そもそも法律を始め、常識や倫理なんてもの自体が、
>最大多数の最大幸福の為にある物だと思っています。
これこそがまさに文明であり、人間ですよね。
自分がされて嫌なことは他人にもしない。
そうすることで精神の安定がはかられる。
やっぱりキーワードは「人間が心=高度な知能を持ったこと」なのかなぁ?
なんか一人でグズグズしててすみません。
ところで「常識ぽてち」というHPは面白いですね。
あとでゆっくり拝見することとします。
http://www.hatena.ne.jp/1124127513
人力検索はてな - なぜ盗みをしてはいけないか?という質問に以下のような回答がされていました。 http://knowledge.yahoo.co.jp/service/question_detail.php?queId=2905236 (これ以外の回..
社会秩序が崩壊することで治安維持コストが上昇し、ひいては生存権が脅かされるからです。仮に外出から戻ったら家中盗まれてしまうような治安状況では、泥棒対策のコストがあがります。そもそも治安がないような世界(北斗の拳みたいな)ではその日食べる物を盗まれることによって生存権も脅かされるでしょう。
人間は社会を構成する生物であり、その社会全体のコストを下げるためのルールと思います。
ご回答ありがとうございます。199X年はとっくに過ぎてしまいましたね・・・。
コスト!というキーワードが出てきました。
治安がない「北斗の拳」みたいな世界から、退化していって、人間が弱肉強食の世界に戻ることもありえるわけですよね。かといってそれが原因でヒトが滅びるわけではない・・・。
>人間は社会を構成する生物
ヒト(人間)以外にも群れを成す動物がいて、そこには独特の秩序が形成されているようですが、必ずしも「盗み」を悪としてはいないと思います。(集団の中で盗みがおきても村八分にしたり殺したりすることはない←違ってたらどなたかご指摘ください)
単純に言うと、生きるにあたって「盗まれないか」といつもビクビクしてることは大変(コストがかかる)、だからルールを決めましょ、ってことになるのでしょうか。
となると、また精神的安定のほうへ話が舞い戻るわけで。
盗みがなぜ悪なのかというと、法律で盗みを悪とし罰が定められているからであり、法律で罰せられることがなければ、盗みは悪ではなくなります。
ではなぜ法律で盗みは悪だと定められるのか。ドラマ『ドラゴン桜』によく出てくるセリフに「この世の中のルールは全てエライ奴らが作っている」というものがあります。
そのセリフからいくと、盗みを悪とするルールを作っているのもエライ人です。エライ人は大抵が裕福な人なので、その人々が自分の財を守るために盗みを悪とし、罰する法律を作った。ということではないでしょうか?
まとまらない文章ですみません。
ようするに盗んじゃダメというルールがあるから盗みをしてはいけないんだと思います。
ご回答ありがとうございます。1さんに近い回答ですね。そちらの「質問者のコメント」をご参照いただければと思います。
「なぜ盗みは悪なのか→ルールがあるから→なぜルールが生まれたか→生きるにあたって精神的安定を得るため、生存にかかるコストを下げるため」
というところまでは、なんとなく道すじができました。精神的安定を欲するのは人間だけでしょうか?動物同士が協力し合って獲物をとらえるのは精神的安定をはかり生存にかかるコストを下げていることと同じような気がしてきました。
http://www.microsoft.com/japan/
マイクロソフト - ホーム
近年に於ける、偉人、奇人、変人、罪人もさることながら
人間に於いてだけ、盗みなどから起因する自己の崩壊があると私は思う。
その自己の崩壊の因子は、人間であれば誰にでもあるものでもなく
少数ながら、その因子を発動させない事を主とし
盗みを悪とした罰を作り出したのだと考えます。
なかなか、深みのある質問で、考えさせられました。
ご回答ありがとうございます。
昨日、ウイルバーという人の心理学について触れている本を読みました。
この人の心理学の中心は「宇宙には心がある」という考えがあるそうです。
宇宙は発生してから120億年経過しているようですが、これは計算上「偶然に一個の酵素が生まれる」にも不十分な時間だそうです。なので確率的に言って偶然以外の何かが宇宙を動かしていると考えたほうが自然である、と。で、この進化の歴史の中で人類の誕生にどんな意味があるかというと「自己意識」を持ったことにある。人間の「自己意識」の発生は、宇宙そのものが自らを初めて認識し始めたことを意味している。人間は「自己意識」を持ったことで、宇宙の進化史における自己の存在の意味を知ることができるのだから、積極的にそのプロセスに参加するべきである。(「むなしさの心理学」諸富祥彦)
宇宙の歴史を途絶えさせないために、人間は自己を崩壊させてはならない
→盗みは自己を崩壊させるから悪である
「自己の崩壊」というキーワードから出てきたのはこんな結論でしょうか?
ところで「自己の崩壊」って具体的にはどんな状態を指しますか。
動物は狩猟も盗みも同じものと捉えているでしょう。ですから秩序が崩れることは無い。それに対し人間は「生産」する役目の人間がいて、それによって人間たる生活の基盤ができている。ところが盗みを良しとする世界になると、自らが「生産」するよりも、出来上がったものを盗むほうが楽だと誰もが感じるわけです。
まとめると、動物は狩猟中心のため「生産性」が薄い分問題が無く、人間は「生産」中心のため、社旗秩序が壊れると。
ありがとうございます。ええっと、少々急ぎのため、これ以降コメントが短くなることをご了承くださいませ。
「生産」と「狩猟(もしくは狩猟したものの略取)」の違いですね。
となると農耕技術を持つ前の、原始的なヒトであると盗みは悪とされないことになります。
http://knowledge.yahoo.co.jp/service/question_detail.php?queId=2...
Yahoo!知恵袋 - なぜ盗みをしてはいけないのでしょうか?
倫理的な根拠があるから盗みが悪、と考えるのではなく、盗みが悪とされる社会で我々は生きている、と考えるほうが正しいのでは?「社会的に盗みを悪とする考えが支配的である」という以上の根拠は、ないと思います。
盗みを「悪」として社会的に禁止することによって、社会の構成員は安心して富の蓄積に励むことができるようになりますから、盗みを悪とする社会は、そうでない社会と比較して、富の蓄積が進むことになります。蓄積された富は、天変地異や災害などへの備えとなり、盗みを悪とする社会に安定と発展をもたらすでしょう。
また、富の蓄積により、盗みを悪とする社会は、そうでない社会に対し経済的・軍事的に優位に立てる可能性が高くなります。
そんな理由から結果的に、盗みを悪とする社会が、人間社会全体で支配的になっていったのではないでしょうか。
ありがとうございます。4さんと近い回答ですね。
ルールがあるから盗んではダメである、と。
その結論だと、卵が先か鶏が先かという話になってきます(もちろん、それも誤りではありません)
富の蓄積が精神的安定をもたらすのは、ほぼ確実ですね。
人々はいろんなものを生み出し、知恵をつけすぎました。
そのため動物のようにただ生きるために狩るのではなく、
快楽のために盗みをしたりと、別の欲求もからんできます。
その辺が動物と人間の違いではないでしょうか?
快楽のための盗み!また新たなキーワードです。
この快楽のための盗みが5さんの仰る「自己の崩壊」とも言えるでしょうか。
簡単なことですよ、盗まれた人が嫌な思いをするからです。
例えば、あんぱんをコンビニで買って食べた人から、パンが入っていた袋を盗んでも嫌な思いをしませんが、パンが入っている袋を盗まれると嫌な思いをします。
単純に人から物を奪う行為が悪なのではなく、人が他人から奪われたくないと思っているものを奪うことが悪しき行為なのではないでしょうか。
また、盗んだ人にとっては自分は悪人ではなく、盗まれた人にとって盗んだ人は悪人となるように「悪」とは常に相対的なものであるとも言えます。だから、盗みをする人間や行為そのものが社会にとっての「悪」広く認識されているのではないでしょうか。
なので、私の回答は「盗まれた人から見ての悪、社会秩序を守ることに対しての悪だから」ということになるでしょうか。
ありがとうございます。結論はやはり「社会秩序の維持」ということですね。
少なくとも人間は自分の財産を盗まれることを「嫌」だと思います。動物もおそらくそう思います。しかし人間は、精神の安定を図るために盗みを悪とするルールを編み出した。
盗みを悪としない世界でヒトが滅びることはなくとも、人間は滅び行くであろう・・・
いつでも人の世は弱肉強食の世ともいえます。
ただしその時代時代によって強さの意味が異なります。
武士の時代は武器殺人力によってのみでしたが、今の世は体力ばかりでなく学力によっても、小兵でも五万人の手下に号令する長官になれます。
盗みというのは、ルールを無視して、相手の気持ちを考えずに泣こうが子供が死のうが、かまわずに自分の物とすることでしょう。
今の世のルールはかなり公平弱者保護の精神についた成熟したものとなっています。
根本的なことは措いて、なぜ盗みが悪いかの一つに、その人にとって個人的に有害であるということがあります。
たとえば、こそこそとしなければいけない、警察に追われる、いつか人の口の端に上り信用を失う、警察に捕まらなくても人はどこかで見ているものです、地下にも目がある世の中です、まともに努力する気がなくなる、卑しい臭いがどこらか立ってくる人もいる、神も仏もない死ねば終わりと刹那的になる、建設的社会的な活動にこころから共鳴できない、などがあるのではないでしょうか。
誰でも、あきらめないで、努力すれば報われるという信念を保ち続けられる世の中であることが一番肝心なことですが。
ええっと、未読の回答あと5件ということなので、そこまででオープンを締め切ることをご了承くださいませ。
>個人的に有害
以降の例はやはり「精神的安定を維持できない」ものばかりですね。
>誰でも、あきらめないで、
>努力すれば報われるという信念を
>保ち続けられる世の中であることが
>一番肝心なことですが。
富という概念が生まれたから、その信念が揺らぐことになったのでは、と思います。
ただその日の生命を維持するためだけに生きるのであれば、富という概念は必要ではない。盗まれたことに対し、報復は生じないはずです。しかし「精神的安定を維持する」ために富という概念が生まれてしまった。よって盗みは悪という概念が生じ、ルールという文明が生まれてきたのだと思います。
http://www.hatena.ne.jp/ダミー:detail]
人は人として、種として滅びなくても弱体化することを理解しているため、現在の種の優位性を放棄してまで現状におけるルール変更は考えられません。
盗みが正当化される場合は、同じ人間内に劣悪な環境の集団と優遇された環境の集団差が生まれている状況だと思われます。この場合、劣悪に扱われる人々は自分の利益が不当に搾取されているのだと、優遇された人々が盗みを行っているという論理で自分の盗みを正当化します。
そう考えると、固定化された社会階級というモノはそれ自体が人を異なる種として存在させているのかもしれません。
以上から盗みが悪とされる根拠のひとつとして、人は全てが同じ人であるという幻想を守るために欠かせない認知なのかもしれないという仮説はありえるかと思います。
ただまあ、最近は人類皆平等幻想も崩れてきて困っちゃったような雰囲気はかんじますけど。
>人は人として、種として滅びなくても
>弱体化することを理解しているため、
>現在の種の優位性を放棄してまで
>現状におけるルール変更は考えられません。
なるほど!!!
以降の「搾取=上流階級による盗み=下級階級による盗みの正当化」という展開には、考えが及びませんでした。
>盗みが悪とされる根拠のひとつとして、
>人は全てが同じ人であるという幻想を守るために
>欠かせない認知なのかもしれないという
>仮説はありえるかと
すげー!!!!!
現実に労働の搾取は行われているけれど、人間は平等であるという幻想を守るため(以下略)
アッタマいいなぁ、金持ち(またはエラい人)
実際に発展途上国の状況と日本の状況とを実感できると良いのですが、発展途上国の状況を一度経験すると、日本では郵便物が相手に届かないということはほとんどなく、役所でも住民票を交付してもらうのに何日も通わなければならないなどということがないおかげで高度な社会をスムーズに動かすことができると実感できるでしょう。
一方、逆であれば、ほんの小さなことをするために、無駄な時間や手間をかけなければならなくなります。
その結果、高度な社会は築けなくなります。
日本でも最近随分治安が悪くなりましたが、まだ自動販売機を戸外に設置しておくことが可能な状態です。野菜の無人直売所などもあります。
住宅街の横に農園があっても、まだ農園を要塞化するまでもない状態です。
例えばあなたの家にコンピュータがあれば、盗みの横行する社会なら安心して家を留守にできないかもしれません。
家を要塞化できない人でも、貴重品を所有できるのは、それほど治安が悪くないからであって、もしも、治安が悪い社会であれば、生産的な活動に使用できる時間が少なくなり、貴重品をなかなか所有できなくなるばかりでなく、もし所有すれば所有し続けるためのコストもまた多く必要になります。
確かに種としての人間は、そのような状況の社会でも行き続けるでしょうが、それを「人間」と呼べるでしょうか?
結局この説明は社会秩序の崩壊だとおっしゃり、それによって原始的な人間が滅びることはないと言っているのだとすれば、その通りだと答えるしかありません。
問題は、質問者さんが、単に盗みを肯定したいのか、それとも、人間社会を否定したいのか、それともそれ以外の方法で盗みはいけないと納得したいのか、がはっきりしないことにあるのではないでしょうか?
自分とすれば、生きることだけで必死な社会しか成り立たなくなることだけで、盗みをいけないことだとするに十分な理由だと考えます。
結論から言うと「社会秩序の維持以外の理由を知りたい」です。
確かに、今までの私の回答はイマイチ何を納得し、納得していないのか分からない状態で、本当に申し訳なく思っております。
もし種の存続を争点とするならば、「ヒト」は残るが「人間」は滅びる、ということで結論付けてよく、
>生きることだけで必死な社会しか成り立たなくなることだけで、
>盗みをいけないことだとするに十分な理由だと考えます。
まったく仰るとおりです。
ありがとうございます。
簡単です。
支配層に都合が悪いからです。
支配層が悪と決めたのです。
支配層イコール力ある者としても良いですが。
盗みを善とすると、誰も税金なんて払わないだろうし、だいいち商売やってる人が儲からない。
その行為が、自分たちに都合が悪くなると、法律的悪として排除するのは、支配層の常套手段です。
ありがとうございます。1さんの回答に近いですね。
富の蓄積は、英知の蓄積でもあり、ルールとはそれを維持し、人間がヒトへ戻らないための手段(文明)である。
ここまで来て、やっとこれだけの事が書けるようになりました。
>弱肉強食の世界で、そのバランスが維持されています。
弱いものは死に、滅びる、という前提でバランスが取れています。
ある程度人はそれを止めよう、という方向で生きてきたのだと思います。
哲学で言うなら、ある人の所有するものというのはその人の生活に必要な道具であり、その人の一部です。
つまり、ある人の物を盗むと言うという行為は、その人自身を傷つける、侵害する行為と言うことになります。
こういう行為は社会的にはふさわしくない、という話です。
「人をなぜ殺してはいけないのか」という質問でも書きましたが、自分のものを盗まれたくなかったら、人の物を盗むな、ということです。
「自己の崩壊」っていうのは自分が盗みをすることによって感じる罪悪感に耐え切れなくなって精神崩壊する、と言うことでしょうか。あるいは、不当な行為を繰り返すうちに悪名が付き、鼻つまみ者にされ社会的に抹殺されてしまうと言うことでしょうか。たぶん後者のほうだと思います。
したがって、盗みと言う行為は社会的に悪であり、それ以外では特に制限されないと思います。
盗みが公認の世界になっても人類が滅びるまでにはいかないでしょうが、人は他の生物と違って恐ろしいものを持っていたりします。例えば原子爆弾。これが盗まれたらどうなるか・・・。
ヒトは自己意思を持つ「人間」という存在であり、人間が生命を安定的に維持するには、ルールがあることが有効である。また、自己意思を持っている以上、進化し続ける義務(?)もしくは退化への恐怖心があり、種が滅びないからという理由によって、盗みをはじめとした悪を容認する(=退化する)には至らない。
-------
ご回答ありがとうございます。
>哲学で言うなら、ある人の所有するものというのはその人の生活に必要な道具であり、
>その人の一部です。
>つまり、ある人の物を盗むと言うという行為は、
>その人自身を傷つける、侵害する行為と言うことになります。
すみません、ここの意味がちょっと分からなくて・・・
ええっと「ある人の一部を盗むことは、その人(=自分?)を侵害する」という行為、
ということでしょうか?なぜ、そうなるのでしょうか。
今、見えかかってるけど、具体的に言葉にできない・・・もどかしいっす!!
これが分かれば「何故人を殺してはならないか」にも明確に回答できるのに!!!
こういう回答が来ると思っていました。
(意外に少なかったけど)
自分のものを盗まれたら嫌だと感じます。
では、その復讐としての盗みの位置づけはどうなるのでしょう?
また、危機的破滅的な状況の中での生命維持のための略取の位置づけは?
この回答は「社会秩序の崩壊以外の、盗みを悪とする根拠とは?」という問いに対し、
「社会秩序が乱れるからに決まってんじゃん!」と言っているに等しく、まず質問の意味から理解していただけていないものと判断します。(よって残念ながらポイントを差し上げることが出来ません)
そもそも、この類の「悪いことだと分からないなら、自分でやってみろ(あるいはやられてみろ)」という回答は、もはや回答とは言えないでしょう。体験しても尚、気付きを得ない場合もありえるし、何より誰かが気付きを得るために、犠牲を払う(※)ことを容認することに他ならないからです。
※現在「盗み」は大多数によって悪と認識されているため、「犠牲を払う」という表現を使用いたしました。
私は、「盗みは悪くない」とは思っているわけではありません。「盗みを悪とする根拠」を知りたいだけです。
あえて言うのなら、あらゆる動物の中で、なぜヒトだけが、盗みを悪としたのかを知りたかった、ということになるでしょう。
余計なお世話かもしれませんが、大学二年生(質問履歴を拝見しました)にしては、幼い回答だと思われます。
精神科へ行けば、医師が善悪の根拠をすべて解明してくれるとお考えですか?
精神科の治療は善悪を理解させるというよりは、カウンセリングや薬の処方により、脳分泌物の制御をはかるものと、私は認識しています。
精神疾患(のある人)への差別的な偏見を受け止めましたので、厳しいコメントをさせていただきました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%83%B...
トマス・ホッブズ - Wikipedia
このURLも参考になると思いますのでお時間ありましたら目を通してみてください。社会契約論を唱えたホッブスです。
動物界では弱肉強食、つまり弱いものは略奪されて然るべきであり、強いものは弱いものの命を奪ってでも生きる権利があるという不文律があります。そのため、動物は全て強いか弱いかによるヒエラルヒーが厳然と存在します。
しかし、人間は不平等であるということを認めようとはしません。ゆえに、平等な人間間で盗みという越権行為を行うことは悪とされているのです。
勿論、人間は不平等であるために隠されたところで略奪は行われています。
ご回答ありがとうございます。
ホッブズ・・・リヴァイアサン・・・懐かすぃですね(遠い目)
中学の頃は何のことかサッパリ分かりませんでしたが(今もよく理解できてないけど)
-----以下引用-----
『リヴァイアサン』では、社会を万人が万人に対する闘争状態にあると特徴づけている。 ホッブズは、人間心理を考察し、人間は自然権を持っているが、自然状態のままに置いておけば「万人の万人に対する闘争状態」を招かざるをえず、死の恐怖を回避するために、社会の構成員が契約を結び(社会契約)絶対的な「主権」を確立する必要があると説いた。
------------------
「死の恐怖を回避するため」というのは、前に出てきた「精神的安定」とほぼ同意義と言っていいかもしれません。
>しかし、人間は不平等であるということを認めようとはしません。
これは、11さんの仰っていた「人は全てが同じ人であるという幻想」にあたりますね。
ホッブズがリヴァイアサンを発表したのが1651年・・・私(と皆さん)が考えてる今、2005年。
果たしてヒト(人間)は全て平等であるという概念は真実なのか幻想なのか。
幻想だったとして、それが崩れ去ったとき、「人間」は次にどんな方法で、その生命を維持していくのでしょうか・・・。
秩序の崩壊以前に、社会自体が崩壊するリスクがありますね。即ち、窃盗を合法化した場合、物が欲しい場合は、自己の労働の対価としての賃金により購入するのではなく、自分の欲しいものを窃盗により手に入れるという行動が横行し、労働意欲の低下→生産性の低下→経済市場の崩壊となり、社会が崩壊してしまうと言うリスクがあるからでしょう。
<<16さんへの回答>>
ご回答ありがとうございます。
ホッブズ・・・リヴァイアサン・・・懐かすぃですね(遠い目)
中学の頃は何のことかサッパリ分かりませんでしたが(今もよく理解できてないけど)
-----以下引用-----
『リヴァイアサン』では、社会を万人が万人に対する闘争状態にあると特徴づけている。 ホッブズは、人間心理を考察し、人間は自然権を持っているが、自然状態のままに置いておけば「万人の万人に対する闘争状態」を招かざるをえず、死の恐怖を回避するために、社会の構成員が契約を結び(社会契約)絶対的な「主権」を確立する必要があると説いた。
------------------
「死の恐怖を回避するため」というのは、前に出てきた「精神的安定」とほぼ同意義と言っていいかもしれません。
>しかし、人間は不平等であるということを認めようとはしません。
これは、11さんの仰っていた「人は全てが同じ人であるという幻想」にあたりますね。
ホッブズがリヴァイアサンを発表したのが1651年・・・私(と皆さん)が考えてる今、2005年。
果たしてヒト(人間)は全て平等であるという概念は真実なのか幻想なのか。
幻想だったとして、それが崩れ去ったとき、「人間」は次にどんな方法で、その生命を維持していくのでしょうか・・・。
<<17さんへの回答>>
ご回答ありがとうございます。
社会の崩壊とは、人間の崩壊ということですね。
ヒトという種は存続するが、人間は滅びる。
そういったことと受け止めます。
うろ覚えですが
「もし世界が100人の村だったら」とかいう空想があったと記憶しています。
もしも・・・だったら・・・・
なんていうのは、ゲンジツにありえないからこそ、いろんな例えに使われるわけなのですが
個人的な意見として、もしもの世界をそんなに空想したいなら、100ではなく、せめて10人くらいにしとけばもっとリアルになるのです。
ほんとうは、家族的単位のじいちゃんばあちゃんかあちゃんとうちゃんばかむすこばかむすめの6人くらいならもっとリアルですが。
で、もしも世界が100人の、、、という空想は、あくまで考えた人が、一日三食を喰えず、病院に行けず、学校に行けない何人かにはあてはまってないわけで
そんな空想を人に押し付けるのはやめてほしいと思ったのは僕だけではあるまい
さて、世界が6人の家族で成り立っていると考えてみると、コロシも横領もしないだろうね
というより
横領(盗み)があっても、別に「ああ、またあのバカ息子が冷蔵庫から盗み食いしやがった、ふんとにふてえやろうだ。ぷんぷん」
で済む問題なわけで、
盗みが悪いいうような風潮があるうちは、
「世界が100人の村だったら」なんてことを空想してエキセントリックになってるのはちゃんちゃらおかしいわけで
世界が100人の村で、三食まともに喰えず、病院にもいけず、学校にもいけない可愛そうな子供たちのことに胸を痛める気持ちがあるなら、盗みくらい大目にみろよっ!っていいたいのです。
社会秩序がどうたらこうたらいうまえに、三食まともに食えず病院にもいけず、学校にもいけない子供たちをなんとかしなさいよ、ってことです。
で、そういう可愛そうな子供たちは盗みなんて卑劣なマネはしないわけで、もし、そんなエネルギーがあるなら、それこそ弱肉強食の世界、奪い合って、そして略奪に勝った者が生き残り、負けた者は死を待つのみではないか。
そんな弱肉強食の凄まじい世界に生きたことがないから、盗まれただけで社会秩序が崩壊する、なんてねむたいことをいっているのです。
盗むやつ(手癖のわるい)やつは盗むし、そうでないヤツは盗むことはありえない。
ライオンとハイエナの関係のように、横取りするヤツとそうでないヤツがいて秩序は成り立っている。
ひとまず法を度外視して思うに
したがって、盗みたいヤツには思う存分盗ませてやればいいのであって、盗まれたくないのであれば盗まれないように対策をすればいい、ただそれだけのこと。
ちなみに、僕はかさを何度も盗まれたし、自転車も3度盗まれたことがある。
もちろん、駐輪の際、鍵などかけていない。
そんなに欲しけりゃもってけドロボー!てな気持ちでいつも自転車から降りている。
>さて、世界が6人の家族で成り立っていると考えてみると、コロシも横領もしないだ
ろうね
残念ながら口減らしはかつて横行していましたね・・・姥捨て山とか。
>世界が100人の村で、三食まともに喰えず、病院にもいけず、学校にもいけない可
>愛そうな子供たちのことに胸を痛める気持ちがあるなら、盗みくらい大目にみろよっ
>!っていいたいのです。
ええっ!?(これは意外な展開だッ)
>社会秩序がどうたらこうたらいうまえに、三食まともに食えず病院にもいけず、学校
>にもいけない子供たちをなんとかしなさいよ、ってことです。
あのぅ・・・それは「持てる者」と「持たざる者」の差を撤廃せよ=人間の平等を実現しろっ!ということでしょうか?
>盗みたいヤツには思う存分盗ませてやればいいのであって、盗まれたく
>ないのであれば盗まれないように対策をすればいい、ただそれだけのこと。
持てる者が財を盗まれたところで死にゃしないんだし、盗まれることで(生命その他の)危機を感じるなら自衛しろ、と。
つーか『与えよ、さらば与えられん』って言葉もあるくらいだし、むしろ与えるくらいの気概でいろよ、と。
そんな感じかなぁ(苦笑)
それって社会主義・・・ですよね?
でも富を平等分配する社会主義は、もはや崩壊していますよね。(ソ連とか)
100人の村の話を6人家族に凝縮してきたあたり、おそらくcxj02436 さんが
「富はすべての者の共有物である」という考えから来ていると思うんですね。
ところが「人間」は自己意識を持ち、所有(独占)という概念を身につけてしまっているんです。
これが「ヒト」と違うところです。
だからやっぱり、なぜ盗みが悪とされているかといえば
「人間が人間であるため、ヒトや動物に退化しないため」と言えるのでしょう。
ヒトが「社会」「秩序」を持った存在が人間であるわけだから、
結局のところ、「社会秩序の維持」ってことじゃん、と叱られそうですが・・・。
でも、あなたの考え方はとても面白い!文章も面白い!
最後の最後に、楽しい回答をありがとうございました。
あ、でも自転車の鍵はつけたほうがいいと思いますよ(笑)
人間が人間でありつづけ、宇宙の更なる幸福な発展のためにもね(壮大すぎ?)
さて、この質問はここで締め切らせていただきます。
数多くの皆様のお知恵を拝借することが出来、心から嬉しく思っています。
「結論出せよ!」とツッコまれそうですが、
それはある程度整理の時間が必要ですし、
また、実を言うと答えを1個に集約するというよりは
多くの方の考えを聞くのが当初の目的でありました。
ポイントについてですが・・・
どの方も真剣にお答えいただき、甲乙つけがたいのです。
「ポイントは差し上げられません」と回答した15さんについても、
このような回答が出てくることは想定していましたし、
なぜ、このような回答を良しと出来ないのか、自分なりに整理をつけることが出来ました。
よって、全ての回答者様に平等に分配させていただくことにします。
何卒、ご理解・ご了承くださいませ。
本当にありがとうございました。
ありがとうございます。メチャクチャ噛み砕いて言うと、人間の所有欲を満たすためということでしょうか?精神的安定を得るために考えられた「一方策」ということですね。(義賊に賞賛を贈るというパラドクスが成立しちゃうのがこれまた皮肉です)
そういえば動物って、精神的安定を保つための方策を施してるんでしょうか?それとも精神的安定を保つ方策こそが文明というのでしょうか・・・そもそも動物に精神的安定ってあるのか?
これって「殺人は何故悪なのか」って質問と同じだと思うのですが、結局のところ答えは「(文明を持つ)にんげんだもの」ってとこに集約されていってしまうんですかね・・・。
人間はどうして動物と同じように生きてはならないのでしょうか?というか、なんで人間だけ文明を持ったんでしょうか?
ああ、質問の趣旨がどんどんズレていく(涙)