社会的に全く違う2人の恋とか結婚とかについての、ブログ・HPを紹介するか、もしくは(本人または知人の)体験談をここに書いて下さい。

具体例とは逆ですが…。さらに「世間体が悪い」という部分はないのですが…。

私の知人（親くらいの年齢）の方の話です。

男性：中卒の職人さん

女性：大卒、かつ実家は大金持ち→お嬢様

二人は遠い遠い親戚にあたります。親族の集まりか何かで初めて会い、男性が女性に一目ぼれ。なんて素敵な人なんだろう！と思ったものの、かなり遠距離だったため、一度は諦めました。しかし、どうしても彼女が好きで好きで…なんと男性は上京してしまいます。

すぐに彼女に会いに行き、彼女に告白。

しかし、悲しいことに彼女は男性のことを覚えてもいませんでした。それでも男性は諦めません。毎日毎日、彼女の大学に行き、帰ろうとする彼女を見つけては告白。…雨の日も風の日もそれは続きました。

余りの熱心さに、いつしか彼女も心を打たれ、付き合うようになりました。

しかし、男性の実家は遠く離れた場所。家業を継ぐためにいずれは帰らなくてはなりません。大事に育てた娘が、遠い場所に嫁に行くかもしれない！！ということで、二人の交際に女性の両親は猛反対。散々説得しましたが、彼女の両親が結婚を許すことはありませんでした。で、二人は駆け落ち。やがて３人の子供を持ち、その子供たちを連れて両親のところに挨拶に行きました。

「幸せに暮らしているのなら…」

かわいい孫の姿に両親の怒りも解けました。今でも二人は幸せに、仲良く暮らしています。

男性のほうが酔ったときにこの話を聞いたのですが、彼いわく。

「今で言えばストーカーだな。毎日大学から家まで、ついていってたし。ひたすら結婚しよう、結婚しようって言ってみたんだけど。粘りがちだね」

とのことでした。その話を聞いた際は奥様もご一緒でしたが、

「いやもう本当にしつこくてびっくりした」

とのことでした。

３０年位前の話ですが、今よりも「家柄」とかいうことに厳しかった時代のようで、遠い親戚といえどもその「家柄」の違いで若干揉めたりもしたようです。

ＵＲＬはダミーです。

今から書くお話は私の知り合いのお坊さんの話です。その寺は1000年ほどの歴史を持つ古刹であり、大正時代からは代々世襲で護ってきています。

一昨年、その方は同じ宗派の住職方と会議がありそのあと懇親会ということでラウンジに行きました。そこで横についた女性は大変可愛らしい方だったそうです。話を聞いているうちにその身の上の切なさにお坊さんは大変心が痛み、しかし、一期一会の出会いと思い帰られました。

それから一年ほどした後、一人の女性が厄除けの祈祷に来られました。応対に出て驚いたことに一年前に相手をしてくれた女性だったのです。そして、いろいろとお話をするうち、定期的にその女性は相談に訪れるようになりました。そしてお寺の行事などのときにお手伝いをするようにもなり、坊さんの御両親も大変気に入られ、是非お嫁にということになりました。女性も小さいころから家庭に恵まれなかったこともあり、お坊さんの御両親を大事にされ、御両親も非常に可愛がられています。世間的には水商売というとイメージが悪いものですが仕方なくそこで働かれている方もおられます。そのような先入観で人を判断してはいけないなと思う出来事でした。