どうしてスーパー銭湯やプールなどでは刺青やＴＡＴＴＯＯの入った人の入場を断っているのでしょうか？

「刺青：刺青は長い間ヤクザのシンボルとなって来た物で、日本ではまだまだ市民権を得るまでには至っていません。体に刺青が入っていると、温泉や銭湯、プールなど肌を露出する場所に出入り出来ないことがあります。これは日本人のみならず、外国人に対しても同様です。刺青には汚名が着せられているのです」

つまり一般市民が怖がり、銭湯やプールの客数が減るのを防ぐためです。

裁判が起きております。

論点はこういうことらしいです。

恐らく、そのような刺青などをしている人は暴力団関係者や不良などの、社会的に不適合な人である可能性が大きいという一般的な先入観があって、客の間でのトラブルや、銭湯側とそのような人側との間での不要な混乱を避ける為ではないでしょうか。

一般客としても、すこしそのような人には怖く思うでしょうし。

「暴力団、並びにその関係者とみなされる方、

刺青(タトゥー)及び泥酔の方は、

ご入館を固くお断りいたします。」

という文言からもわかるように、

基本的に刺青＝暴力団、あるいは他の客に迷惑を掛ける存在、

という考え方が理由になっているようです。

こうした刺青お断りの措置は、スーパー銭湯などに限らず、

ゴルフ場などでもよく見られます。

これは警察主導で組織されている各地の

「暴力団排除対策協議会」などでの申し合わせが

下敷きになっているようです。

こちらの「地域における暴力団排除活動」あたりに

そうした地域や業界による暴力団排除活動のあらましが述べられています。

しかし・・・・TATTOOイコール暴力団って・・・・。

ちょっと関連づけが乱暴すぎる気はしますね(^-^;

URLはダミーです。

やくざのシンボルが強いんだと思います。銭湯や温泉もサービス業ですし、一般の人に引かれて来なくなったりしたら嫌だからでしょう。

しかし日本はタトゥーだのピアスだのに若干厳しすぎる気はします。

けれど、私の知り合いが刺青(ほんとタトゥーって感じのものを体に３つ)入れているのですが、

温泉好きで、「別にどこ行っても平気だよ。何も言われないし」だそうです。

場所にもよると思いますし、ひょっとしたら刺青の種類にもよるのかもしれません。

URLはダミーです。

私は女ですが、スーパー銭湯で、弁天様の立派な彫り物の女性にお会いしました。

とてもおきれいな方でしたし、私、密かに見ほれてしまったのですが、注意をされていました。でも、亀の甲羅のように、バスタオルを背負ってサウナにいらっしゃったのは、痛々しいくらいで、偏見だなあと痛烈に思いました。

多少、田舎でしたが、その言い分からすると、

警察関係の申し合わせがある、という雰囲気と、

明らかに、水商売とか組関係者へのすり込まれたような偏見があるような印象を受けました。

女性の場合、小さな彫り物が内股とか、二の腕にあったりする場合もありますが、注意されることはあまりないような気がします。うちの近くのスーパー銭湯の常連客に、かなり大きな腕輪の形の男名前の入った彫り物のある方がありますが、別に、普通に入っていらっしゃいます。

女性の方が、きっと、彫り物と外見の印象の相乗効果って言うのがないからかもしれませんね。

私自身は、とび職さんだったり、ただ、お好きで彫り物がある、という方も存じ上げていて、正直よけいなお世話だよ、と思うこともありますが、海水浴場などで、そういうものを背負った方が、傍若無人に人に迷惑をかけているのをみると、仕方ないかなぁと思ったり。

もしかしたら、恣意的に人を見て運用してるところもあるんじゃないかと思っています。

具体的に言うと、彫り物＋パンチパーマはアウトとか、彫り物とごく普通の奥さん風の印象はセーフとか。彫り物のサイズにもよるかもしれませんね。

経験談ばかりですが、お役に立てば幸いです。

↑こういうサイトもありますので、ご参考に。

入場禁止の理由は、他の回答者の記述どおりだと思います。刺青を自分の肌に入れること自体は違法ではありませんが、他人の肌に針で彫る行為は、違法だという通達が厚生労働省から出ています。NYでも1996年まで違法でした。

一般に、公立の施設では、人権という建前上、表立って断られないようですが、民営の施設では、断るケースが多いようです。ちなみに東京ディズニーランドもTATTOOが見える格好で入場しようとすると、断られます。（うわさでは、特別なお土産をいただけるとか）ですが、見えない格好なら、たとえ全身に入っている人でも楽しく遊んでますよ。

なお、献血や針灸などで、刺青の人が断られる理由は、B型肝炎やHIVなどに感染している可能性が高いからです。今のTATTOOショップでは衛生管理がきちんとしていますが、ウィルス性肝炎やHIVの危険性が認知される以前（90年代以前）は、針の使いまわしなどによって、人から人へ血液感染したケースがよくあったようです。

すいません。二度目になります。

> 実際に利用の仕方に問題があったのなら出て行ってもらうべきでしょうけど、

> 何もしてないのにツマミ出されるのが腑に落ちないんです。

私も全く同感です。

私は以前、土建のバイトをやっていたことがあります。

そこには見事な彫り物の兄ちゃんがいました。

非常に真面目な人で、とにかく率先して体を動かす。

真冬の現場でも一人で汗を掻いてましたね。

そして現場の仕事に必要な様々な資格も

熱心に取得していました。

実に好感の持てる人でした。

同級生にも刺青入れてるのがいます。元極道です。

一度は拳銃の不法所持で塀の中にも入ってますが、

その後は真面目に働いて、今では立派な家庭を築いています。

彫り物は簡単には消せないけれど、人間はいくらでも変われるんですよね。

しっかり堅気になって、誰よりも真面目に働いていながら、

背中に彫り物を背負って生きている人もいるんです。

また、私はスパが好きで、よく足を運びますが、

ある時、風呂上がりに碁を打ったのが縁で

意気投合したおっちゃんがいたんです。

で、おっちゃん、一緒にもう一風呂いこか、と誘ったら、

ひょいと肩口を見せて、ワシこれだから、と。

おっちゃん、なんと現役の極道だったんです。

それでもみんなが楽しくやっている場所が好きだから、

風呂には入れないけどコレ隠してよく来るんだよ、

と笑ってました。

人の楽しんでいる姿を見ることが好きなんだと。

そういう場にいることで癒されるんだと。

こんなふうに誰よりも善良な客として

その場にいる極道もいるんです。

もちろん組織としての暴力団は根絶されるべき存在です。

しかし、刺青を差別的に扱うことでそれがなされるとは思えません。

むしろ本当に暴力団の根絶を果たそうとするなら、

彫り物を入れていても小指が欠けていても前科があっても、

ちゃんと堅気になれば社会に受け入れられる

という保証を確立していくこと。

真面目になろうと望む人達をどんどん組織から離脱させていくこと。

そっちの方がよほどに大切です。

その点で、刺青差別は、暴力団根絶のためには

逆効果をおよぼすものと、私はそう思っています。

ましてや、極道のモンモンとは意味の違うTATTOOで、

その人となりを判断しようとするのは乱暴すぎます。

なぜ刺青やTATTOOが入った人の入場が断られるのか。

それは前回答に掲げた通り、警察主導で作られた

暴力団対策組織の申し合わせということですが、

その根本には、形式的に何かをやっておけばそれで済むという

典型的な行政の官僚体質があるものと思われます。

どう考えても、真剣に暴力団の根絶を目指すために

考え抜かれた対策とは思われません。