かかるでしょうか?(過去3年間に限定、作業時間は8時間/日)
消去されたメールを復元すれば、その脈絡が解析できるでしょうか?
大量文書の照合を要する解読作業は、はたして可能でしょうか?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060118-00000064-mai-soci
http://www.hatena.ne.jp/1135834232
http://www.hatena.ne.jp/1137711165#
人力検索はてな - 10人の役員が交わした10万通のメールを、すべて読むには何日間 かかるでしょうか?(過去3年間に限定、作業時間は8時間/日) 消去されたメールを復元すれば、そ..
まず、メールの重要度を判定しながら、必要なメールを確認するのに
1通あたり10秒として10万通を見るには
278時間かかります。
そしてそのうち疑惑のある文書については印刷するでしょうから、この中で2割の疑惑文書を印刷するとして、一通10秒かかかると
56時間かかります。
この中で証拠になりそうな文書を再度読み込んでいくと判定に一通あたり1分かけるとすると333時間かかります。
最終的にこの1割の文書が重要証拠物件で裏づけが必要と考えると2千通になりますが、この分類作業は時間がかかるでしょう。
一通あたり10分で行うとして
333時間
合計するとなんとぴったり1000時間になりました。
一日8時間なら125日かかります。
10名で行って土日休めば二週間半で分析完了です。
#無粋なツッコミなのでポイント無用です
えー、このような場合の分析というのは、単に”読む”のが目的なわけじゃないですよね。
例えば、
「先日の例の件、結論として案2を採用しましょう」
などと書かれたメールはどう解釈すべきでしょうか?
もしかしたら、核心部分で決断を下したメールかもしれませんから、意味不明だからと言って読み捨てるわけにはいきません。
目を通すだけなら1秒とかかりません。
しかし、「先日とはいつ?」「例の件とは何?」「案2とは何?」を一つ一つ明確にしていかなければならないのです。
単にメールに目を通して確認するだけであれば大した量じゃないんでしょうけど。
実際にはそう簡単じゃないでしょうね。
それ以前に、暗号化されていたりという可能性もありますしね。
いずれにせよ、非常に根気の要る厳しい作業ですよ。