WindowsXP対応のWEBブラウザを熱心に研究していらっしゃる方に質問です。

Firefox に出来て Opera や IE 系ブラウザに出来ないことはブラウザのトータルカスタマイズでしょう。

唯一ソースコードが公開されて居る為、やろうと思えば何でも出来てしまいます。

（企業秘密を必要とする物等を除けば。）

あまりに多彩な拡張が用意されている為ここに全て説明するのは困難ですし、私も把握し切れておりません。

これら数多くの拡張には他 3 ブラウザで実現できない機能が多く含まれるはずです。

幾つか上記サイトでも紹介されておりますし、公式サイトからも多くの拡張機能を探すことが出来ます。

是非実際に参照してみるのがよろしいかと思います。

少なくとも労を惜しまず「多機能」を追い求めるのであれば Firefox は最良の選択肢に違い有りません。

また、現状意図されたデザインを最も再現できる確率が高いのは Firefox ブラウザでしょう。

Firefox は最も標準準拠度が高く、万一 Internet Explorer のみを対象として作られたサイトに出逢ったときでも IE Tab でそれを回避することが出来ます。

一応 Lunascape も Firefox と同じ Gecko エンジンで表示可能ですが、どうしても更新時間に差が生まれると考えられます。

以下、一般に導入しやすい形で提供されてることを私が確認していない機能について Firefox で実現できないとして回答致します。

Opera は先進的な機能をいち早く取り入れることが多いブラウザです。

Opera でしか出来ない機能としては以下の物があるでしょう。

「声による操作」

流暢な英語で Opera に話しかければ Opera はその通りに動いてくれます。

また、音声操作の規格に対応しています。

DEMO : http://www-306.ibm.com/software/pervasive/multimodal/demos.shtml

「メール機能」及び「コンタクトの管理」

フォルダの概念を持たないメーラーは他に Gmail 位でしょう。

（ Gmail は確か Opera の M2 をインスパイアしていた筈です。）

またメーラーと IRC によるチャット機能が統合されている為、メールアドレスと IRC 上での名前を一元管理できます。

これは拡張が分かれている Firefox にはまねできない芸当です。

「マウスジェスチャ」や「キーボードショートカット」に全機能をもたせることが可能であり、その全てを自在にカスタマイズ可能。

隠された機能として Opera から Windows を操作することも可能です。（終了とかいった動作）

右クリックメニューのフルカスタマイズ

JavaScript を埋め込むことも可能です。

一覧性の高い Link 要素によるナビゲーションの提供

実際に下記ページにて図をご覧になるのがよいでしょう。

http://car.s35.xrea.com/better/link.php

レンダリング（表示）の軽快さ

上記サイトによるとレンダリングはこれらのブラウザの中で最も早いそうです。

トータルでのメモリ消費量が小さくなる、筈。

調べたわけではないので断定は出来ませんが、少なくとも他の 3 ブラウザではメーラーの起動が必要となりますので複数のアプリケーションを起動することとなります。

そうなるとおそらくはメモリ消費量が Opera 単体に比べると大きくなってしまうことでしょう。

IE コンポーネントブラウザであるため、企業の公開するツールバーをそのまま導入できることが多いのが大きな利点です。

人によっては「国産」に惹かれるかもしれません。

この選択肢の中では唯一 Gecko エンジン（ Firefox のエンジン）と Internet Explorer のエンジンを同じインターフェースで扱うことが出来ます。

これは大きなメリットでしょう。

但しこの点は時期に Firefox の IE Tab 拡張が改善されることで問題ではなくなることでしょう。

インターネットエクスプローラーのもつ「機能」はその性質上全て Lunascape に含まれます。

が、一応利点を挙げることとします。

まず、インストールが不要です。

これは大きなメリットです。

また、大半の初心者向け解説は Internet Explorer に基づいて記載されています。

これも初心者にとっては重要なチェックポイントであり、大きな利点であると考えます。

手軽なカスタマイズ、そして必要十分な標準規格への準拠。

（ Internet Explorer の標準準拠度は悲惨な物です。 ）

これらから私は Opera ブラウザを愛用しております。

全てをキーボード及びマウスジェスチャで操作できるのは便利としか言いようがないのです。

また、一旦フォルダの概念を捨てる事に味をしめてしまった為、他のメーラーに移れなくなってしまったという理由も少しばかり有るのかもしれません。

　Firefoxは、Geckoエンジンを搭載したブラウザの中でもプラットフォーム間の移植が盛んなので、普段とは違うOSでも使えるポータビリティについては追随を許さないと思います。

　Operaは、携帯電話でも使用でき、ウェブ標準への準拠度が今回の四つの中では今のところ総合的に高いと思います。おそらく、PCでも携帯電話でも同様な表示を求めるならOperaが最も適しているのではないでしょうか。

　Lunascape3は外側が国産ですから、はじめから日本語に完全対応しているすべての拡張を唯一求めることが出来ると思います。

　IEはWindowsUpdateなどのActiveXなどを使用したWindowsに密接な機能がありますので、特徴的だと思います。

私のお勧めは通常のブラウザならFirefox、テキストブラウザならw3mです。

　FirefoxはIEからの以降が容易で、nightlyビルドなら最新のウェブテクノロジーをいち早く試すことが出来ます。

　w3mは動作が非常に軽快で、画像を切ればアクセシビリティのチェックにも最適です。

あまりごちゃごちゃとした説明は得意ではないので、簡潔に述べさせてもらいます。

普通のブラウザとしてお勧めできるのは、現状ではやはりfirefoxでしょう。

このブラウザの特徴はすばらしい拡張性で、それはIE、その他とは比較になりません。

ただし、逆にいうと無限に拡張、無限にたくさんのエクステンション（プラグイン）があるので、どれを入れたらいいのかわからないという面もあります。

私が使っているプラグイン機能では、次のようなものがあります。

・ftpソフト機能。通常のftpソフトのような多彩な機能がfirefoxの中から使えます。

・ツールバーのようなところに、cookieやjavascript、キャシュクリアその他のオンオフを切り替えるボタンを多数配置できる。設定画面を出す必要がありません。

・設定画面でもcookieやjavascriptをサイトごとに許可するかしないか設定できる

・タブの動作をいろいろにカスタマイズできる。

一方、firefoxのマイナス面としては、IEに較べて、まだ開発途上ということもあり、落ちる頻度がやや多いということです。

あと、IEに特化したサイト（少ない）では、IEと表示が同じにならない。

最後の点は重要で、これは主にIEがわざと標準のスタイルファイルをはずして、独自の実装をしているためです。IE6がこれをやりました。だから、標準のスタイルファイルでは、firefoxやopera、IE5、その他ではちゃんと表示できるのに、IE6では変になることがありました。しかし、この方針をマイクロソフトは改め、IE7では標準のスタイルファイルを採用するようです。

結論として、将来性や拡張性にこだわるなら、文句なくfirefoxを使い、なにか上手く行かないときのみ、IEを立ち上げる使い方がよろしいと思います。

上記はおまけで、ひとつのバイナリでMacとPC両方で使えるfirefoxです。

>Lunascape3では、お気に入りの頻度（クリックした回数）の管理ができますが、firefoxを拡張することによって、その機能を持たせることはできるのでしょうか？

それは聞いたことないですね。

ただ、自分には興味のない機能なので調べたことがないというだけです。