トリノ五輪でマスコミは「メダル！メダル！」と言ってますが、メダルを取ったらその選手以外にどんな良い事があるんですか？日本の事例でお願いします。

視聴率up。

URLはアテネ五輪の時に書かれたものですが、

オリンピックでの獲得メダル数とＧＤＰ伸び率とには関連がある、

という見方があるんです。

ただでさえ国民の間にお祭り気分が盛り上がって

閉塞感を打ち破りますし、身近な例でも、

今回もあちこちのお店で、メダルが出たらその日は大売り出し、

などというキャンペーンが始まっています。

集客のための絶好のイベントになるわけです。

おまけに冬季五輪ならスキー場もスケートリンクも

盛り上がりますしね。

もちろん、選手の活躍によって得られるスポンサーやマスコミの利益、

スポーツ振興の気運が盛り上がることによる経済効果なども

大きなものが予想されます。

選手の一人一人にはスポンサー企業がついていますので、メダルを取って騒がれればその企業にとってもの凄い宣伝効果となります。

選手は金メダルを取っても１００～２００万円程度の報酬ですが、スポンサーの利益は数千万どころか数億、数十億というものになります。

地元地域の活性化＝村おこし

選手の町では大イベントですね。

それで田舎が活気付きます。

そしてマスコミは新しいスターが登場します。

低予算でスターを作り上げれば番組構成がよくなります。

バラエティでもスポーツ番組でもドキュメンタリーでも少ない予算で高視聴率の番組が出来ますね。

経済効果はもちろんでしょう。

及川の「びっくりドンキー」は最高でしょう。

これでメダルなら数千万円のコマーシャル効果があるでしょう。

あと競技団体のメリットも大きいでしょう。

メダルとった競技団体にはいろいろなところから、強化予算が組まれます。選手育成という名目で、その団体が盛り上がるので、関係者は必死でしょう。

他の国では国の名前も売れるでしょうから国家としては大変なことですよね。