はてなサマーインターン2011

最前線の現場でWebの技術やエンジニアリングを学べる場として、はてなでは2008年から毎年「はてなサマーインターン」を実施しています。2011年のインターンには、初の女性を含む10人の学生が参加しました。そんな今年のインターンについて、代表取締役社長の近藤が語ります。

“自分の作ったサービスがリリースされる瞬間”を体験してほしい
Interviewer:sallymylove

2008年から始まったサマーインターンですが、はてなではこのインターンをきっかけにスタッフになったメンバーがとても多いですよね。

近藤 2008年は開発拠点を京都に移した時期で、たくさんのエンジニアに京都に来てほしいという思いでインターンを始めました。一緒にもの作りをする中で、お互いのことをより深く知れる機会になっています。

“はてなのインターンならでは”のポイントはどこですか?

近藤 はてなのインターンでは、Webサービスを作ってリリースするまでの課程を一通り体験してもらいます。“自分たちが作ったものが実際にユーザーに向けてリリースされる”というのは、参加者にとって大きな経験になると思います。採用の面だけではなく、「Webサービスってこんなふうに作っているんだ」という経験を参加者に持ち帰ってもらうことが重要だと考えています。

今年で4回目の開催ですが、昨年からの変更点や、印象に残ったエピソードはありますか?

近藤 今年はエンジニアインターンでは初めて女性の参加者もいて、個性豊かな面々がそろいました。昨年までのインターンは技術的な講義が中心でしたが、今年は“Webサービスの企画・設計”について考える講義を初めて取り入れました。これが予想以上に面白くて、僕たちだけではとても思いつかないようなアイデアがインターン生からどんどん出てきたんです。若い感性ならではの発想に驚かされるばかりでした。この講義が後の開発でも生かされていて、今年はインターン生が考えた企画を元にリリースした機能もありました。

「はてなのインターンに参加したい」と思っている人に伝えたいことは何ですか?

近藤 はてなでは、技術力が優れている人はもちろん、まだ技術力に自信がなくても、はてなの仕事に本気で興味を持ってくれる人、何かやらかしてくれそうな潜在的な力を秘めている人と一緒に働きたいと考えています。インターンでは技術面の不安をできるだけ取り除けるように、事前の課題や開発前のカリキュラムでフォローしています。来年のインターンも今年以上に面白いものにしたいので、Webサービスを作ることに興味がある人はぜひ参加してください。

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