近藤代表を囲んで、はてなで働く理由について語リ合いました。
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近藤淳也
代表取締役
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エンジニア
2006年入社
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ディレクター
2007年入社
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エンジニア
2008年入社
― ではまず、近藤さんにお聞きします。はてなを始めた理由を教えてください。
jkondo
はてなは人力検索はてなというサービスで始まりました。
人に質問すると答えてくれるような検索サービスがあると良いと思ったので、そういうサービスを提供する会社としてはてなを作りました。
secondlife 何故あえて会社をおこしたのですか?
antipop 元々、起業はしたかったんですか?
jkondo 自分たちでサービスを作って提供したいというのがありました。それは会社にしなくても出来たとは思うんですけど、趣味じゃなくて仕事としてやる為に会社にしました。後にひけない状態にしたいというか、”これの為に毎日生活するんだ”という決意を形にする為にも会社にしたいなぁと思ったんですね。
― secondlifeさんは、どういう経緯ではてなに入社されたんですか?
secondlife
僕は元々、ウェブサービスを作って人に使ってもらうということを趣味でやっていました。
前の会社は自社でサービスを作るというのではなく、受注でお客さんの為に作っていたんですが、はてなっていう会社は自社で面白いサービスをどんどん作ってユーザーさんにアウトプットしているのが面白いし、そういうところに自分も加わって何かユーザーさんに提供して会社とユーザーを盛り上げていきたいという思いがありました。
それでやっぱり日本で一番そういうことが出来る面白い会社は、はてなだなぁと思って受けて、入社したという感じです。
jkondo いいこと言いますねぇ。
― antipopさんは?
antipop 僕は学校を出て社会人になるまではほとんどPCも使ってなかったんですけど、ITとはぜんぜん関係無い仕事をしばらくしておりまして、その中で趣味でプログラムを書いたりして、secondlifeさんと知り合ったり、はてなのサービスを使っているうちに、そういうものを好きになって仕事にしたいなと思うようになりました。 そのときに一番入れ込んでいたのが、はてなという会社だったので、この会社に入りたいと思った事自体は自分の中で結構自明なことでした。
― 他にも、ウェブサービスを作っているところはあると思うんですけど、それでもはてなを選んだ理由は何だったんですか?
antipop 自分たちでサービスを作っている会社に入りたいというのがあって、その中でも一番自分が利用しているところが、はてなやlivedoorで、その中でも自分の嗜好というか、コミュニティを軸にしたサービスが魅力だなぁと選んだのがはてなという感じです。
― nmyさんは?
nmy
僕は大学のときに、個人でホームページをつくっていて、大学を卒業してからはすぐに小さなベンチャーのウェブ系の会社でデザイナーとして、占いとか競馬予想とか月額の有料のウェブコンテンツを作ってました。
そのうちに、良いサービスを作るには自分で考えて作りたいと思い、だんだんディレクションをするようになったんですね。
でも勤めていた会社は有料コンテンツだったので、無料でユーザーに使ってもらえるものをつくりたいと思い、Yahoo!に行って。そのときは完全にディレクターとして行ったんですけど、そういう大きな会社のディレクターって、すごい書類を作る仕事が多いんですよ。企画書を作ります、仕様書を作ります、要件定義書を作ります...
1個のサービス作るのに1年も2年もかかったりして、なかなか自分が働いているパワーがユーザーさんのところにいかないっていうジレンマを抱えていました。
元々はてなは、アンテナを使いはじめたのがきっかけで知っていたんですが、日本でどこの会社に行きたいかって言われたら、自分が一番行きたいのは、はてなだなぁと。他にユニークなものを作る会社っていうのが、他にありますかっていうとあんまり無いと思うんですよね。
― みなさん、ウェブサービスを作っている会社を選んで、その中でも自分がユーザーであるはてなが好きで選んでいますよね。ユーザーからそこで働く立場になってギャップとかってありましたか。
secondlife 想像通りでした。
一同 ははははははは
jkondo どういう想像を・・・
secondlife
普通の会社のように、上下関係がしっかりしてて、自分の意見を言っても通らないっていうのじゃなくて、自分の提案したことを受け入れてもらえるっていう想像をしてました。
そしたらホントに意見を親身に受け止めてくれて、「こうなったら良くなるんじゃないか」って言ってくれて・・・
とは言っても、なんかもうちょっと壁があって、やっぱり言ったことに対して駄目じゃないのかなぁとかって思ってたら、それをさらに上を行く自由さというか、やりやすさみたいなのがあって、相談しながら進めていけたりとか。
こういう感じだったらいいなぁって思って入ったら、やっぱりこういう感じだったんで、おぉこれはって思いますよね。
nmy
僕も最初アンテナを使ってた頃は、そんなにはてなを意識してなかったですけど、最初にはてなを意識したのはCNETで近藤さんが連載してたとき*1ですね。
評価制度についてとか、自分で考えてやることについて連載していて、それが毎回すっごく面白かった。
jkondo へぇそんなん読んでたんや。
nmy
はい。
普通の会社って社内の制度とか入ってみないと分からないじゃないですか。それがはてなは、ペアプロ*2やるだとか、いろんな面白い制度があって、それが外から見えるのが面白いなぁと思っていて。
だから入ってみて、ギャップというよりはこれが噂のあれね、っていう感じ(笑)

― antipopさんも、入社する前に、はてなの働き方については知っていたんですか?
antipop 知っていてというか、いろいろ見聞していたりー
nmy 見聞(笑)
antipop
なんですか、その、言葉を変えるとウォッチしていたりー
やっぱり入ったら、当然ユーザーとしての立場とは変わるんですけど、ただはてなの良いところというのは、まず自分たちが喜ぶサービスを作ってるっていうところなので、ユーザーとしての立場もその中には入ってくると思うし、そういう意味では大きなギャップっていうのはあんまり無いのかな、と。
― 3人とも元々はてなの働き方を知っていて、働き出してからも想像通りで働きやすいという意見なんですけど、近藤さんは意図して職場環境を作られているんですか?
jkondo 大事にしている事としては、どんな立場の人が言っていても、その人の言っている事が真っ当であれば通るような組織はずっと維持したいなぁと思ってるんですね。
― と言いますと?
jkondo
要は、新入社員のくせに偉そうな事言うなとか、お前はプログラマーでも無いのにそんな事言うなとか、そういうのは無くしたくって。
何でそういう風に思ったんですか?って理由を聞いてその理由が説得力のあるものであれば聞くべきであるし、あるいは純粋な感想も常に正しいですよね。使ってみて使えなかったというのは真実であって紛れも無い。そういう真っ当な意見は立場を超えて言える組織にしたいといのは創業以来ずっと思ってますね。
なので、実際にそう感じてもらえているというのは嬉しい事ですし、今後人が増えても維持していきたいなぁと思いますよね。
そういう要素が外に伝わっているというのは、社内のオープンさが外にもれているというか(笑)ユーザーさんや世の中に対しても社内の事を意識的にオープンにしてきています。
ユーザーさんに使ってもらうサービスを提供する上で、中がどのような意思決定で何を作るか決まっているのかーといった事を見せた方が、安心してサービスを使って頂けると思っているので、そうしています。
未来の社員さんにもそれでワークスタイルが伝わっている感じなのかなぁと。
*1:近藤淳也の新ネットコミュニティ論 - CNET Japan
*2:ペアプログラミング。はてなの開発スタイルの1つで、2人1組になってプログラミングを行う。




