構造が単純なのは、(人造言語である)エスペラント語ではないでしょうか。
・・・Lispとかは不可ですよね?やっぱり。
質問されておられる「構造」とは文法に関してでしょうか? ご質問の意図を正確に知りたいのでコメント欄にてお教えいただければ幸いです。ポイントは結構ですので。
なお、表音構造の単純さという点では日本語はかなり上位に来ると思われます。
まったくの蛇足ながら数の数え方という切り口もあります。
はい、「文法」に関してです。下のリンク、面白かったです。
いわずもがなですが、ヨーロッパ系の自然言語で一番複雑なのはラテン語でしょう。
構造(文法)の単純さでは、インドネシア語か中国語(共通語)ではないでしょうか。
おまけ。
音韻が単純なのは、ハワイ語(ポリネシア諸語)とのことです。
http://alice-group.com/corp/article2/s1.htm
Sunday世界日報2000年3月26日掲載分
「日本人にとって習得しやすい言語」について研究した結果、英語はロシア語やヒンディ語とならんで、日本人にとって習得しにくい言語の一つに分類された。逆に、日本語は米国人にとって最も難しい言語の1つという結果になった。
http://www.fls.keio.ac.jp/lang11.htm
慶應義塾外国語学校 アラビア語
アラビア語は一般に世界の言語の中で最も難しい言語の一つと言われています。
中国語は世界で最も難しい言語だよく言われますが、その意味が今になってやっと分かりました。日本語を勉強し始めたとき、発音の練習に少しも苦を感じなかった私は、日本人生徒が中国語の発音を練習するのに、かなり苦労している姿を見て、中国語の難しさを理解したのです。
それも当然のことだと私は思いました。だって、中国語の発音は日本語にまったくない音があるので、日本人は当然そういう発音に出会うと、なるべく日本語の発音と似ているところを探し、それに基づいて発音をこなそうとしたがるのです。そうすると、その人の発音は見事におかしくなってしまいます。
一言で「スペイン語」と呼んでも、南米とスペインではハッキリした違いがあるだけでなく、スペイン内でもカタルーニャやバレンシアで話されているのは独特の方言。またラテン語を起源としていないバスク語は、世界で最も難しい言語の一つに数えられているといいます。
ウェールズに入ると地名や道路標識がウェールズ語で書かれている。英語はその下に添えてあるという感じ。世界で最も難しい言語はスペインのバスク語と言われている。悪魔が3日いて覚えられずに退散したという伝説が残っているというが、ここウェールズ語もそれに勝るとも劣らないくらい難解な言語なのではないだろうか。
http://www2.d-b.ne.jp/d-angels/bbs2000/41.html
聞こえない子をもつ親の掲示板(056)
>日本語は世界でも最も複雑な言語の一つとされています。
この根拠は、京都府立聾学校にいる某教諭が私に出した課題の一つとして
「日本語」というテーマの論文がありました。そのため、あらゆる文献を読み、
さまざまな情報を手に入れ、調べたことがあります。
その中の一つに、「悪魔の言語」という題の本があり、確かイギリスかフランスの
大学で研究している言語学研究者の発行した本です。
それには世界で最も複雑とされている言語はスペイン・フランス国境地帯の
ピレネー山脈の西北端にあるバスク地方と呼ばれる地域で使われている「バスク語」
だということです。このバスク語は動詞の活用が複雑であり、他の民族が取得しようとしても
非常な努力が必要となるとありました。
また、その後にこうも述べています。バスク語に非常に近い言語がある。それは
アジアの東に位置している日本で使用されている日本語だ。日本語もバスク語と同様に
動詞の活用、助詞の活用が複雑である。また、一見同じに見える単語でもあらゆる意味が
含まれているがために、バスク語と並んで取得が難しい言語であると述べています。
また、国語教科の教師もそのようなことを述べていました。
バスク語の基礎知識
「言語学者達は世界に現存する言語について6,500語、あるいは6,800語と種々の説を立
てているが、この21世紀の終りまで生き残るのはその10%以内と予想には全員が同意す
る。現在の大部分は「絶滅に瀕した種」であり、保護しないならば、年老いた最後の「語
り部」とともに消え失せ、他の言語が取って代る。この6,000余りの言語中、96%は地上
の4%の人達が話し、残り4%の言語を96%の人類が使用している。ヨーロッパには多数
の言語が犇めき合っているようだが、使われているのは3%、僅か180言語程度。パプア
/ニューギニアでは約1,000種類の言語が用いられている。
言語が「死ぬ」のと「消滅する」とは同意語ではなく、例えば、サンスクリット、聖書ヘ
ブライ語、古代エジプト語、古代ギリシャ語は死語であるが、消滅していない。カンピー
ナス大学の言語学研究所のセラニ・インファンテ教授は「言語が死ぬのは別にニュースで
はなく、流動する社会では当然の話、長く生き残る方が珍しい。2,000年以上を経た言語
はバスク、ヘブライ、ギリシャ、中国語のみ、新しい言語ほど死ぬのも速い」といい、言
語学者フィッシャー氏の著作『言語の歴史』によれば「300年後まで生き残れるのは英語、
スペイン語、北京語の3言語だけ」と予想する。」
普及しやすい言語=習得しやすい言語と考えると、このページの「■「国語を守れ」と外国語使用制限法 (特集2)」という項目の「4%の言語が96%の人類、96%の言語は4%の人類」という指摘からは、英語以外で習得しやすい言語は「スペイン語、北京語」ということになりそうです。
http://www.sanseido-publ.co.jp/publ/syosugengo.html
三省堂|少数言語をめぐる10の旅
「言語は、英語のように幾つものちがった人種、文化の人々に話され、地域的、社会的な変種を生み出しているような大言語もあれば、ある場所以外での使用を禁じられていたり、ほんの少数の話者だけに理解されているような言語もある。」
習得しづらい言語といえば、やはり少数言語ではないでしょうか。通常、インターネットなどの利用で言語を音声と文字両方から捉えることが当たり前になっていると、アイヌ語のように文字を持たない言語の習得などはかなり苦労すると考えられます。
みなさん、レスどうもありがとうございました!とても興味深かったです。勉強になりました。ちなみに中国語は英語が大の苦手の私でも読み書きはスムーズに進んだのですが、発音が、どうしてもダメでした・・・。
あ、なるほど、エスペラント語ですか…。できれば、人造言語やコンピュータ言語以外の、自然言語でお願いします。