絶対音感を持っている人間が相対音感を使いこなせるようになる訓練方法が知りたいです。

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回答12件)

id:renca No.1

回答回数11ベストアンサー獲得回数0

ポイント12pt

相対音感による視唱、ソルフェージュや他サイトの紹介と本の紹介が掲載されています

id:reviken No.2

回答回数7ベストアンサー獲得回数0

ポイント12pt

http://sound.jp/reviken/

ウクレレ天国。

いちおう楽器もいろいろやっている者です。絶対音感をもたざる身としては、うらやましい悩みかもしれませんね(笑)。

まず、相対音感を持ちたいという理由によるのではないかしら。粗雑に考えれば「エニイキーで演奏したい」というあたりが思い浮かびます。つまり、「音楽の進行と音感の実効がかみ合っていない」というあたりでしょうか。

これも勘で(こんなんばっかですみません)、本格的なクラシックの訓練は受けているのではないか。相対音感が必要となるのは、「移調した場合」なのではないか。だとするならば、個人的には唐突ですがウクレレなどお薦めします。コード楽器で、全弦を常に弾いて、コード感のあるものというとほかに思いつかないものですから。

それでスリーコードから始めたとして、ハイコードでの移調はけっこう簡単です。そこで「コード感」を醸成したとして、さらに絶対音の感覚があれば最強だと思います。

まるはずれだったらごめんなさい。

id:pyoko

そうです。同じ曲をどの音からでもはじめられるようになりたいのです。(しかも瞬時に)でもはじめに聞いた曲のその音(具体的にドレミ〜♪という音名)で覚えているのですこしだけうまくいっても、曲の途中で前のコードに戻ってしまったりしまいます。

ウクレレもちょっぴりやりますが、コードひいてもその「音名」が聞こえるので自分には無駄っぽいです。Cは「ドミソ」って聞こえるだけなのです。頭のなかにある音と音名が離れてくれる方法はないものでしょうか?

2003/10/01 20:30:57
id:tobook No.3

回答回数1ベストアンサー獲得回数0

ポイント12pt

 メロディーライン つまり音程は、音痴でなければ、相対音感で進むはずです。

 平均率で合奏すると(オー消すと隷書ん:オーケストラ)、濁ったハーモニーになります。

 音程をしっかりするには、大きい声で歌います。

id:pyoko

絶対音感を持つ人が「移動ド唱法」を無理なくできるようになる訓練方法といったらいいのでしょうか?

具体的に絶対音感を持っている人が解説してくれると助かるのかもしれません。

2003/10/01 20:37:56
id:akkatone No.4

回答回数126ベストアンサー獲得回数1

ポイント12pt

お困りのニーズに対する解説になってますでしょうか。

id:pyoko

そうなんですけど、具体的な訓練方法が知りたいのです。

要は、「ド」が「ド」という言葉できこえないようになりたい。「ド」が「レ」と思って聞けるようになりたい、ということなんです。

2003/10/02 06:18:09
id:finalvent No.5

回答回数321ベストアンサー獲得回数1

ポイント12pt

役に立つでしょうか?

ちなみに、以下のURIが興味深かったです。絶対音感というのはけっこう大変なものなのだと思いました。

id:pyoko

声に出して何度も歌うのですか。気持ち悪いですねー。だって嘘を何度も歌うって感じですから。うーん、やはりそんなに簡単ではないということなのか。。

本当にやっかいですね。

2003/10/02 06:31:29
id:Yuma_S No.6

回答回数19ベストアンサー獲得回数0

ポイント12pt

http://www.hatena.ne.jp/1065004751#

絶対音感を持っている人間が相対音感を使いこなせるようになる訓練方法が知りたいです。 - 人力検索はてな

合唱の発声練習ですと、あああああー、と、ドミソミドを半音ずつ上がって下がりますよね?

確かにひとつひとつの音は、ドミソミド、#ドファ#ソファ#ド ・・・と音と

名前はくっついていますが、

ドミソミドが心地良い音、その次の #ドファ#ソファ#ド も心地良い音だと感じますよね?

これが一音でも上がり方(下がり方)が違えば、不快な音になると思います。

音と、音の名前とを分離する事に意識を向けるのではなく、この上がり下がりが

気持ちよいものかどうか、に気を向けてみたらどうでしょう?

絶対音感の持ち主ではないので、(半音〜1音くらい間違えることが多いです)

pyokoさんの求めるものとは的はずれかもしれません。

なにも参照ナシなので、ポイントは0で結構です。

id:pyoko

それはちょっといい方法かもしれません。先に音の名前が入ってくるので音楽的な感覚が人より鈍いかもしれないと思っていたので。

私も半音くらいまでは外れますよ。中途半端な絶対音感なのですよ。(これもタチが悪い/笑)

2003/10/02 06:37:05
id:akkatone No.7

回答回数126ベストアンサー獲得回数1

id:pyoko

どの音からでも「ド」から始まる音階で言えるように鍛えるわけですかね。そしたら本当の「ド」以外に11セットただひたすら繰り返せばいいのかな?いや、ちがう、レから始まる曲を急にキーを一音下げて演奏しないといけないってときもあったから。。。そんなのはすぐにはできません。うー。

ぶつぶついってすみません。多分絶対音感持っている人ならなにを言っているかわかるはず。助けて欲しいですー。

2003/10/02 06:51:53
id:opponent No.8

回答回数1876ベストアンサー獲得回数7

ポイント12pt

ピアノ弾きの主張

【歌の伴奏をしていると、歌手は「ちょっと低いから、1度上げて」なんて簡単に言ってくれる。

簡単な曲ならいざ知らず、ドをレと思いこめ、と言われてもとてもできない。その度に移調譜をわざわざ作る羽目になる。

だけど、訓練で何とかしたいとは思っている。】

絶対音感

【そして、音楽の教員になって、ブラスバンド部の指導を任せられたときに、事件は起こったのです。何と♭シをド、ソをラと読んでいるではありませんか。一応音楽の教員なので、楽譜を見れば、状況はすぐ頭では理解できました。私は、そこで生まれて初めて『移調楽器』というものの存在を知ったのである。これは私にとっては痛恨の打撃であった。事もあろうかこんな大事なことを知らずに、大学を卒業し、教員採用試験に受かってしまったなんて・・・・。いや、そんなことより、これから、どうやってこのブラスバンドの指導をやればいいんだ?!!と、いうことである。】

【長い間どうしたらいいのかと思い悩み、吹奏楽の指導を敬遠していましたが、最近になって、多くの吹奏楽部はこれをドイツ音名に読み替えて指導していることを知りました。ドイツ音名を中学生に教えるという作業も若干の苦労が伴いますが、私もそれしかないのではないかと思います。どの楽器の人もある程度自分の楽譜の音を実音に直せるように(ドイツ音名で)なっていた方がいいとも思うからです。ドイツ音名が使えると後々生徒にとっても有益だと思うし、合奏ではいろんな調の楽器が一緒に吹いてるんだという事も認識できると思うからです。これをやっておくと「ここのハーモニーのC吹いてる人だけ、吹いてみて。」と言うだけで指導が出来るということがわかりました。】

http://www.d1.dion.ne.jp/~fujii_y/50data.htm

音楽家に50の質問〜答えてみました

音楽家に50の質問〜答えてみました

Q40 絶対音感、相対音感?

【絶対音感です。でも専門にしている楽器は移調楽器。演奏するときだけ強制的に頭を切り換えています。おかげでアンサンブルをしているときなど、気を抜くと周りの音が実音で聞こえてしまい、自分が何を吹いているのか分からなくなることもしばしば。】

Winds Sheet Music 耳コピ楽譜製作・MIDI製作 / 絶対音感・音楽理論通信講座 〜 [ Q&A ]

Q. 絶対音感を身につけると移調楽器の楽譜が読めなくなると聞きましたが大丈夫でしょうか。

A. 【絶対音感を身につけますと、クラリネット・サックス・トランペットなどの移調楽器の譜面が読みづらくなりますが、以下にご紹介するような対処法で問題無く譜読み・演奏が可能になります。

対処法と致しましては譜面上の音名をずらして読む訓練をすることが一番であると考えられます。例えばB♭譜を用いる楽器(クラリネット・ソプラノサックス・テナーサックス・トランペットなど)の場合はピアノでド(=C)を指す位置にある音符をシ♭と瞬時に読めるような訓練をします。この場合、ピアノでレ(=D、ト音記号で下第1間など)の位置の音符がド(=C)、ピアノのミ(=E)はレ(=D)・・・のように1全音だけピアノ譜よりも下がることになります。

E♭譜の場合はピアノでド(=C)の位置の音符はミ♭(=E♭=独:Es)となります。上記のB♭譜よりもピアノ譜との差違が大きいですが、コツがあります。E♭譜をあたかも「ヘ音記号のC譜」だと考えると音名が一致します。但しミ・ラ・シには自動的に♭が付きます。

これらの訓練方法につきましては、ご希望の場合無料で詳しくご説明致しますのでご安心下さい。】

絶対音感と調性のこと

【音楽大学には、

絶対音感を持っている人がゴロゴロいます。

プロのクラリネット奏者の方々の中にも

絶対音感を持っている人がゴソゴソいます。

そんな人たちが、どうやって楽譜を読み、

どうやって移調楽器と付き合っているか・・・

お目にかかるたびに、たくさんの人の意見を聞きました。

「楽譜を記号としてとらえる」

私の基本は、これです。

B管クラリネットとA管クラリネットは

まったく別の楽器であると考えます。

一般的にB管クラリネットで「ド」と言われている指使いを

「シのフラット」として覚えています。

普通の人がA管クラリネットで「ド」として覚えている指使いを

「ラ」として覚えています。

楽譜は、記号です。

B管クラリネットを持ったとき、

楽譜を目の前にすると、

「ド」が「シのフラット」に見えるようになりました。

Esクラリネットを持ったとき、

楽譜を目の前にすると、

「ド」が「ミのフラット」に見えるようになりました。

訓練です。

意識の方を変えてみようと、

いろいろ悩んではみましたが、

結局、それは無理だったので

知識の方をいじりました。】

 最後の URL が少しは参考になるように思いました。「Esクラリネットを持ったとき、楽譜を目の前にすると、「ド」が「ミのフラット」に見えるようになりました。/訓練です。」。

 ト音記号、ヘ音記号、C音記号等々。相対音感でも、結構大変ですよね。おまけにB♭譜などまで――これは相対音階の人間にとっても難渋なものです。

 「絶対音感を持つ人が「移動ド唱法」を無理なくできるようになる訓練方法といったらいいのでしょうか?」というご質問のお答えにはならないかと思いますが、訓練して意識を変えるしか方法はないみたいです。

 リコーダーなどでもF管とC管がありますね。ならば、一つの方法として、リコーダーをちょっと稽古してみてF管とC管を持ち替える、というのもひとつの訓練方法かもしれません。

 でも、逆にお尋ねしたいんですが、オーケストラのコンサートなどで適当にピッチを変えることはよくあることです。そんな時、どういうふうに聴いていらっしゃるのでしょうか?

id:pyoko

強制的に意識を変えるということですね。

オーケストラの件は私の場合は半音程度ずれてもOKなので大丈夫なんです。でも1音は離れすぎでだめなんです。

2003/10/02 06:59:50
id:nonno2003 No.9

回答回数97ベストアンサー獲得回数0

ポイント12pt

私も絶対音感をもっています。

4歳でエレクトーンを始めたのでそこ頃に身についたと思います。

そして私はちょっと中途半端かもしれませんが相対音感も持っています。

音を単音としてでなく、高低で判断できます。

チューリップの歌をハ長調で演奏されるとそれは確実にドレミドレミに聞こえますが、途中からレミファ#レミファ#で演奏された場合にも「これはドレミではなくレミファ#である」しかし「ハ調から転調したものである」という事が分かるということです。

絶対音感は相対音感が身についた後ではもう遅いですが、相対音感は後からでも身に付けることができます。

練習のメインは「移調・転調」の訓練だと思います。

途中で転調した曲を聴音させた場合、

絶対音感のある子は確実に音をひろうが途中で転調したことに気付きません。

逆に、相対音感しかない子は最初の一音が分かれば途中までは出来ますが転調以降の聴音ができません。

私がどちらもをあるていど手に入れることが出来たのは幼少の頃に訓練した「転調・移調の曲の聴音」のおかげだと思います。

これを学術的に説明したサイトがちょっとみつからなかったので・・・・

id:pyoko

わかりやすいですね。

2003/10/02 07:05:42
id:reviken No.10

回答回数7ベストアンサー獲得回数0

ポイント12pt

>>Cは「ドミソ」って聞こえるだけ

わー。つまり「和音が和音に聴こえない」ということですよね。まいったな(私がまいってもしょうがないんですが)。

>>頭のなかにある音と音名が離れてくれる方法

思いつきですが、逆に「全てのキーでやってしまう」という方法はありませんか? ビル・エバンスあたりがエニイキーでなんでも弾けたように記憶します。

具体的には、メジャーセブンスとかディミニッシュとかの入りまくった曲(ポピュラーなあたりで『ミスティ』とか、凝った『枯葉』でもいいでしょう)を和音付きの全調で演り倒してみる、というのはどうでしょう。集中は拡散に似たりということもあり、理屈ではそれでOKな筈なんですが。

せっかくの絶対音感です(あって有利なことのほうが多い筈です)、頑張ってください。

id:pyoko

和音はわかりますよ。不協和音も。でもそれと一緒にカタカナで「ドミソ」っていってるんですよ。

全てのキーでやってしまうという方法はあるかもしれませんね。しかし、なんかすごく苦痛が伴うしなぁ。。。簡単にきりっと切り替わる方法はないかなー。なんて(笑)

だって、友達とかはすぐに一音下げて同じ曲弾けたりしてすごくずるいと思うわけです。

ちなみにあって有利なことはいままでにないですよ。

・飲み屋でコップたたいたりしてこの音当てて?っていわれ、カンカンコンコンされて店員に怒られる

・バンドで演奏するときに瞬時にキーが変えられない。

・音楽の聴音の授業で絶対に模範回答を黒板にでて書かないといけない(合ってるに決まってるって。あたりまえすぎてつまらない)

・民族楽器の楽譜でレッスンを受けるときに先生が移動ドで説明するので楽譜のどこやってんだかさっぱりわからない。みんなの前で大恥をかく。

・風の音とかエンジン音とか、気づくとココロのなかで「ドッドッドドレレ♯レレ」とかいっててばかばかしい。

・音の名前が先だから曲に対する感動が薄い

そんなところです。

2003/10/02 07:21:53
id:adlib No.11

回答回数3162ベストアンサー獲得回数243

ポイント12pt

 五度調弦の弦楽器(ヴァイオリン属)を手もとに置くことをおすすめ

します。

 

>>

 そこで、ヴィオラはあきらめ、ヴァイオリンを改造することにした。

 最高弦(E)を外して一本づつ繰りあげ、最低弦(C)にはチェロの

弦を引きちぎって換えてみる。妙にカスれた音色だが、やむを得ない。

(四本ともヴィオラ用の弦に換えてみても、バランスが悪くて響かない。

アマチュアの場合こうまでしなくとも、ヴァイオリンのままで弾けない

部分だけ一オクターブ上げるなどして、充分たのしめるのだが)

 いちばん温厚そうな福地君に、改造ヴィオラを手わたすと、

「あれ、テノール記号や。どこが“ド”やろ?」と楽譜をのぞきこむ。

 彼が慣れるまで待てないので、あたかもヴァイオリンと同じつもりで

弾けるよう、譜面そのものを移調することにした。しばしば金管楽器に

用いられる手法であって、表紙に“Viola in F”と銘記しておく。

 こうしていよいよ、器楽部の理事・宮本寿之君をソリストに迎えて、

モーツァルト《クラリネット五重奏曲・イ長調》第三楽章“メヌエット”

の練習にとりかかった。“ブラバン”との友好関係をアピールし、のち

の管弦楽団への改編をほのめかすねらいである。

 もともと吹奏楽のクラリネットは“B管”で、原曲は“A管”だから、

ここでも弦楽器の譜面を、すべて半音高く移調してしまう。さいわい、

“イ長調”を“変ロ長調”に書きかえるだけで、技術的に問題はない。

<<

 

 1956年秋の実話です。

 このあと数十曲のオーケストラ総譜からパート譜への写譜を経験しま

したが、絶対音感があれば、とてもできなかったと思います。

 ところで絶対音感の人の「音程」は、はたして正しいのでしょうか?

id:pyoko

なんだか難しそうですね。

ちなみに二胡やってます。

楽譜を全部書き換えるのはすでにやっています。頭のなかを書き換えたいのです。

2003/10/02 11:02:12
id:opponent No.12

回答回数1876ベストアンサー獲得回数7

ポイント18pt

絶対音感

【で、三味線の調弦方法には、「本調子」とか「二上がり」とか「三下がり」などという調弦の方法があるが、「二上がり」と「本調子」の曲が圧倒的に多い。で、どちらかの手に慣れてしまうと、手が音に反応して勝手に動いてしまい、二上がりなのに手が本調子の所へ動いて、・・・・あれ?

手の動きで覚えている訳ではなくて、音で覚えて、それに手が勝手に反応して動くということが最近時々あります。絶対音感がなくても。音に手が反応するようになればこうなる人もいるでしょう。

三味線を弾く人はきっと頭の中に「本調子」のスイッチと、「二上がり」のスイッチなどがあって、混乱しないように切り替わっているのでしょう。

絶対音感に惑わされずに、移調に対応する方法に、頭の中でスイッチを切り替えるようにするとうまくいくことがある、と絶対音感の掲示板に書かれていました。私が、トランスポーズしたキーボードを無理矢理弾くときも、楽譜という視覚をたよりに頭の中のスイッチを切り替えているような気がします。

頭の中のスイッチを切り替えるという言葉、覚えておこうと思いました。】

ぜったいおんかん: 絶対音感(akkatone さまのお答え)

♪アルトサックスへ♪

【いろいろな変遷はあったものの、無事にアルトサックス担当になり、楽器も手にしました。

実は、この頃になると、だいぶ移調楽器サンとの共存も出来るようになってきたようで、アルトサックスというinE♭の楽器を手にしても、それほど苦労なく演奏できるようになっていたのです。

な〜んだ、案ずるより産むが易し。】

 先の回答でリコーダーの持ち替えを示唆させていただきましたが、やはり、何か管楽器をお試しになるのはいかがかと思います。

 大学時代、ハ音記号とつきあったんですが、最初は読みにくくて大変でした。でもしばらく練習していると慣れてきますよね。そうすると、三種類の譜面が読めることになるわけです。

 リコーダーも少しやりました。C管からF管に持ち換えたときの違和感(運指は同様ですが音程が四度ずれています)は、最初は大きく感じたんですが、これも慣れてしまえば瞬時に「頭の中のスイッチ」が切り替わるようになります。そうなればしめたものです。慣れてくれば譜面を見て運指が自動的に出てきます。ト音記号、ヘ音記号、ハ音記号いずれの譜面でもリコーダーを吹けるようにもなりました。意外に苦労はありませんでしたね。

 周りを見ると、そんなの当たり前にできる人はいくらでもいるんですね。B♭管、E♭管の人も、それ専用の譜面を使わず、弦楽器用の譜面を初見でバリバリ吹ける人はごろごろいる。そういう人に聞いてみると、やはりそれなりの訓練はしているみたいですけれど、それほど苦労したわけではないようです。

 管楽器は、分散和音を含むスケール(音階)トレーニングを各調性ごとにやらなくちゃいけませんから、調性ごとに運指はいやでも身に付くことになります。そうすれば、運指と同時に音もわかるようになってくると思いますよ。

 考えてみれば、管楽器でなくても分散和音を含んだスケールトレーニングは重要ですよね。スケールトレーニングをみっちりやれば、特定の音を指定したとき、その音を主音(トニック)にした属音(ドミナント)や下属音(サブドミナント)をはじめとする音階(スケール)は自動的に出てくるようになると思います。

 というか、スケールトレーニングって、調性音楽の基礎ですよね。上の「ぜったいおんかん」を書かれたサックス奏者の方って、どの程度スケールトレーニングをなさったのでしょうかしら……?

 各調性で分散和音を含むスケールトレーニングをなさることが、「相対音感」を習得する王道だと思います。「同じ曲をどの音からでもはじめられる」ようになるというのは、つまりどの音を主音にしてもスケール(音階)がつかめるってことではないでしょうか?

 【「ド」が「レ」と思って聞けるように】なるかはどうかは別ですが、「レ」を主音にしたスケールや和音が瞬時に浮かぶようになれば、同時に「レ」を主音にした旋律を組み立てることは容易だと思います。

参考:

>楽譜を全部書き換えるのはすでにやっています。

移調記譜について

ヒトの脳と練習

4.絶対音感について

【絶対音感は、素晴しい能力ですが、絶対音感を獲得した人(又は意図せず絶対音感を獲得してしまった人)にも、悩みはあるようです。私たちには意味を持たない音も、絶対音感を獲得した人にとっては意味のある(なぜなら音名で記述できる)ものですので、無意識に反応してしまう・・・と言う事があるようです。

 なぜ無意識に反応してしまうかというと、それは、注意が活性化されてしまうからです。シャドウイングの所を読んでみて下さい。無意識に脳の関連領域が活性化してイメージ生成に至る・・・。

 絶対音感を獲得した人にとっては、どんな音でも意味のあるものですから、自動的に脳が活性化して「聞こえてしまう」のです。】

【絶対音感を獲得した人は、移動ド唱法は苦手であるか、または不可能のようです。確立された音高と音名との一対一の対応関係があるにも関わらず、それをあえて違えて歌うのは困難という訳です。】

【これは私(一般の人)の場合ですが、転調や移調が起こる、ということは、天地がひっくり返るくらい重大な出来事なのです。絶妙な転調や移調に出会うと、それはもう天にも昇る喜び・・・。上手い例えがないのですが、旅行に出かける前の晩のような気分でしょうか? しかも信頼できるコーディネーターで、安心して連れて行ってもらえる・・・。

 絶対音感を獲得した人だと、きっとこういう感覚は無いのではないかしら? 指も音名もワンクッション置かずに、そして調性に縛られずに対応するので、転調も移調もスーイスイで、何も特別な感覚は起こらないのでは無いでしょうか? だとすれば器楽奏者としては羨ましいのですが、音楽を聞く事に関しては愉しみが一つだけ少ないかも知れません。旅行も慣れると新鮮味がなくなって来ますしね。

 想像するしかない・・・と前置きしたのは、私は今まで一度も絶対音感を獲得した事が無いので(当然です)、その立場で転調や移調を体験する事が出来ないからです。この事について是非、絶対音感をお持ちの方々のお気持ちを教えていただきたいです。如何ですか?】

絶対音感・と音の掲示板

絶対音感コミュニティ

Auditory Stroop 1999: 音楽的音名反応とシラブル名反応に見られる干渉効果: 聴覚的ストループ効果に関する一実験

【基準音 (C) に続いて、C−Bまでのハ長調音階音が階名シラブルで歌い手によって歌われた声が提示された。発音されたシラブルは無視して、歌われた声の高さをできるだけ速く答える音高課題では、音高とシラブルが一致しないと、反応に時間がかかり、エラーも多くなる傾向が見られた。声の高さは無視して、発音されたシラブルをできるだけ速く繰り返して言うシラブル課題では、絶対音感を持たない被験者は一致条件と不一致条件の間で反応時間に差が見られなかったのに対して、絶対音感を持つ被験者では不一致条件の方が反応に時間がかかった。この結果は、絶対音感保有者では音高を音名化する処理が自動化していることを示唆している。】

【絶対音感を持つ人々は個々の音の絶対音高をハ長調の階名と固定的に結びつけて認知するやり方に強く固執する傾向を持っているが (固定ド法)、ハ長調以外の調に移調された音程やメロディを認知する課題では、それらを構成している個々の音の音高名をその時の調性コンテクストに応じてさまざまに読みかえなければならなくなる (移動ド法)。このような認知的葛藤のために、音高関係を処理することを求める課題で、絶対音感保有者は遂行成績の低下を示すようになると考えられる。】

【本研究は、…(略)…をてがかりに、絶対音感保有者の音高ラベル化の自動処理の過程を明らかにしようとする目的で行われた。】

http://d.hatena.ne.jp/new1be/20030829

ただいま! - 圭的日記

はてなダイアリー - 圭的日記→

http://d.hatena.ne.jp/indigoworks/20030830

ハリボテの心 - indigojournal [殺・伐・雑・録]

はてなダイアリー - indigojournal [殺・伐・雑・録]→

http://d.hatena.ne.jp/indigoworks/

indigojournal [殺・伐・雑・録]

http://www.k2r.org/malte/soushi/sou990413.html

Malte's "Soushi", den 13. Apri;, 1999

Malte’s ”Soushi”, den 13. Apri;, 1999: 半音低い世界での生活 [13-Apr-1999]

id:pyoko

ありがとうございます。なんだかまとめていただいて。予想はしていましたが、スケールトレーニングはよさそうですね。

実は二胡での数字譜で苦労していたところ、私は沖縄民謡もやっているので三線で、いままでは二上りでも本調子でも三下りでも大丈夫だったんです(これも不思議だったのですが)それがこないだ突如としてできなくなっちゃったんですよ。それでこれではまずいってことになって、まあ、いろいろな問題が本格的になってきて、バンドでもキーを変えたりすることが多くなり絶対音感克服に乗り出したわけです。

音がわかるとそれに頼るのでそれ以外の訓練を人よりしていないんですよね。遊びでやっているのならば意外とすぐにいろんな楽器ができるようになるのですが、ちゃんとやろうとするとすぐにそこに壁ができてしまうという感じです。

いままで怠けていた、音楽の練習を前向きにしていこうと思います。

みなさまいろいろありがとうございました。

2003/10/03 16:29:18
  • id:Yuma_S
    調子に乗って

    上がって下がって、メロディパターンが豊富、てことで
    ハノンピアノ教本なんかどうでしょう?

    自分は子供の頃の「おけいこ」でちとピアノやっただけで、
    その後趣味で楽器を触るってこともなく、そのおかげで(?)
    周りの物音が音名で聞こえる事はないんですが、カラオケが
    困ります。
    原音キーじゃないと歌えないし、原音にすると(喉の)キーが
    限られるのでレパートリーが狭くなるし、原音キーにしても
    オケが微妙に高低が違って、気持ち悪いんです。

    あれ?これって同種ですかね?むむ?

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