動物愛護同人「ねこの事務所」
URLは毎度激しくダミーです(^-^;
さて、ちょっとシチュエーションが違うんですが、
似た話なら知ってます。
北欧神話なので恋文の代わりに贈り物、
恋の障害は女中ではなく、相手の娘の誇りだったんですが。
こんなお話。
ある時、豊穣と平和の神々、ヴァン神族に属する青年神フレイは、
全世界を一望に見渡せるオーディンの玉座、
フリズスキャブルに戯れで腰掛けてみました。
するとアースガルドの北方に位置するギュミルの館に、
たとえようもなく美しい娘の姿を見たのです。
娘の名はゲルド。「野原」や「耕地」という意味です。
「あらゆる女の中で最も美しい女」と呼ばれるほどに輝かしい娘ですが、
なんと父は巨人族のギュミルであり、母は山の巨人族のアウルボダ。
娘は誇り高き女巨人の一人だったのです。
この女巨人に一目で恋に落ちてしまったフレイは、
その日から食事も飲み物も喉を通らなくなってしまいました。
そしてついに床に伏せってしまいます。
そこでこの片恋の仲介役を買って出たのが、
フレイの従者であり、また幼い頃からの友人であるスキールニル。
友の悩みの原因を聞き出したスキールニルは、
名馬と宝剣を授かると、さっそくギュミルの館に向かいます。
しかし、誇りに満ちて芯の強いこの美しい娘には、
フレイの気持ちを受け入れさせる隙すらありません。
そこで、あらゆる贈り物も心を動かせないと見たスキールニルは、
呪術を用いてこの娘の誇りを打ち砕き、心を開かせます。
そして・・・・、めでたしめでたしという具合。
どんなもんでしょうか。
うーん。 なるほど。
他にも、いろいろな話が知りたいです。
※ 昔、私はデンマークに住んでおりました。