外国人登録証には豊臣秀吉の家紋が描かれているようなのですが、何故に豊臣家の家紋なのか、ご存じの方、教えて下さい

豊臣家は農民出身なので当時家紋がなかったんですよ。だから一般人が使ってる桐の紋を使ったんです。現在ではお役所関係のもの(パスポート等)には菊の紋を使いますが、司法書士関係とかは桐の紋を使うようですよ。

こんにちは。

まず、秀吉の家紋です。

五七の桐だそうです。

で、ここには、

>それから、天皇の御衣に「桐・竹・鳳凰」の文様が用いられ、やがて、桐紋は皇室の紋章として鎌倉時代末期までには定着していった。

>羽柴秀吉は、誇れるほどの氏を持たなかったことから、皇室に奏上して「豊臣」の姓を賜った。このとき、桐紋の使用も許された。

とあるので、あくまでもこの桐は皇室の紋、ということでしょう。

とある掲示板。

桐紋は豊臣家の家紋として有名ですが、日本政府の紋でもあるのです。

去年の１０月あたりから海外メディア向けの記者会見の演説台に五七の桐紋が掲げられていたりしますよ。

　　外国人登録者が携帯を義務づけられている外国人登録証明書には、非永住者等は指紋を転写（中略）

　　法務省では、転写された指紋が不快であるとする外国人の心理的負担等を配慮して、昭和63年からこの指紋が見えないように指紋部分に桐模様のマークを印刷したカバーを提供。

だそうです。

これは豊臣秀吉の家紋というより、天皇家の裏紋が五七桐であるから、日本政府の紋章として五七桐を採用しているというだけの話です。

(URLは家紋についての解説ページ)