「ライ麦畑でつかまえて」の主人公ホールデンは、将来どんな仕事に就き、どんな一生を送ったと思いますか？あなたの想像でもリンクでもよいです。すごいことをやらかす人になっていたらいいなぁと私は思っています。

こういう本は参考になりますか？

個人的には意外と平凡かなと・・・

ここに書かれているように、サリンジャーの隠遁生活そのものがホールデンのその後を思わせます。彼が正気を完全に失うことなしに生き続けるためには、他者との交流を断絶するしかないのかもしれないです。

「ライ麦畑をさがして」という映画です。主人公がホールデンと重なる設定で、かつ彼に与えられた課題が、ホールデンのその後がどうなったかと、いうもの。見てはいないのですが、ぜひ見てみたいです。

ライ麦畑は作者の心そのもの。

ずっと純粋なまま、本を書き、垣根を築いて世間から離れて暮らし、娘を愛して暮らすと思います。サリンジャーの娘さんの本があったと思いますが、それが手がかりになると思います。

私自身は、ホールデンは「純粋な心を持ち続ける」という意味ですごい人であると思います。

米国を代表する作家となり、サリンジャーの再来か？との評判がおきる。

「ホールデンは若死になんかせず、成長していく。私たちと同じように、泣きじゃくりながら、笑い転げながら、インチキを糾弾しながら、でも大人になっていく。バーで洒脱にふるまったり、花粉症になったり、太ったり禿げたり、たぶん、私たちの大半とよく似た経緯をたどって。」角田光代「ホールデンと私」のエッセイです。