アランケイが初めてのオブジェクト指向言語SmallTalkを作ったのと、
イバーヤコブソンが開発手法であるOOSEを発明したのは、分かったのですが、概念を発明したのも、どちらかなのでしょうか?
それとも概念は別の人が発明したのでしょうか?
シミュレーション用言語SIMULA67は最初のオブジェクト指向プログラミング言語と考えられるそうです
SIMULA67自体はALGOL を基礎とした言語のひとつだということですが
1960年代に最初のオブジェクト指向言語Simula IとSimula 67を開発したのはオレ・ヨハン・ダールとクリスティン・ニガード
http://www.chienowa.co.jp/frame1/ijinden2/Bjarne_Stroustrup.html
ちえの和WEBページ:コンピュータ偉人伝:ビアルネ・ストラウストラップ
オレ・ヨハン・ダール(Ole-John Dahl)とクリスティン・ニガード(Kristen Nygaard) だそうです
SmallTalkよりも前に、SIMULA67という、オブジェクト指向プログラミングのできる言語がありました。
ここの、History章を見ると、Ivan Sutherlandが最初に考案したみたいですね。
ありがとう御座います。
サザーランドのスケッチパッドは知っていましたが、
オブジェクト指向の源流ではなく、CGの元祖だと思ってました。
でも、パラダイムではなく、アプリケーションだといっているので、サザーランドがオブジェクト指向を意識していたかというと微妙そうですね。
http://squab.no-ip.com:8080/wiki/755
オブジェクト指向再入門
私が習った昔の教科書には 1967 simula からオブジェクト指向の名前が出てきます。
Smalltalk-80 は 1976とあります。
それ以前に
構造化プログラミング(1968〜
ー>
抽象データ型 (1979〜
ー>
などを変遷して オブジェクト指向にまで発展したと習ったような。
まあ、オブジェクト指向がいかなるものであれ
まず(Simula-67 の、あるいはそれに準ずる)オブジェクトありき、ってところから始めて欲しいものです。
Simula-67 はオブジェクト指向という考え方こそ(当初)提示できていなかったけれど、
オブジェクト(と本質ではないにしてもクラス)がここからスタートしたのは確かだからです。
そこからの筋道がないなら、例外なく(不勉強から生じた)オレ定義と私は見なしています。--sumim
ありがとうございます。
やっぱり、ニガードとダール説が有力ですね。
Smalltalkは1970年代、OOSEは1990年代ですから、事実上Smalltalkをもってオブジェクト指向の始まりと見ていいんではないでしょうか。
上記PDFの2ページ目にオブジェクト指向の歴史がまとまっています。
アランケイですか。
RDBMSのように、リレーション演算という概念だけが最初にできて、実装が追いついていくイメージをしていたので、このような質問をしたのでした。
でも、今回の皆さんの意見を総合すると、
ニガード&ダール説を支持したいと思います。
皆さんありがとうございます。
なるほど、参考になります。
Smalltalkが最初だと思ってました。