下のニュースを見たのだけれど、この人の何が

発売前ゲーム内キャプ画像等で

営利目的が大きな問題となってるみたいですが

追記：Googleイメージ検索に残っていたゲーム画面を教えてもらいました。あかん。こりゃあかんわ。画面内にロゴ入れてる。

無断で著作物を掲載する行為は、本来は逮捕されても仕方のない行為です。

程度の問題ではないでしょうか。

ファイル共有ソフトをアップロードして逮捕されたんだと思いますが、以前初の逮捕者がなんと中学生で突然家に刑事が数人押し寄せてきて現行犯逮捕されたという例があります。警察側ではこの中学生を3ヶ月間もマークしていたそうです。逮捕につながった理由はこの少年のＩＰアドレスを特定されていて、しかもものすごく目立つ内容でネット上に自分が流したことを公にしていたのが原因らしいです。

基本的に「こういうことしている人がいっぱいいる」から捕まえないというわけではないですね。

違法コピーの話でも、スピード違反の話でも、脱税の話でもそう。細かいところまで捕まえ切れてないだけ。

まずは、この人は捕まるだけの罪を犯している、それはわかっているかと思います。

で、何が特殊か、といわれたら広告収入でしょうね。月に10万〜18万の広告収入というのは非常に莫大な量です。

これだけの広告収入を得るのにはどれだけの数のアクセス数が必要だったことか。

それだけのアクセス数があれば、当局の目に触れる可能性もそれだけ高いのです。

確かにみんなやっている、けれどそれは小規模な場合がほとんど。ここまで大規模にはやってない。

それが特殊なところなのでしょう。顕著な例を逮捕に踏み切って残りを怯えさせるという手でしょうね。

発売前のゲームの画像、ということで、そういうものを見ることが出来る人は NDA を結んでいるはずで、それに違反した、ということではないかと。

urlはあまり関係がありません。

目立っていたり、すぐ見つかるような場所にモノを置いていたり

別件で逮捕されて、後から明るみになるケースも多いと思います。

↑ダミーです

特定のものが所有権を有するものを

当人の許可無く大衆に配布することが

可能な状況にしたことが問題。

たとえば自分が大金をはたいて作った

作品を他人に勝手に他のＨＰに掲載され

る様なものです。

こういう人がいっぱいいるからこそ、

著作権に関してウルサい世の中になって

いるんです。

何が特殊って。。。

とにかく人様が「営利目的で作った」物を、

それ以外の人物が自分の所有物のように扱った上（画像をHPに使った）

それを第三者にダウンロード（無料で譲渡）させたことがいけないですよ。

著作権の侵害は、物を作る努力や、それに費やした時間や労働力をも奪う行為です。

努力もお金も払わずに、手に入れる事が出来るのは、利用する側にとっては嬉しいことかも知れません。

でもその行為の先には、作り手の生活や環境までも侵害し、制作活動も保つ事が出来なくなるってことを忘れてはいけません。

いっぱいいてもいなくても、やっちゃいけないことはダメです。

著作権者の許諾を得ないまま、自分のサイトのロゴを画像に入れ、大量にアップロードしていたからです。

ここの、『著作権Ｑ＆Ａ』っていうところを読んでみてください。大体わかると思います。

一言で言うと、『私的使用の範囲を超え』『お金を儲けた』ところがいけなかったんじゃないのかな。

このサイトの5月20日の雑談で興味深いお話がかかれていますね。

やはり、数万枚という枚数が問題だと思います。

著作権は親告罪なので、多少なら目を瞑ってもらえるかもしれませんが、出る杭は打たれるということではないでしょうか。

著作権物であるゲーム画像を無断で公開していた著作権の侵害にあたる行為で摘発です。

さらにサイトで利益を得ていたことも逮捕の大きな要因だと思います。

簡単に言うと、一種の見せしめです。