(月の使者が)言うには、「お前、愚か者よ。ちょっとした善行があったから、お前の助けにと、わずかな間ということで(かぐや姫を地上に)降ろしたのに、多くの年月、多くの黄金を得て、身を変えたようになってしまった。かぐや姫は罪をおつくりになったことから、このように卑しいお前のところに、しばらくいらっしゃったのだ。(今は)罪(を償う罰)の期限も終わったのでこのように迎えにきているのに、翁は泣いている。できないことだ、。(かぐや姫を)早くお出し申し上げろ」と言う。
ということのようです。
ははぁ…。「罪」とは…?
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3fbd764da64da0...
オンライン書店ビーケーワン:竹取物語 角川文庫
かぐや姫は罪を負い地球に流されて(流刑)きました。原典にそう書かれています。URLは星新一さん訳の文庫本です。(私の情報はここからです)
蛇足ですが、原典ではかぐや姫は月にかえったとはかかれていません、月の方から使者が来たとされています、またかぐや姫は、天に帰る際に羽衣に着替えることで、地球でに記憶がなくなることをにおわす描写がされています。
あはぁ…。
すごく勉強になりました。ありがとうございます。
どこかで「不倫の罪」みたいなことを読んだのですが…。
●「前世からの約束」
出展:9世紀後半の元祖・竹取物語(現代語訳)
「前世からの約束によって、この世界に参りました。今は帰らなければならないときになってしまったので、この月の十五日に、あのもとの国から迎えがやってくるでしょう。」
この約束がどのようなものであったかの記述はないですね…
他は出展は明確でないですが
●「月の住人であったため」
というのと
●「帝の求婚を断るため」
というものがあるようです。
ははぁ…。ふむふむ。ありがとうございます。
うむぅ。
URLはダミーです。
板倉篤義校訂の「竹取物語」(岩波文庫)の中では、かぐや姫は、翁嫗に対して、
「私は実は月の都のものですが、事情があってしばらくこの世界に来ました。期限が来たので、今月の十五日には帰らなくてはなりません。(おのが身はこの国の人にもあらず。月の都の人なり。それを、昔の契りありけるによりなん、この世界にはまうで来りける。いまは帰るべきになりにければ、この月の十五日に、かのもとの国より迎へに人々まうで来んず。)」と言っていますが、「昔の契り」がどういう事情なのかは説明していません。
それに対し、迎えのチーフは
「かぐや姫は罪を犯したのでこの世界に流されたのだが、刑期が満了したので迎えに来たのだ。(かぐや姫は、罪をつくり給へりければ、かく賎しきおのれがもとに、しばしおはしつる也。罪の限果てぬればかく迎ふるを、翁は泣き嘆く‥‥)」と説明しています。
付録に「今昔物語集」「海道記」所収の説話が各一編付けてありますが、「今昔物語集」の方は、来た事情、帰る理由については何も語りません。「海道記」の方は、語り手が、「かぐや姫は、前世に翁に養われて、今度天上に生れたので、恩がえしにやってきたのだ。(此の姫は、先生に人として翁に養はれたりけるが、天上に生れて後、宿世の恩を報ぜむとて、暫く此の翁が竹に化生せるなり。)」と説明しています。
ふむふむ。
やはり真実は闇の中…?
本当にありがとうございました。
うむむむ…?
ごめんなさい。たくさんの文がありすぎて、いまいちピンと来ません。