著作権法第32条
公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行われるものでなければならない。
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国もしくは地方公共団体の機関、独立行政法人または地方独立行政法人が一般に周知させることを目的として作成し、その著者の名義の下に公表する広報資料、調査統計資料、報告書その他これらに類する著作物は、説明の材料として新聞紙、雑誌その他の刊行物に転載することができる。
こちらでよろしいでしょうか。つまり正規の引用であるということと、営利目的か否かということが重要です。正規の引用とは、その引用を取り外しても論文として成立しうることであり、その出典が明示されていることです。
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ふつう科学雑誌には編集委員がいて投稿論文は何人かで目を通します。原著論文なしで掲載する雑誌はあまり権威がないのではありませんか。投稿希望の雑誌に直接お聞きになるのが一番だと思います
そうだと思います。でも権威がない雑誌でも良いかと思っています。experimental resultを受け付けている雑誌は多いのですが。。。
http://www.hatena.ne.jp/1095370354#
理論的科学論文を自分の原著論文なしに科学雑誌に掲載することは可能でしょうか。内容次第で掲載可能でしょうか。特に投稿した経験ある方教えて下さい。.. - 人力検索はてな
URLはこの質問。
「科学雑誌」がどのような雑誌のことを想定されているのかわかりませんが、下記のような場合が考えられます。
1. いわゆる学術雑誌の場合は、掲載されるかどうかは編集者が適切な査読者に依頼して、掲載の価値があるかどうかは判断します。査読者が原著論文があるかどうかによってその論文の掲載価値が決定される場合があれば(私の査読経験からは、それを重視したことはありませんが)、採択されないこともあるでしょう。
いずれにしても、編集者、査読者が掲載の可否を判断します。
2. 市販されている雑誌。1. と同様な査読過程はないでしょうが、編集者が依頼するなり、あるいは投稿された論文を掲載する価値があるかどうかを判断されるでしょう。
いずれにしても、掲載の可否は著者が判断するものではありません。まずは投稿されることから始めるべきと思います。
誠に当を得た御回答だと思います。投稿してみたくなりました。
URLはダミーです。
答えはまず採用されることはないです。
8年程前にscienceに採用されました。
sceinceやnatureなどは1篇のページ数は2―3ページぐらいです。そのvolumeでそれらの雑誌が採用するぐらいの内容を書ききれるはずはないです。それらの雑誌は投稿する内容のエキスのみを要求してきます。その信憑性を判断する材料としてその根拠となる実験データの掲載された論文やその結論に至るまでの今まで研究の論文を要求してきます。それが参考文献ということになります。そうしないと世界では山ほど捏造の投稿がされるようになるでしょう。ということで内容がいくら優れていてもそれを雑誌社が客観的に正しいと判断できる根拠が示されない投稿が受理されることはないと思います。
ただし、興味ある論文であれば追加実験や追加検証を要求してきて正しく示されれば採用になる可能性もあります。逆にそれなしで採用される雑誌は他の採用論文の内容も信憑性がないと判断されるでしょう。そうなるとその雑誌はだれも読まなくなりますのね。それは雑誌自身の死活問題でありデータの信憑性のチェックは相当厳しいですよ。今まで今回投稿されようとしている内容に関連した論文を権威のある雑誌に採用されているようならそれらを参考文献として提示すれば採用されやすくなると思います。
がんばってください。
仮説としてでは如何でしょうか。うかがいたいです。データなしでも論理に飛躍がなくても難しいのでしょうか。
http://www.acm.org/pubs/surveys/
ACM Computing Surveys
意味がいまひとつわかりかねますが、例えばそれがサーベイの体裁を持っているなら、そういう雑誌もありますけど。
どうも有難うございました。
URLはダミーです。ほぼ2の方の回答がベストのように思えます。原著論文がないこと自体が掲載の妨げになる事はあまりないと思います(論文の序論等で「この人はしっかりわかっている」ということを示す必要はあります)。
雑誌によって狙いがありますから、投稿規定と実際にのっている雑誌の論文をよくお読みになって雑誌の主題にはずれないこと、が必要条件でしょう。
結局は内容によると思いますが、通常はいきなり投稿する前に経験のあるかた(通常は研究室の教授等)に読んでもらう事になります。ただ、仮に全くつてがないのに原稿を持っていっても見てもらえる可能性は低いので、その内容について学会発表等を行ってみるのが事前にできる事かと思います。
以前研究室の教授、某研究所所長に見て頂き一応理解は得ました。力強いお答えどうも有難うございました。
どうも有難うございました。法的にはそうかもしれません。でも実際はそう簡単ではないのではないかと思ってしまいます。