ビ−ドルとテイタムの一遺伝子一酵素説に関するアカパンカビの実験についての質問です。アルギニン要求株を作る際、紫外線照射した野生株と未処理の野生株の菌糸を接合すると、核が合体します。その後、減数分裂と核分裂をして、胞子嚢の上の4つの突然変異を起こした胞子をつかってアルギニン要求株を得るのですが、説明をよむと一度核融合したものが減数分裂の第1分裂で2つの核に分かれる際、突然変異の核と野生株の核に分かれるのはなぜですか。紡錘糸による染色体の移動の単なるパタ−ンの一つといいたいのかしら。

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id:piese No.1

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http://www.hatena.ne.jp/1096679264#

ビ−ドルとテイタムの一遺伝子一酵素説に関するアカパンカビの実験についての質問です。アルギニン要求株を作る際、紫外線照射した野生株と未処理の野生株の菌糸を接合する.. - 人力検索はてな

URLはダミーです。

人間などでは体細胞という通常の体の組織を作る細胞と

卵や精子など、子供を作るための生殖細胞という細胞から成り立っています。

体細胞は同じ種類の染色体(相同染色体)を2本ずつ持っています。この状態を2nといいます。

さて、生殖細胞は合体して受精卵となり、体細胞を作り出します。この時、染色体の数(遺伝情報)が倍加しないよう生殖細胞を作る時、あらかじめ減数分裂という細胞分裂を行い、染色体数を半分にしておきます。

体細胞の染色体数を2nとすると、生殖細胞(卵など)の染色体数はnとなるのです。そして、受精することにより受精卵の染色体数は2nとなり両親の染色体数と同じものになるのです。

さて、アカパンカビの場合ですが、

接合して染色体数が2nになった後、すぐに減数分裂をしてnになったあと、通常の菌体を作ります。

よって、仮に野生株と同じ遺伝子を持つ相同染色体(核)をA、突然変異の遺伝子を持つ相同染色体(核)をaとすると、接合子の核はAaであるけれど、通常の菌体は減数分裂(相同染色体Aとaが分かれる)した後の細胞から作られるのでA核を持つもの(野生株)かa核を持つもの(突然変異株)のどちらかになる訳です。

これで、ご質問の質問に答えられたでしょうか?

id:chgr

二価染色体形成時の遺伝子の組み換え等は考慮しなくても良いのでしょうか。

2004/10/02 12:31:48
id:idetky No.2

回答回数426ベストアンサー獲得回数20

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減数分裂時に相同組換えが起こったとしても、新しく生じた菌糸のどちらかは野生型の遺伝した、もう一方には変異型の遺伝した伝わります。URLの写真は別のですが、遺伝子Bだけに着目した場合、相同組換えを起こしたとしても娘細胞はかならずB1(野生型)かB2(変異型)のどちらかを受け継いでるでしょ?このように野生型を受け継いだ菌が野生型となり、変異型を受け継いだ方が変異型の菌となるわけです。

id:chgr

有り難うございました。理解しました。

2004/10/02 14:07:24

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