また18あるテーゼは、各々違う年に書かれたもので、後年それらがまとめられたものなのでしょうか?
特に第四テーゼ(歴史の天使)がいつ書かれたのか知りたいです。よろしくお願いします。
歴史の概念について(歴史哲学テーゼ)がまとめられたのは1940年。初めて印刷されたのはかれの没後2年、1942年に、亡命中の社会研究所がロスアンジェルスで刊行した謄写版の『ヴァルター・ベンヤミンの記念に』においてだった。これが歴史哲学テーゼという名でひろく知られたのは、1955年に刊行された2巻本の『ベンヤミン著作集』が、ベンヤミンが手紙や口頭ではこの文章をそう呼んでいたという理由で、その標題を採用したからである。
------------
(注:原稿にはその標題がない)
最後の御質問についてはわかりませんが上記の本の355ページには上のようにあります。
http://www.philosophos.com/philosophy_article_69.html
Article from PHILOSOPHY PATHWAYS Issue 76
「歴史哲学テーゼ」は1940年の発表ですかね。第四テーゼは、1931年かと思いますが、必ずしもハッキリしません。
ありがとうございます!
とても参考になりました。
・・・・もう少し回答見てみます。
http://www.tufs.ac.jp/ts/personal/yamaguci/publications/meetings...
参考1 言及されるベンヤミンの著作と成立年代(実際の執筆時期)
ここでは、1940年となっています。
彼が亡命に失敗して服毒自殺をしなければならなくなった1940年。
「これだけは手放すわけにはいかない」といって、最後まで大事に持っていた原稿が『歴史哲学テーゼ(歴史の概念について)』であったと言われているそうです。(これはキャッシュでしか読めなかったどなたかのエッセイの中に書いてありました)
そうですか・・・
どうもありがとうございました。
むむむ〜
引用部分はスペースの関係上簡潔にまとめないといけないので、、、
なんだか迷います・・!
http://www8.plala.or.jp/SCCS/benjamin.htm
NOT_FOUND 404
ここで年代を追って書かれておられますが、このまま受け取ると「歴史哲学テーゼ」が書きはじめられたのは1939年ですから、1939-1940年の間に書かれたことになりますね。
ただ著作はときどきそれまでの集大成であったりするので、一つ一つを読んでいないとなんとも言えませんが…。
ありがとうございました!
上のリンクも参考になりました。
「1939年〜1940年」と記載することに致します。
ありがとうございました!参考になりました。
実は今、レポートにてテーゼの内容を引用するのでここで質問出したのですが、
手許の今村仁司の「〜 精読」にははっきりとした年代が載ってなくて、
わたしゃレポートでは何年としたものか、
迷ってました。
もう「1940年頃」としておいて良いでしょうかしら。
他の回答者の方からでも、その点アドバイスありましたら教えて下さいまし。