推理小説以外でもあるんですね〜。きちんとオチをつけなくてもいいから、かえって少ないのだろうと踏んでいるわけですが……。面白そうですね。
内容(「BOOK」データベースより)
鎌倉末期、備前長船で生まれた剛刀「のきばしら」。足利将軍斬殺という嘉吉の乱を引き起こし、千利休の手により石灯籠を斬る。やがて江戸時代、転生した娘とともに質屋夫婦の命を救い、幕末には”人斬り”岡田以蔵の手に渡る。維新動乱のなかで女剣士の仇を討って、ついに終戦前夜の皇居に現れる…。一振りの剣をめぐる時空を超えた物語を、気鋭の執筆者7人が書き継ぐ、珠玉の連作時代小説。
とのことです。読んでいないので恐縮ですが、
宮部みゆきが折り返し地点を担当しており、作品全体の評価も
高いと聞いています。
作品自体は大変面白そうなのですが……連作ですか。う〜ん、これもアリということにしましょうか。連作なら、比較的制約も緩くなりますから、各作家の持ち味を出すという意味では、よい方法のように思います。
http://www.deliciousdeath.com/O6/O6j.html
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「漂う提督」
かのアガサ・クリスティが参加し、ドロシー・セイヤーズ、F・W・クロフツ等の19世紀イギリスミステリー界黄金期を構成する作家達による豪華リレー。ただ、個人的な印象としては各個の個性が強すぎて通して読むのが辛いの一言。翻訳はお一人なんだけどね。
作品としての完成度がどうこう、ということをいうつもりはないので、私はリレー小説で各作家が個性を発揮してくれるのはむしろ歓迎します。「堕天使殺人事件」はその点、きれいにまとまりすぎているような……。
中古なら入手も容易なようですから、ぜひ読んでみたいと思います。
http://www.tsogen.co.jp/mysteries/index.html
創元推理文庫の東京創元社が贈るミステリ専門誌『ミステリーズ!』|東京創元社
「ミステリーズ!」で連載中のリレー本格ミステリ『仮題・吹雪の山荘、首なし屍体』はいかがでしょうか。
笠井潔→岩崎正吾→北村薫→若竹七海→法月綸太郎→巽昌章 というラインナップです。
やっぱりリレー小説といえば推理作家の得意とするところ。「ミステリーズ!」でもリレー小説をやっているんですねえ。あの雑誌もどこまで続くかな、と思っていましたが、リレーが完結するまでは続きそうですね。よかったよかった。
これは知りませんでした。嬉しいですね。