地誌学と地理学の違いについて詳しく教えてください。

地誌学ってはじめて聞きました♪

山形大学の授業内容より

以下引用

地誌学とは，特定地域における地域的性格を自然環境と人間生活との関係から総合的に究明しようとする地理学の分野である（地理学事典，二宮書店）。「地域を知る」ということが地理学における永遠のテーマと考えるならば，地誌学は地理学の最も基本的な分野であるということができるだろう。

地誌学topographyは地理学の一分野となります。ある地域の地理現象を調査記載して、その地域の地域的特性を明らかにする学問で、範囲は大陸誌から各国誌、各地方・地域・地区とさまざまになります。

ちなみに地理学geographyは、この惑星・地球の表面の自然と住民の状態、及びその相互関係研究する学問で自然科学と社会科学にクロスオーバーする事象一般を扱う一般地理学（自然地理学、人文地理学）と特定地域を対象とするご質問の地誌学に分けられ、さらにこれおとはまた異質な地図学や測地学も地理学に含まれます。

*%E5%9C%B0%E7%90%86%E5%AD%A6*%E9%81%95%E3%81%84&hl=ja

ここの中程に、

‘地理学は部分的のアプローチで

地誌学は全体的な観察，と記載されてます。

>地誌は地域の自然・社会・文化などの特徴>を記述するものとして認識されている。

つまりその土地土地の風土についての研究だと考えていいでしょう。

その地がどのような歴史を持って現在そうあるかを研究する分野だと考えます。

確かに地理学にもそういった側面は見受けられますが、一般的に考える『地理』とは理系の地理……つまり現在の地球物理学が担当する分野のように思えますね。

話はそれますが、生物でも生物誌という学究分野が確立しつつある（したのか？）ようです。

一応ご参考までに。

地誌学について。

法学系地理。

地理学について。

社会的地理。

上記URLと、２つ目のURLにより別物と解ります。