「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」、ならびに、「S.A.C. 2nd GIG」に出てくる、「STAND ALONE COMPLEX」という概念について、分かりやすく解説してあるサイトがあったら教えてください。「攻殻機動隊」を見たことがない人でも、「STAND ALONE COMPLEX」という概念について理解できるくらい分かりやすく解説してあるサイトが理想です。(ちなみに私自身は、攻殻機動隊の映画、テレビシリーズのファンです)

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回答3件)

id:kn1967 No.1

回答回数2915ベストアンサー獲得回数301

ポイント20pt

STAND ALONE 独立

COMPLEX 恐怖感

”孤立するという事に対して感じる恐怖感”

あるいは

”なぜだかは上手く説明できないのだけど、とにかく周りと同じだと安心するという感覚”

私はコミック版が好きです。

id:mina0375 No.2

回答回数100ベストアンサー獲得回数1

ポイント20pt

http://blue.hkisl.net/mutteraway/archives/000090.html

mutter away: スタンドアローン・コンプレックス

実際にこれが正しい答えかどうかはともかく、P2Pを使っての説明に、私はなるほど…とうなってしまいました。

id:ikebukuro

なるほど。分かりやすいですし、読み物としても大変面白いですね。

2005/02/14 10:41:14
id:komasafarina No.3

回答回数1662ベストアンサー獲得回数4

ポイント20pt

http://www.hatena.ne.jp/1107266323

人力検索はてな - 人から「変わってるね」と言われた事が一度でもある

(すみません、先ほどの回答、未整理なものを出してしまいました)

<(2>の回答の後ではいささかしり込みしますが)

例えば、ひとつは、上記URLの「はてなアンケート」の結果に如実に見られるように、現在の日本のような高度資本主義情報化社会においては「個性的である/個性的でありたい/個性的であるべきだ/個性的でなければならない」、つまり、(実際に積極的に)個性的であるかどうかよりも、むしろ「人と違っていたい」「人とは違っている(はずだ)」という諸個人の間に共通する指向とか、あるいは社会的な風潮といったものがあり、それは十分に「スタンド・アローン・コンプレックス」と呼べるものです。

なぜなら、「コンプレックス」という語は、単に「劣等感」とか「恐怖心」といった意味合いだけでとらえるのは、きわめて卑小かつ限定的なもので、本来は(そしたネガティヴヴな価値判断以前に、評価の可否のない「複雑なもの」とか(精神分析学的に限定しても)「複合感情」といったあるがままの状態を指す語であって、上記のアンケート結果は、「孤立する」を恐れながら、同時に「スタンド・アローン」という英語のもうひとつの側面である「無類の」「並ぶもののない」という積極的=ポジティブな、評価的な意味合いに自分を合致させたい、つまり「孤立」を恐れながら「個性的」でありたい、変わった存在でありたいという二面性(複合感情)を持っているということで、十分に「スタンド・アローン・コンプレックス」を物語る貴重な統計となっています。

つまり、自分は「変わっている」「個性的」である、ありたい、あるべきだ、でなければならない、という諸個人間の思いが、ひとつの「強迫観念」にも似た社会の価値観とか風潮(それは十分に「資本」の側から提示され発信されまた積極的に流布されている「イデオロギー」と呼ぶにふさわしいものですが)、人はそうした「資本」の発する価値観の域にまで達した「風潮」を「時代の気分」として、そうした社会のBGM「音楽」に合わせてまるで踊りを踊るかのように自己の個性化へ向けて(実は画一的に/画一的な)「消費」を(社会集団の各層において)するわけです。それは十分に「スタンド・アローン複合(=コンプレックス)」な社会と呼べるものでしょう。

実際、上記URLのアンケート結果に見るとおり、「(人から)”変わってる”と言われたことのない」人は、いまや少数派でえあり、実は「個性的」であるかどうかは、あくまでもその人個人の「意識」の持ちようであって、人が「個性的であるか」あるいは「変わっているか」どうかは、実はまったく真の問題でも価値でもなく、あくまでもそれは、「資本」が「労働」と「消費」を円滑に循環させるために「社会」に流布した「潤滑剤」としてのイデオロギーであって、そうした現代の高度に情報化された先進諸国の高度資本主義社会の「スタンド・アローン・コンプレックス」をたいへんよく物語るものです。

また、英語の「スタンド」には「抵抗する」という意味もあり、その線で行くと「スタンド・アローン」は「ひとりで抵抗する」という意味にもなり、個性礼賛の「スタンド・アローン・コンプレックス・ソサイエティ」においては、「笑い男」のようにひとりで(諸個人が個々に個性的と思っている画一的な)社会に刃向かう存在はある種ヒーロー視されることになります。

こうした「スタンド・アローン・コンプレックス・ソサエティ」において、真の問題を立案するには、さまざまな社会問題において「資本」と「国家」と「政府」(=社会の一部を代表する)と「社会」(それはもっとも強力なもので、いよいよとなれば「資本」も「国家」も「政府」も「諸個人」をも制圧する威力を秘めている)と「労働」と「消費」のそれぞれの動向、要求に注目することが必須です。

また、ここにきてそうした「スタンド・アローン・コンプレックス・ソサエティ」からの脱落者たちの登場は、社会の次なるフェーズを期待される注目すべき現象だとわたしは積極的(=ポジティブ)に評価し、注目しています。そうした脱落者群には、消極的な脱落者(ついていけず、おちこぼれた者)と、積極的な脱落者(降りてしまった者)、さらには無関心的脱落者(真に「スタンド・アローン」な存在なのかも、また(人から)”変わってる”と言われることのない人たちなのかもしれません。

以上、

id:ikebukuro

力作ありがとうございます。かなり勉強になりました。

2005/02/15 21:09:38

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