副島隆彦の学問道場
竹中財務相がというより、日本全体がもう既にアメリカの手先になってしまっているというのは事実です。アメリカの国債を日本が買っているのですが、それは返してもらえない可能性が高いです。日本とアメリカの関係に詳しい、副島隆彦という大学教授でベストセラー作家のホームページを紹介しておきます。
Yahoo!
シンプルに書きますと
1:今の日本は現金が回ってない
(というか、金を使いたくなる要素がない)
2:今までは国債発行で利権を生み出してきたが、そろそろ限界
(これ以上国債を発行しても、利子すら返せない)
3:みんなのたんす預金を市場に回すのが一番手っ取り早い
というのが略式ですが説明になります。虎の子のお金の9割の意味がよく分かりませんが、最近巷で調子付いてる素人向けの「ネットトレーディングをやろう」という動きもその一環ですので例に挙げましょう。
株を売買した利益は損をした人たちから出ます。国の懐も官僚の頭も痛みません。
自己責任という言葉がありますから。なおかつ、出た利潤の1割は(年間利益が20万以上なら)問答無用で税金になります。つまり株式の売買手数料で儲かった証券会社への税金と、株式で利潤を得た人間へのW税でおいしい。
そんな環境が出来るので、国民にリスク市場への参入を呼びかける動きは強まっていく一方です。
国民背番号制という布石を打っているので、国の国民に対する借金が返せなくなっている今、そのうち徳政令が出るのは間違いありません。(そうならないようにウンヌンという寝とぼけたおばさんもいますが、現実問題として返却不能な金額です)
株式口座の特定口座化も含め、リスク市場でのヤクザな税金はこれから横行しそうです。
(それに加えてごく近い将来に消費税が10%を超えます。)
なるほそ。税金を国民からふんだくるための前段階なのですね。そうかもしれません。
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=258
Sasayama’s Weblog » Blog Archive » 『郵政民営化問題』は、アメリカから日本への『年次改革要望書』の中の一項目に過ぎない。
Asahi shinbun
Friday, February 18, 2005
POINT OF THE VIEW/ KAORU OKADA
朝日新聞の英語版にオピニオン欄に
「U.S. Pressure behind postal privatization dride」
という投稿がありましたよ。
ところで郵政民営化ですが
・民営化で橋本派の力をそぐ(財政投融資・特定郵便局)
・郵貯のリスク資産化で資産を流動資産化を目論み、市場の金回りを良くする(形をかえたばらまき)
・ともかく民営化ありき。公社化する前の「赤字体質改善路線としての民営化議論」が既定路線化することで、動き出したら止まれない状況。公社化で2年連続で黒字なのに・・
・財政投融資が実はかなり隠れ不良債権化しており、外資に売り渡す、つまり長銀の時と同じように、闇に葬ることを画策しているという説があります。
なるほどなるほど。参考になりました。
ガーン。そうきましたか。