好きな少女漫画家を教えて下さい [第２弾]。

まず、ひかわきょうこさん。

「彼方から」が好きです。

ひかわきょうこさんに最初に注目したのは

「荒野の天使ども」からでした。

それ以前は、いかにもほっぺの柔らかそうな

典型的な少女まんがキャラを描く人だな、

という印象しかなかったのですが、

突然西部劇という変わった舞台でやたら元気なコメディ。

これでファンになりました。

そして何作か経て、突然「彼方から」でファンタジー世界に殴り込み(笑)

え？描けるのか？いいのかこんなヲタの多い世界に入り込んで、

と思っていたら、ストーリーが動き出すと、

その設定の緻密なこと。

ある意味、竹宮恵子さんの名作「イズァローン伝説」に匹敵する

しっかりとした独自世界が構築されています。

そこに、やたらかわいい、ひたすらイザークを慕うノリコの存在。

少女まんがの王道シチュエーションも存分に含んで、

90年代前半からつい数年前まで、私をぐいぐい引き込んでくれました。

ラジオドラマも聴いちゃったし、CDも買っちゃったし、

いまだに猫を肩に乗せて「チモ」なんていうギャグも仲間内で通じるし。

この作品を共通の話題として語れる人の輪も

けっこう広がりました。

一作家の一作品というより、もはやこれはひとつの文化、

という感じです。

山口美由紀さんも好きですね～(^-^)

好きな作品は「踊り場ホテル」。

一風変わったキャラを描くなーと目を惹かれて注目し始めたのですが、

時空のすきまの不思議なホテルを挟んで、

悲しい結末を迎えてしまいそうな出来事でも、

ちょっとした過去のエピソードが表に出てくるだけで

こんなにハッピーに転換する。

現在は偶然の積み重ねなんかじゃなくて、

温かい人の心の積み重ねで出来てるんだということを

優しく語ってくれる素敵な作品に接して、

すっかり転んでしまいました。

「踊り場ホテル」は、ちょっと対人関係なんかで心が疲れた時に、

ほんと、すっごくお勧めです。

私も、かなり救われました(^-^)

あと、忘れちゃいけない市東亮子さん。

長く読み続けたのは何と言っても「やじきた学園道中記」ですが、

好きな作品は「Bud Boy」です。

お花の世界に展開される中華テイストのファンタジー世界。

わがままタカビーな御大花将・蕾。

お目付け役の耽美な妙香花仙・薫。

幼な馴染の元気な緑仙・東皇使。

こんな花世界のお貴族様たちが下界と天界を行き来しながら

壮大な戦いをしているのか日常のゴタゴタに巻き込まれているのか

よく分からないけど緊迫感溢れる宿命の戦乱を繰り広げる。

こんなのが市東さん独特の魅力的なキャラで展開されるんですから、

これはもう雑誌連載の段階から追い続けないわけにはいきません。

これも長期連載と相まって、

もはや一作家の一作品を超えたひとつの文化として、

私や私の周りの人たちに君臨し続けてくれた作品です。

ドラマCDも買っちゃいました。

蕾のママさん、錦花仙帝役の島津冴子さんが

やたら艶っぽくていい味出してました(笑)

伝説のアイドル5人兄妹がヒーロー戦隊になって帰ってきた

「超ド級無敵アイドル戦隊バトルフィンガーファイブ」

もマニアックで好きでした～。

1)女

2)30代

3)岡田あーみん

4)『こいつら100%伝説』

5)これを「りぼん」に載せていいのか、と当時考えてしまうくらいにぶっとんでいたから。

大人になってから読んでもおもしろい、というか大人になってから理解できる部分も。

これの連載時には中学生で、「りぼん」からこの作品だけ切り取られたものが授業中にクラス中を回っていました。笑いをこらえるのに苦労した覚えがあります。

『お父さんは心配性』『ルナティック雑伎団』も好きですが、やっぱりこの作品がいちばん危ないネタ満載のコテコテのギャグ漫画で好きです。

今でもあーみん様を崇めております。

前のご質問にも目を通してみたのですが、そういやX（ペケ）も結構好きでしたね。あれは作者の地元ネタ出しまくりなんですよ。高校の先生とかもそのまんま出ているらしいです。

３０代　女

松苗あけみ　先生です

『山田君と佐藤さん』『純情クレイジーフルーツ』共にすっごい作品です。

中学生時分に出会ったマンガです。

全体的に、バブル前のおおらかな時期ののんびりさがあると思います。今の少女マンガにあるような、不安感や鬱な感じは感じられないですね～。出てくる悩みなんてすごい健全な内容ばかりです。みんな愛があって幸せな人ばっかり出てきて、作者の松苗さんのお幸せ具合が手に取るようなお話しばかりです。

先生の好みなのでしょうか・・・ナイーブでちょっと癖のある男の子の登場人物が多いのが面白いです。

また、眼鏡をかけている男性がどのお話しにもお約束で出てきて（特に山田君と、小田島先生・・・）、そのせいか、中学時分からのＢＦ、全て眼鏡君です・・・・。

詳しい『純クレ』のご説明サイト。

1)男

2)20代

3)桜井まちこ

4)Ｈ-エイチ-、ハニィ

5)まだ20代前半にも関わらず、微妙な感情表現を巧みに表現しているところ。それでいて、現在も進歩がみえるのが面白い。

　前の回答にあった先生！と同じ先生ものですが、こちらは少々ダークです。

1)女性

2)29歳

3)山口美由紀

4)「フィーメンニンは謳う」とその続編の「タッジー・マッジー」

5)この人の書くお話のほとんどに共通する事なんですが、とってもメルヘンな世界です。要請や魔女がいて、世界の「美しさ」は妖精の女王様にかかっていたりします。

この人の作品の良いところは、いい人やおもしろい人がたくさんいて、悪い人は少し悲しい人手あるとことです。性善説を信じたくなるようなハッピーエンドにあふれています。

ほのぼのしたい時におすすめです。

↑ダミー

1）女

2）30代

3）一条ゆかり

4）有閑倶楽部

5）登場人物が現実離れしてて、子供の頃こんな金持ちになりたいと憧れてた。

大人になって、酒好きになってから改めて読むと、登場人物（主要人物から脇役まで）の名前が酒の名前になってて、酒の銘柄を見つける楽しみもある。

1 女です

2 10代

3 樋口橘

4 学園アリス

5 主人公の蜜柑がとにかく頑張りやさんで、自分もこんな風にアツく生きたいと思わせる作品です。

画風も最近の少女マンガは漫画雑誌ごとに絵柄のパターンみたいなもの（「りぼん」は「りぼん」の絵、「花とゆめ」は「花とゆめ」の絵、のような）があるように思えて、同じ漫画雑誌の漫画はみんな同じに見えちゃうんですが、この人の絵は個性的というか、違いがはっきりしてて好きです。

①女

②２０代

③鳥山明

④ドラゴンボール

⑤青春とともにあった漫画です！！これなくしては、子供時代とはいえません(笑)とにかく絵が可愛い！（特に女の子）そして、アクション漫画なのに、汗臭くなくて、女の子でも抵抗無く見れるのが、素晴らしいと思います。

うちの母は４６歳会社員ですが、母も大好きで、ドラゴンボールだけは、新刊を買ってくれてました♪

あと、冨樫義博（字合ってるかな・・・(笑)）幽遊白書も青春の漫画です。蔵馬というキャラに恋焦がれていました(笑)バラの鞭をもつキザなキャラでしたが、最高にかっこよくて、優しくて、声優（緒方なおこさん）のＣＤとかも全部買いました！！！冨樫先生の作品は全て大好きで、Ｈ×Ｈも愛読中です♪

1)女

2)20代

3)萩尾望都

4)訪問者、半神、偽王、銀の三角、メッシュ、マージナルなどの80年代の作品が好きです。ちょっと変り種かも。

5)私の神様です。言葉の美しさ、額縁に飾りたい絵、そしてナイフでえぐられる様なストーリー。内部に根底して流れるモチーフの重さ。個人的に共感できるテーマを抱えていることも大きな理由かもしれません。

3)池田理代子

4)オルフェウスの窓

5)ベルばらもいいのですが……それにもましてオルフェウスは凄い。登場人物の絶妙な配置、熱すぎるモノローグは作家の魂の叫びが聞こえるようで、読み返すたびに涙が止まらず大暴走。生きるということに迫った作品。

3)いくえみ綾

4)バラ色の明日　の　エンジェルベイビー

5)バラ色の明日だけいくえみのダークな部分が炸裂している。ミスチルでいう「深海」状態。日常の中の非日常を描かせたら彼女の右に出るものはいないのではないか。台詞回しの上手さは少女漫画界の黒田硫黄。

3)佐藤史生

4)阿呆船、ワン・ゼロ、打天楽（その後のワン・ゼロ）、心臓のない巨人、天界の城

5)オススメはワン・ゼロ。佐藤史生は萩尾さんを受け継いで、ある意味超えちゃった人だと思います。自分の中に完璧な近未来の世界観があるのに、それを小出しにしか見せてこないような面白い描き方が癖になります。

好きな作家となるとどうしても硬派な面々がならんでしまいますね。神尾葉子「花より男子」、仲村佳樹「スキップビート」、日渡早紀「僕の地球を守って」、吉住渉「ハンサムな彼女」なんかも普通に好きなんですけど、作家全体をリスペクトしてるわけじゃないかもしれないです。

1)女

2)20代

3)新井理恵

4)ペケ

5)鋭い観察眼を持っている作者が、日常のささいなことだけれど、気になることなどをギャグにする、という４コマ漫画です。エロいネタもたくさんでてきますが、一応少女マンガです。台詞がとても長く、また、言い回しがおもしろいです。４コマ漫画の余白のところに、作者の一言コメントがついているのですが、それも楽しみの一つです。女のコのブラックな笑いがとてもステキです。

3)一条ゆかり

4)有閑倶楽部

5)おばかでゴージャスでスケールが大きいです。そして、恋愛も少しあったりして、和気藹々とした、６人の雰囲気がとてもステキです。その中でも私は可憐ちゃんが一番好きです。彼女はナイスバディとそれをキープするための努力は並大抵のものではありません。高校生なのですけどね…。

3)佐々木倫子

4)動物のお医者さん、おたんこナース

5)なによりも、作者の取材の丁寧さに驚く作品。病院、獣医学部、という特殊な設定を丁寧に描いているし、キャラクターもきわだっています。看護師の方も違和感無く読めるというスゴさ。専門的な話も出てきて、勉強にもなります。

以上、あまり少女マンガっぽくない少女マンガになってしまいましたが…。

1）女

2）30代

3）槇村さとる先生

4）おいしい関係

5）槇村先生の作品の中の女性は、どれもがみな魅力的です。

一見、準レギュラーみたいなどこにでもいそうな女の子なのに、

心の真ん中に磨かれる前のビー玉みたいなのを持っていて、

物語が進むにつれて、それがどんどんピカピカに光っていくようです。

時にはそのビー玉も割れそうになってしまう事があるけれど、

持ち前の明るさでそれも乗り越えて行きます。

主人公はしっかりとした、しかも女の子が憧れる職業を持っていて、

そこにも憧れました。

こんな女性になりたいなーとか、バレリーナって素敵！とか

子供の頃、よく夢を描いていました。。。

当然、主人公の周りにいる人々、特に男性はすごく素敵でかっこよくて、

い～な～ってうらやむばかり。。。でもこの子が同じくらい素敵だから、

そおゆう人たちも引き付けられるんだよなーなどと考えて、

自分自身の性格とか、日々の暮らしぶりとかを考え直したもんです。

漫画って、色んな事を気付かせ、考えさせてくれるからやめられないですよねえ。

①♂

②30代

③わかつきめぐみ

④Ｓｏ Ｗｈａｔ？

⑤絵が好き。作品全て読んでいて癒される。

③津田雅美

④彼氏彼女の事情

⑤アニメを最初に観て、中途半端な終わり方だったので原作を読んでみたいと思った。

有馬の実の父親の話とか感動！！

1)女性

2)20代

3)渡辺多恵子

4)風光る

5)上記の作品の場合は特に筋もしっかりしていて、作者の絵柄やストーリーの展開のこだわりも見られて、大人も読める少女漫画として高校時代から今にいたるまで新刊を買いつづけています。登場人物一人一人のキャラクターがとてもしっかりしているので、読者側も話にひきこまれる感じです。主人公が女性なのに新撰組に入隊する話なのですが、絶対に有り得ない話だけに逆に別世界の出来事として捉えられて物語に没頭できるのかなーなんて思います。

私の周りでは女性にかかわらず、新撰組好きの男の人（26歳）もハマったと言っていました。ちなみに彼は少女漫画初体験だそうです。

私は主役である両思いの２人を、実は主役の女性のことが好きなのに思いを秘めつつ暖かく見守る脇役が好きです。読んでいただければわかるのですがナイスキャラクターです。３枚目なのにかっこいい、みたいな。

ご存知なければ是非御覧になってみてください。