どうして射撃はオリンピック種目なのですか？スポーツとは「運動一般のこと。主として競技が多い」と定義されていました。射撃は運動ではないように思えてなりません。道具を使う点においてもギターの方が体を使っているように思えます。

オリンピックは

もともと戦争に負けたクーベルタン男爵が、自国の兵士の始基礎体力アップを目指してSPORTSを奨励したことがスタートラインです。元々スポーツ自体が、戦争で必要な基礎体力向上というトレーニングから発達しましたから、そうならざるをえない。

やり投げ・円盤投げは投擲にによる攻撃、棒高跳びは棒を使った城壁を飛び越えて場内に侵入する技量、マラソンはマラトンの戦いの戦勝報告が起源、レスリングや柔道などは言わずもがなの徒手格闘技、フェンシングは武器格闘技と、スポーツと戦争はかなり密接ですから、そこに射撃が加わるのは当然ですね。遊技起源のスポーツと、戦争起源のスポーツを考えて分類するのも、面白いことかもしれません。