会議の議事録の書き方を教えてください。約1時間の会議をＡ４2枚ぐらいで書いて提出したのですが、薄くて、内容がつまらないといわれました。確かに会議で話していた内容は面白いものだったのですが、まとめてみるとつまらないと自分でも思ってしまったのですが、臨場感が出る読んで面白い、保存版になるような議事録の書き方をおしえてください。議事録にはフォーマットみたいなものがあるのですか？

フォーマットはこれで十分でしょう。( [４．議事録] のところです。)

読み物で言えば舞台と登場人物と前書きをはっきりさせる項目は

内容を読み手に伝えるために余さず記しておくということで考えればよいでしょう。

内容はやはり『「問い」に着目した書き方』がポイントですね。

何かを解決する、決定するために開かれるものです。

会議のテーマを読み手が共有したところで、やきもきするような途中経過、

ズバッと解答が見つかった爽快感！なんて書き方するには、

「問い」がハッキリしているところから「答え」への流れを作るということ。

『議題：○○について　　誰々の発案による△△が満場一致で決定した』では

記録としては間違ってないけど、読み物としては面白くないってことですね。

MP3 で公開されている「はてなアイデアミーティング」を聴きながら

「こうまとめたら面白いかな」とイメージしてみるのもいいかもしれません。

自分の仕事と直接関わっていない会議だと気楽にいろいろ考えられますし、

時間は短めですし。

何を持ってつまらないと言っているのか分かりませんが…

①最初に会議の趣旨を明確にする。

②事実関係と意見を明確に分ける。

③趣旨を考えた場合、本来あるべき姿と現実のずれに関わる事実関係を趣旨の次に記載する。

④事実関係が本来あるべき姿と相違している要因を記載する。法令・慣習等

⑤本来あるべき姿がどのようなものかという意見を記載する

⑥⑤の意見の根拠となる考え方を記載する。

⑦今後の方針を記載する。

→先ず読んでいて、ストーリー性がないと、会議の進行と同様に議事録を作成しても、読み返すと分かりずらく、つまらないものになります。ポイントを整理して記載することが重要です。

議事録の書き方です。

H社S研究所 新人養成 裏マニュアル

「議事録」作成編

感じる・考える・伝わる！

議事録に限らず、文書作成のコツ、考え方など。

こちらも議事録に限りませんが「伝えたい内容を文章で表現可能に」という観点で。