世の中には研究していない教授がいると聞きました。

職務違反とは思いませんが、マズイところは全て本人が認識していることでう。。。

そんなことないよ☆

研究とは実験のこととするならば、実験していない教授は沢山います。教授（助教授・助手）は大学の研究室の人間が実験しやすいように、金銭面、知識面などからのサポートをする職業です（例えば研究資金を集めてきたり、学生に指示・示唆をしたり）。だから、教授（助教授・助手）は研究室には不可欠な存在であり、広義の意味で「研究をしている」と言えると思います。

もしそういった意味での研究をしない場合は、研究室が結果を残せず、淘汰されていくでしょう。

実験科学の研究の話に偏ってしまい、また、職務違反か否かの質問の答えになっておらず、ごめんなさい。

職務違反では無いでしょう。実際に(国公立で今のところは自己)評価の項目として研究に加えて「教育」や「社会貢献」などの項目も

あるらしいです。

私立大学では教授の具体的な職務は大学との間の契約で決まりますので、国立に話を限ります。

学校教育法58条6項で「教授は、学生を教授し、その研究を指導し、又は研究に従事する。」とあります。教授自身は研究してなくても法律上は前の二つのどちらかを果たしていれば一応職務違反にはならないはずです。

現実的には研究の指導と研究の従事は外から見分けがつきにくいので、どちらかをやっていれば外部からは両方やっていると見なされるかと思います。

また、俸給表では教授は教育職であり、wikipediaにあるように教育に従事することが俸給の代償と考えて良いのではないでしょうか。

URLはダミーです。

教授の職務は「研究」と「教育」です。「教育」をしているから「研究」はしなくてよいかというと、現代の世の中にあって新しい知見はどんどん出てくるわけですから、「研究」をせずに「教育」はできないと思います。ですから、研究しない教授がいらっしゃるとして、そういう方に学びたくはないですし、もし自分が学生であれば、自分の授業料をそういった方のために使ってほしくはないですね。

職務違反かどうかに重点を置いて解答しましたが、質問の趣旨が「研究をしていない教授」のようなので、そちらについてあらためて回答させていただきます。

厳密には、「研究をしていない教授」＝「研究の指導をするが自らは研究に従事しない」とは限りません。

例えば、研究の最前線にいられる時間が限られている分野では定年近い教授はサポートはともかく指導すら困難でしょう。

また、主に私立の文系ですが、明らかに学外の活動（執筆や講演や取材）が忙しく研究や教育をほとんど行ってない方もおられるようです。（例えば、一時期の竹中大臣（大臣としての職務を研究と見なすなら話は別ですが））

研究Onlyの職業は教授ではなく研究員（研究職）です。（建前ですが）