2chのログを編集して公開しているブログを見かけるんですが、

著作権の問題は難しいと思います。

こちらのサイトはいかかでしょうか？

例えば「電車男」も２ちゃんのログを編集したものを書籍化されましたが、それに関しての記述が参考になるかもしれません。

結論として言えば、著作権は発生しますが、

全ての著作権が個人にあるわけではなさそうです。

レスをした全員に著作権があります。

ただ「電車男」の場合誰も書籍化に対して訴えを起こさなかったため、その他の著作権者に断り無く書籍の発行や映画化となった様子です。

「編集著作物」になると思います。この(3)は参考になるかと思います。

もひとつ、編集著作物について。解りやすいと思います。

「おバカのために....」というのは何かしゃくですが。

http://www.furutani.co.jp/cgi-bin/term.cgi?title=%96|%88%C4:detail]

　編集した人にも、著作権が発生するそうです。

５．編集著作権との関係

新聞、雑誌、百科事典は編集物として編集著作権もあります。編集著作物とは、素材の選択又は配列に創作性のある著作物です（12条）。新聞でいえば、記事が素材で、どの記事を掲載するかという選択、その記事をどのような順序、位置に掲載するかという配列、それらの点で創作性があれば編集物が著作物として保護を受けるのです。この編集著作権は、個々の記事や解説の著作権とは別個のものです。ある編集物から記事などを利用する場合でも、編集物全体やその主要な部分を利用していない場合には編集著作権は働きません。その場合には、個々の記事や解説の著作権だけ注意すればよいのです。

　また、著作権法では、「編集著作権」というものも認めています。編集著作権は、個々の著作物についての著作権とは別個に成立する権利で、紙面構成、掲載する記事等の取捨選択、配列などに創作性が認められるときに生じる権利です。一般に新聞紙面は編集著作権の対象ともなります。

少し誤解されているようですが

編集した方には「編集著作権」があるだけで文章その他に関する著作権は発生しません。

あくまでも編集したその順序や方法に対する著作権なので、２ちゃんのログに対して著作権を主張することはできません。

「電車男」の場合は文章に対して著作権を有する人物が誰も異を唱えなかったため、そのまま書籍化されただけのようです。

「ちょっと詳しい」だけで法律関係の資格はありません。

著作権のないもの、もしくは許可を得たものを編集した場合それし「編集著作物」と認められます。

（例）：数学の公式一つ一つは著作物とは認められないが「誰でもわかる　数学II」みたいな本を出版した場合、編集物となります。

なお、２ｃｈのログには著作権があることは認められています。

親告がないということは、ただ著作者が気がついていないだけでもしそれが本当に著作的なものならば相手も訴えてくるかもしれません（そうでなくても著作物としての権利があればＯＫです。）

なので、結局権利は認められるのでこれをさらにコピーした場合は訴えることができます。

ただし、原作者の書き込みした人からも訴えられかねません。

（編集したものをコピーした人は両方から訴えられる可能性があるのです）

著作権を主張できる立場なら有利ですが逆の立場なら不利です。

ただ、（意見ですが）名無しで書き込んでいる人がわざわざ著作権を主張することはまれではないかと考えます。

もちろん、そうではないケースもあるので要注意ですが・・・・。

　http://pweb.sophia.ac.jp/~komada-y/lecture5.htm

　再度の回答です。回答欄の文章を手抜きしてました。すみません。

　ここに、

　「ＢがＡの小説を無断で翻訳したとしても（Ａの著作権を侵害しているとしても）、Ｂが翻訳によって著作権を取得することにかわりはなく、ＣはＢから許諾を得る必要がある（通説）。」

　と、あります。

　質問に当てはめると、編集した人にも著作権が発生するということになります。

　ただ、括弧書きで通説とあるので、調べてみましたが、判例等を発見することは出来ませんでした。

　また、この場合、編集した人に、編集物に対する著作権がありますが、元の著作権者も同時に編集物の著作権者となります。さらに、元の著作権者は、編集した人を著作権法違反で訴えることも、もちろん可能です。