ばらまかれたエサを数ヶ所に集める「アリ・ロボット」のシミュレーションについて、
ある程度こまかい説明をしていた本があったのですが、
その本のタイトル(できればページ)を教えていただけないでしょうか。
ある研究者がアリをずーっと眺めた結果、
[1] ランダムにぶらぶら歩く
[2] 手ぶらのときに、目の前にエサがあったら持ち上げる
[3] 荷物を持っているときに、目の前にエサがあったらエサを置く
というような単純な規則を持つ多数のエージェント(アリ)を、
エサのちらばった部屋に置いてしばらく待つと、
エサが数ヶ所に寄せ集める、というシミュレーションに成功してた、
といった内容だったと記憶しています。
論文要旨からすると、ここの『アリの採餌行動に関するシミュレーション』と言うのがそれではないかと思われます。……のですが、本までは見つけられませんでした。誰か見つけて!
>ある学者はいう。「生き物の本質は分散型だ」と。それは次の実験を
>見ても明らかだろう。アリが散在している幼虫を1カ所に集める行
>動からは、ふたつのシンプルなルールが見出された。それは「アリは
>幼虫を見つけるとそれを掴む」「幼虫を持っている状態で別の幼虫を
>見つけたらその横に掴んでいた幼虫を置く」というものだ。
>そこでアリロボットを作り、この単純なルールだけをプログラミン
>グする。ロボットは幼虫になぞらえたブロックを見つけるとこれを
>掴む。そして別のブロックを見つけるとこれを放す。その結果、ロ
>ボットはみごとにブロックを1カ所に集中させた。ロボットに「ブロ
>ックを集めよ」という高度なプログラミングは組み込まれていない。
多分幼虫は蟻の餌・・・なら同じ話、聞いたことがあります。
でも、誰の研究かは不明です。
で、そんな話が載っていそうな本です。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/detail/-/books/4757160054...
Amazon.co.jp: 知の創発―ロボットは知恵を獲得できるか: 本: 伊藤 宏司
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4757160054.html
知の創発: 紀伊國屋書店BookWeb
>知の創発―ロボットは知恵を獲得できるか
>第1部 群知能(みんなの動きが自然にまとまる?
>―並列、拡散、流れ;多くの物を運ぶ―群ロボット搬送システム;
>みんなで輪になる―知識の共有について ほか)
アリの話もあります。何かそれらしてとは思いますが・・・。
誰がその章を担当されたか、誰の研究かは不明です。 (未確認、幾つかの図書館にもありそうです)
Reformerさん、了解です。
僕は「知の創発」は読んだことがないので、おそらく別の本であったとは思います。
というわけで、質問自体は継続させてください。
ですが、たいへん役立つ情報でした。ありがとうございます。
http://www.mizuho-ir.co.jp/meme/200304/mit.html
ロボット開発における「知」の中核MIT人工知能研究所
ここで紹介されているブルックス博士ではないでしょうか。ただ、出版されている本は見つからないのですが。共著は下の1冊だけのようですし。外している恐れが高いので、ポイントは不要です。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4757120621/249-1640982-...
Amazon.co.jp: 22世紀への手紙―生命・情報・夢: 本: 東倉 洋一,小泉 英明,ロドニー ブルックス,中村 桂子,相川 清明,天野 成昭
hengsuさん、ありがとうございます。
この本ではなかったと思いますし、
ブルックスはエージェント的な研究はしているものの、
このアリの研究そのものずばりではなかったと記憶していますが・・・。
ですが、自分で調べてみます。今回はみなさん、ありがとうございました。
kyokusenさん、回答ありがとうございました。
ただ研究者は外国の人で、
またシミュレーションにフェロモンは利用していなかったと思います。
以後の方、よろしくお願いいたします。