スクリーンセイバーを使わないと画面が焼き付くと聞きましたが、一体どれくらいの時間静止画面を表示させ続ければ焼き付くのでしょうか。

「焼き付き」が起こるのはCRT（ブラウン管式）のディスプレイのみです。

では何時間で焼きつくかというと、いちがいにいえません。新しい機種程、焼き付きにくい構造になっているからです。

基本的には同じ画面をずっと表示させる必要性がないのなら、ディスプレイの電源を切れば、焼き付きも防げるし節電になり、一石二鳥です。

個人で使用しているパソコンで焼きつきが起こったものは見たことがありません。

仕事で使っていたレジのモニターは薄っすらとやけが起こっていたのを覚えています。

3年ｘ365日ｘ10時間 ＝ 10,950時間 ぐらいでしょうか。

ちなみに白黒ブラウン管です。

カラーブラウン管は白黒より焼きつきにくいそうです。

液晶は起こらないそうです。（先にバックライトかインバータが故障します）

また、ブラウン管の質や明るさによってはもっと早く焼きつくようです。

（GAMEセンターの物は１年ぐらいでおかしくなるのではないでしょうか：ゼビウスの影）

スクリーンセーバーは見た目が面白いので流行っただけで効果はありません。

CRTタイプなら微妙に電気代が浮く程度です。（LCDは変わらない）

蛇足ですが○○製作所でLCDの設計していた技術者もノートパソコンを修理したとき

LCDを交換されたので「液晶自体は半永久的に使えるのに全部交換してもったいない」と

ぼやいていました。（確かに液晶パネルは割れない限り使えそうですネ。）

古いのや安いものに発色が悪いのがあります

あれは液晶パネルの性能の問題で劣化ではありません。

焼き付けを防止するという意味ではスクリーンセーバーは過去の遺物？ のような気がします。

最近のディスプレイは機能向上によって焼き付けを起こさないからです。

僕は仕事に行っているあいだ、自宅のパソコンをつけっぱなし（CRTディスプレイ・スクリーンセーバーオフ）にしているときがよくありますが、焼き付けを起こしたことはないです。

旅行に行っている（３日間だったかな？）あいだ、パソコンをつけっぱなしにしていた時も焼き付けはおきませんでしたよ。

URLを参照してもらえれば書いてますけど、最近はセキュリティ面での意味が大きいと思います。

モニターは何ですか？

スクリーンセイバーは大昔のブラウン管のモニターでテキスト表示が中心の頃活躍した話です。

今でも業務用に固定のPGを表示していて一日中固定の表示画面を出しているような特殊な使い方をしないとほとんど問題になることはないでしょう。（それも液晶でなくブラウン管のモニターの場合ですが）

現在のスクリーンセイバーは焼付け防止ではなく飾りやセキュリティの要素が強いですね。

心配なら省電力の設定して、時間がたつとモニターが消えるようにしたほうがずっと良いですよ。

とにかく、今普通にPC使っているだけなら焼付けの心配なんかまったく要りません。

昔のモノクロのモニターの時はよくありましたけれど、、、

今の動きの激しい表示画面ではほんとに特殊な場合にしか起こらないと思います。