美咲天使さん（有栖川雅さん）の生存情報を求む。

もっとも可能な策としては、いわゆる「捜索願」を出すことになりますが、家族じゃないとそれは無理なので親族を説得するとよいでしょう。

実際のケースです。

手書きでもURLのような御本人が書いた委任状というものがなければ、あなたが刑事告訴できません。

犯罪の事実を捜査機関に伝えて処罰を求めるやりかたには

「告訴」と「告発」の二種類があります。

「告訴」というのは原則として

犯罪により害を被った者が行う手続きのことで、

美咲さん事件の場合は仮に犯罪行為が行われていたとしても、

「告訴」は美咲さんご本人か、あるいは不幸にして死亡していれば

その直系親族や兄弟姉妹といった関係の人などが

行っていく手続き、ということになってきます。

(刑事訴訟法第230条～)

これに対して「告発」とは、

犯罪の事実を知った第三者が行う手続きです。

刑事訴訟法第239条には

「何人でも、犯罪があると思料するときは、

告発をすることができる。」

と定められています。つまり誰でも出来る犯罪の追求。

これが「告発」という手続きなんですね。

このように立場の違いによって、

行える手続きは「告訴」と「告発」に別れますが、

刑事訴訟法第189条には

「警察官は、それぞれ、他の法律又は国家公安委員会

若しくは都道府県公安委員会の定めるところにより、

司法警察職員として職務を行う。

２　司法警察職員は、犯罪があると思料するときは、

犯人及び証拠を捜査するものとする。」

と定められていますから、どちらの手続きによっても

それが犯罪の事実を明確に示すものと受け止められれば、

そこから警察の捜査が始まっていくことに変わりはありません。

つまり、私たち第三者も、「告訴」は出来る立場にありませんが、

しっかりと犯罪の事実を立証できる資料が得られるならば、

ほぼ「告訴」に準ずる効力を持つ「告発」は行える、

ということなんですね。

告発は、日本中のどの検察官・警察官に対してでも行えます。

また、書面でも口頭でも行えます。

(刑事訴訟法第241条)

美咲さん事件の場合は「被害者不詳」ではなく

「加害者不詳」ということになってくると思いますが、

これは告発を退ける要件とはなりませんから、

不詳のままで告発できます。

さらに美咲さん事件の場合は、

ビデオの内容を専門の医学者が検証すれば

果たして映像として記録されたものが演技なのか

実際の強度の急性アルコール中毒だったのかが

ほぼ明らかになってくるものと思われます。

そしてビデオには症状の経過が克明に記録されていますから、

専門の医師なら、おそらく最後の意識不明状態から

何分以内に手当てを行わないとどの位の確率で死亡に至るか、

といったことも分かるはずだと思われます。

そのくらいの資料を添えて告発を行えば、生死不明の段階でも、

これは従来言われていた過失でも傷害事件でもない、

少なくとも殺人未遂であるとして、

新たな告発が行える可能性が高そうです。

あとはその告発が無視されないように

ネットの力で世論を盛り上げていければ、

事件の全容解明が期待できてくるのではないでしょうか。

強制わいせつや強姦については

被害者の名誉を保護する必要もあるという配慮から

通常は親告罪となっているわけですが、

加害者が集団ということになってくると、その反社会性から

被害者の意志に任せておける問題ではないということで、

ご指摘のように非親告罪とされているわけです。

これを美咲さんの場合にあてはめて考えてみます。

1) 暴行の可能性

まず、性行為やそれに付随する行為はAVの撮影ということで

予め合意が成立していたと考えられます。

しかし、映像として記録されている内容を見ると、

美咲さんが激しく拒否しているにもかかわらず、

激しい罵倒や暴力的な取り扱いが

延々と続けられていることが分かります。

特に漏斗を用いた強制飲酒のシーンでは

必死に前歯を食いしばって拒絶する様子が撮影されており、

美咲さんの芸歴から推察するに、これを演技と判断することには、

大きなためらいを感じざるを得ないものがあります。

ここにおいて、合意に基づかない暴行の可能性が

十分に考えられてきます。

2) 脅迫の可能性

特に前述の漏斗を用いた強制飲酒のシーンでは、

必死に前歯を食いしばって拒絶する美咲さんに対して

「殺すぞ」の言葉が投げかけられ、

それに続いて過剰なまでに「殺す殺す殺す殺す」と

脅迫的言辞が連呼されています。

この時美咲さんは必死に前歯を食いしばって

両手を用いて口をこじ開けようとする複数の男に対して

抵抗していたわけですから、

この拒絶が演技でないと仮定するならば、

仮に「殺す」と発言した側が演技だと言い張っても、

「殺す」の言辞に屈して口を開けることを余儀なくされ、

その結果過度のアルコール摂取による

致死的な急性中毒を招いたことになるわけですから、

これは状況において脅迫が成立するものと思われます。

3) 集団強姦罪成立の可能性

以上のように、事前の撮影計画における合意の範囲を超えた

暴行・脅迫による行為の強制が極めて濃厚ですから、

ここにおいて強姦罪が成立する可能性は

十分にあると言えることになってくると思われます。

強姦が成立するとすれば、これが集団による

犯行であることは映像を見れば明らかですから、

当然非親告罪の集団強姦に該当してきます。

4) 常習性からの推測

こうしたバッキーの集団強姦の可能性については、

別シリーズのAV「水地獄」に出演していた別の女優さんが

これを立件できそうな告白を自身のサイトにおいて行っています。

したがって、彼女の正式な証言が得られれば、

常習性の観点から美咲さんに対しても同様のことが行われていたと

推測させるに十分な材料となってくるものと思われます。

5) 逮捕監禁罪の可能性

また、この女優さんは不当に契約外の長時間に渡って

強制的に拘束されていたことを伺わせる発言も行っていますから、

ここから美咲さんの場合も逮捕監禁の可能性があったと

推測していくことが出来そうです。

これが容疑として浮上してくることになれば、

当然これは非親告罪ですから第三者でも告発が行えます。

6) 強制わいせつ等致死傷の可能性

美咲さんに対しては暴行と脅迫を用いた

飲酒の強制が行われていますから、

これが演技ではないと思料される場合、

刑法第178条第2項、

「女子の心神喪失若しくは抗拒不能に乗じ、

又は心神を喪失させ、若しくは抗拒不能にさせて、

姦淫した者は、前条(注：強姦罪)の例による。」

の、少なくとも未遂に該当してきます。

ですから、仮にこれによって美咲さんが死傷していた場合、

殺人より重い最低6年、最高無期懲役の重罪となってきます。

7) まとめ

そんなわけです。

医学者や心理学者などに映像の解析を依頼して

以上述べてきたような可能性についての証言が得られれば、

市販されているビデオを物証として提出するだけでも

告発が行えるかもしれません。

水地獄の女優さんの場合も、該ビデオの撮影が

強い心的傷害となっている様子がうかがわれ、

その記憶を再び蘇らせてしまうにはしのびないものがありますから、

彼女自身ではなく治療に当たった医師などから

証言してもらったほうがいいのかもしれません。

既出でしょうか?

ここの中ごろに

「その際、女優は直腸穿孔（穴が開くこと）や肛門裂傷などを負った。全治４カ月の入院することになり、退院後に被害届を池袋署に提出。池袋署によると「処置が遅ければ死亡していたかもしれない傷の深さで、犯行は悪質」という。」

とあります。

この方は事件や経過について知ってそうです。

「最近起きた事故で、アナルにバルーン（ゴム風船状のもの）を入れ、バルーンの中に空気を送り込み、そのバルーンを破裂させるプレイをした制作会社がありました。その結果、直腸が粉砕され、緊急手術の結果人工肛門をつけてでしか排泄が出来なくなってしまった事件がありました。腸内でバルーンを破裂させても、映像には、その様子は映らないので、全く映像効果の無い、無駄で、無謀なことをしたことになります。更に結果として、半年以上の入院生活及び、再手術を要する大事故に繋がったのです。」

この事件に対する批判もしていますが・・・

結局は同じような映像を作って商品にしているわけです。