(ダミー不可/必ず判断の根拠をウェブ上の資料から探すこと)
http://www.dailytimes.jp/2005_may_1.htm
北方領土の資源的価値 デイリータイムズJapan
難しい問題ですが、北方領土返還による経済効果と言うことから考えてみたいと思います。
上記のページによると、地下資源についてのは不透明。水産資源が「年間数百億円」となっています。このページを読む限り、水産資源は確かに豊富ですが、過去と同じように採れるかどうかは補償できず。あまり過大に考えない方がいいと思います。
それよりも、手つかずの自然を生かした観光のほうに北方領土の価値はあるかもしれません。
こちらのPDFファイルによると、知床・東オホーツクの観光消費額が1,099億円、生産波及効果が2,100億円となっています。
北方領土が知床と同じような観光資源となるかどうかはわかりませんが、観光資源としての価値は大きいと思います。
ここから先はかなりおおざっぱになりますが、
水産資源 年間100億円×20年
観光資源 年間500億円×20年(知床の半分と考えて)
で、1兆2000億円くらいかな?と。
http://www001.upp.so-net.ne.jp/dewaruss/rosiakokkayosan_kuroji.h...
予算黒字に悩む??ロシアの来年度国家財政
上記ページによるとロシアの国家予算は3兆ルーブルほど。1ルーブルは4円程度なので国家予算が12兆円。1兆2000億円だと国家予算の10%ほど。ロシアも納得する?
以上は北方領土の資源面から考えてきましたが、「日露が懸案を抱え続けることによる損失を金額に換算するといくらになるか?」ということだとそれにとどまりませんよね。
上記ページによると2002年「極東地域の主要相手国」の貿易総額において、日本が9億8430万ドルドルなのに対して、韓国は10億1650万ドル。日本の経済規模が韓国の6~7倍あることを考えると、もし日露関係が良好ならこの貿易額はもっと伸びていいはずです。
中国の貿易額を考えても、ここだけで5~10億ドル伸びてもいいはずです。
ただ、貿易額が伸びたときにそれが日本経済にとってどれだけプラスになるのかは、簡単には判定できないですね。
ただ、このあたりのことも考えて、資源から出した1兆2000億円に、さらに円借款や経済協力などでさらに1兆円くらい上積みするのでどうでしょう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/北方領土:detail]
北方領土はURLのサイトを見ても分かるように日本国の領土であり、現在ロシアに不法に占領されているわけで、そもそも購入という解決は方法はいかがなものと思われますが、万が一購入したと仮定すると、北方領土はたいへん良い漁場で世界3大漁場のひとつと数えられており、サケ、マス、タラ、カニ、コンブ、ウニ、ホタテなどの宝庫であり、戦前の水産業総生産学は約100億円です。それにアラスカの売却価格(1km²あたり5ドル)を参考にすると
1k㎡10ドル×5036=5539600円
200億(未来の見積もり)×50年分=1兆円
計
1兆553万9600円
となります
何の見返りもなく返還、というのは、現実的にありえないので……。不当だとか何とかいっても、それで60年経ってしまったわけですから。兆円単位なら購入で一発解決も不可能ではないな、と思っていて、試算としてどんな数字が出せるだろうか、と思ったのでした。
それにしてもアラスカは安いですね。昔の話なので、現在はとてもその金額では買えないでしょうけれども。
なるほど。合計2兆円程度なら、国債発行で賄えそうですね。現実的な提案になりそうな気がしました。