「汎用機系→クライアント/サーバ型に移行したらTCO削減に成功!」みたいなようわからん大企業・中堅企業の事例はいりません。
50人以下の小企業では、ファイルサーバくらいしか用途はないのでしょうか?(ファイルサーバだってPCサーバにすればって思うし。)
われこそはサーバめっちゃ知ってるって人で小企業でもサーバを導入するメリットがあるぞ!って教えていただけませんか。サーバを導入したくてたまらなくなるような事例・メリットを教えてください。
http://solution.itagent.ne.jp/category/category1.php
グループウェア型ASP一覧 -ASP徹底比較-
グループウェアによる社内情報共有なんかどうでしょう?
http://www.hatena.ne.jp/1131558340#
人力検索はてな - サーバっていろいろありますが、どんなメリットがあるんですか?(もしあれば、コスト削減・業務改善に繋がるサーバー上で動くアプリも同時に教えていただければ嬉しいです..
それこそサーバーの内容次第といったところです。
HTTPサーバみたいにHTTPを使ってWebPageを公開できるみたいな恐ろしくシンプルなものもありますし・・・
とりあえず私が自宅で行っていることを紹介します。
環境は
クライアント数:4
ユーザー数:5
回線:ADSL1M(実行値400k)
です。
Microsoft Networkのファイルサーバー
ファイルサーバーにアカウント情報を含む全ての情報をおきます。
それをクライアントから移動アカウントとして呼び出します。
メリット
・どのマシンであっても自分のアカウント情報を覚えておけば同じ環境が再現されます。
・ファイルサーバーにぶら下がる移動アカウントを設定されたマシンであれば「あのファイルはどのマシンに保存したのかな・・・」といった悩みがなくなります。
・最寄のマシンで作業できるので移動できるマシンである必要がなくなります。
・全てのデーターがサーバーに保管されるのでクライアントを全てシンクライアントにする事ができます。
→シンクライアントにするとセキュリティーの管理が容易になります。
デメリット
・サーバーが死ぬと全て使えなくなります。
→バックアップを頻繁に行うことで対処します。
・大量にデーターが集まるため一時的につながれる外部からマシン持ち込まれるからの保護が重要になります。
→ネットワークの分離((ハードウェアの)ファイアーウォール,ルーターなど),MAC AddressやIP Addressによるファイルサーバーへのアクセスの阻止を行うことで対処します。
Proxyサーバー
メリット
・キャッシュ効果により外部へのトラフィックの削減や表示速度の向上が見込めます。
・Proxyサーバーでウイルススキャンなどを行えば個々のウイルス対策ソフトウェアなどの定義ファイルの更新が少し遅れていてもWeb経由での感染を阻止できます。
デメリット
・外部からの踏み台にされる可能性があります。
→ローカルIPにする事で対処します。
NTPサーバー
・時間あわせの問い合わせを1マシンのみで切るため外部へのトラフィックが減ります。
・タイムラグの少ないサーバーであわせるのでサーバーの時計を厳密にあわせれば誤差を減らすことができます。
必要ないでしょう!!
何やりたいですか?
パソコン買って何に使うのと同じように
サーバー使って何したいのという話ですね。
この文章のないようだと別にいらないと思いますよ。
御社の業種やPCの使い方が分かれば別のアドバイスもありますが、社内で運用するだけならサーバーは不要です。
サーバーの大きなメリットは信頼性です。
あとは普通のPCと同じです。
どっちつかったって同じです。
つまり専用サーバーを必要とするのは
24時間稼動で、基本的にPCをとめられない。
そして、トラブルが発生したときは大きな被害になる業種や運用をする場合です。
つまり、
1 対外的な運用を行う場合。(顧客からの問い合わせなど大切な業務を担っている)とか
2 会社の基幹業務がそこで行っており、1時間とか業務停止したら、社内業務ができなくなる(受発注ができない、問い合わせ対応できない)とか
3 自社サーバーを構築して、それでホームページの公開や社内メールを構築しているとか
4 とにかく壊れたら困る場合で、専門の担当者が復旧できる場合です。
そうでなく、単に社内のデーターを置いておくファイルサーバーとかプリントサーバーとか、社内業務をサポートする業務アプリの運用で最悪業者が来てから復旧を待てるものとか、業務補助でグループウェアを使っているとかなら別に必要ないですね。
もちろんあっても良いですが、、
これらはおっしゃるとおり普通のPCでできます。
専用サーバーならdiskのRAID1or5は当たり前でしょうし、UPSも当然あるでしょうし、
それにハードDISKも信頼性の高いものが実装されているでしょう。
最近はレンタルサーバーやASPのサービスなんかも盛んですし、
普通の会社で専用サーバーを持つ意味はあまりなくなりましたね。
http://www.microsoft.com/japan/showcase/seshimo.mspx
マイクロソフト導入事例 : 株式会社セシモ
マイクロソフト社製のWindows 2003 Serverの導入事例です。基本的にオフィス内で使用されるサーバはファイルサーバ、プリントサーバが一般的かと思われます。サーバ本来の目的として共有資源の一元管理を最優先に考えられているので社内の部署でアクセスできる資源に制限をつけて社内での情報漏洩等にも役立つと思われます。またプリンタ関連などでは機器に異常があった場合単独で動かしていたら過ぎに業者を呼び修理、交換など込み入った作業がはいります。プリントサーバとして構築を行っていればプリンタ機器に異常があった場合サーバ上にエラーがあがりある程度の原因究明の役にたつと思います。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/SMBIT/20051102/223955/
Q&A:NASを導入するメリットは?:ITpro
ファイルサーバも使用せず、プリンタ関連もNIC内臓のプリンタを使用しているのであれば基本的にサーバは必要性がないと思われます。
http://www.logitec.co.jp/products/nas.html
NAS - LAN接続ハードディスク - ロジテック
NASの一例です。
これでまかなってしまえれば逆にPCサーバを立てるよりコストパフォーマンスがいいと思われます。
http://www.microsoft.com/japan/showcase/default.aspx
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PCサーバの場合、長時間電源を入れっぱなしにしてしまうとハード的に支障をきたします(PCの設計上)。サーバは長期間(Windows Serverなら)1ヶ月くらいなら再起動もせずに稼動しつづけることが可能です。毎日業務終了後に電源を落とすといった場合、使いたい人が使えないといったこともありえます。パスワードを張っていても全員が知ってるパスワードでは意味がないですから・・・。
昔、商談支援をしていた時代に堂々と「止めたら」って言って営業から嫌われたことを思い出しました。
URLは中小企業へのアンケート調査結果です。ご参考までに。
サーバにしろ、汎用機にしろ、クライアントにしろ問題解決のためのツールでしかありません。自社にどういった問題があるか、どういうことが面倒かを見つけ出すのが先決です。
事例を二つ程紹介します。
1.小倉昆布のメーカーに売り込みに行った時の話しです。そこではどうしても得意先グループ別の日々の売上一覧表が欲しいと言われました。提案していた販売管理のパッケージにそんな機能はありません。開発元の社長とカスタマイズの交渉をしたところ、「俺の常識にそういった帳票が必要な理由は無い。先方に聞いて俺が納得したら無料でやってやる。納得できないならこの話しは無しだ。カスタマイズもしない。」とまで言われました。詳細は省きますが、お客様ではその帳票を元に粗利を計算していました。そのため、毎月月末に2時間程度の残業が発生していました。会社としてもそこで始めて掴んだ事実です。パッケージには元々粗利を計算する機能がありましたので、それを見せてOKどころか経理の女性も後押ししてくれましたね。
2つ目はある製造小売業です。ここは夫婦二人でやっていました。ここでは宅配便の送り状やタグシールの印刷を機械化しただけで、奥様が普通の時間に帰って食事を作ってご主人の帰りを待つという生活ができるようになりました。お陰で夫婦それぞれに車が要るようになったとは言われましたが。
業種も年商も経常利益も分からない企業に何があればいいか薦める自信は私にはありません。さらに日々の仕事のやり方や問題点を伺えばある程度の経験者ですからそれなりの意見は申し上げられます。
http://www.atmarkit.co.jp/index.html
@IT - アットマーク・アイティ
ファイルサーバーとしてファイルの共有だけなら、クライアントOSでもまかなえるけど、サーバじゃないとダメな理由です。
重要データなど保存が必要な場合は、RAIDを組んだり、DLTやLTOなどの大容量記憶媒体に保存する必要があるが、それらを組む場合、サーバの方が便利だから。
長時間稼動にサーバ専用機として設計されているものの方が、適しているから。
パックものとして構成されている物の方が、金額的に安価だし、組み立て・インストールなどされていて楽だから。
ソフトは、ウイルスバスターを例にします。
コーポレートエディション(だったかな?)は、サーバからクライアントを一括管理(インストールやアップデートのスケジュール)してくれます。
サーバ管理者にとって、管理するべきクライアントPCの環境を把握していないと、いざという時、色々不便です。
クライアントOSよりサーバOSの方が、管理する上でも楽だったりします。
http://www.ntt.com/bizit/contents/ec/02/01.html
マンガEC入門 リフォーム会社のSmall EC挑戦記|NTTコミュニケーションズ「ビジネスIT化支援」サイト [Biz-IT]
直接的な回答ではないので、ポイントが無くても構いません
> 50人以下の小企業では、ファイルサーくらいしか用途はないのでしょうか?
サーバー云々と言うより、IT問題だと思たので、参考になりそうなサイトを紹介しました
ITを、どの程度まで導入するかを決めば、サーバーの使い道はおのずと答えが出ると思います
もちろん、それなりの知識や専門家の意見などは必要だと思いますけどね
http://www.ntt.com/bizit/contents/ec/02/07.html
マンガEC入門 リフォーム会社のSmall EC挑戦記|NTTコミュニケーションズ「ビジネスIT化支援」サイト [Biz-IT]
特に、このページは考えさせられました
枝葉末節から取り組むと、宝の持ち腐れになってしまう( コスト倒れ )ということでしょうか
グループメールシステム「メールワイズ」:サイボウズ
[リンク先は参考程度です 深い意味はありません]
業務の効率化を進めたいが、ソフトウェア関係にノウハウを持った人物が社内にいない企業の方とお見受けしました。
そもそもサーバーとは何を指すのでしょうか?
ソフトとしてのサーバーと、ハードとしてのサーバーを混同するとまずいので、ソフトに絞ります。
またここから下の話で挙げるソフトは、有料無料に関わらず全て安物の自作PC上(OSはLinux)で動作するものだと思って下さい。
(社名などは勿論架空です)
想定事例1 BBS、ブログ、Wikiで情報共有
(株)はてな商事では、業務の効率化の為に社内LANから閲覧できるBBSやWiki(フリーソフトを利用)を用意しました。
各部署の社員は、営業情報や苦情内容などを次々にBBSなどに書き込みます。
ほかの社員は、誰がどんなことをやっているのか、個別案件の進行状況はどうなっているのかが一目瞭然になりました。
想定事例2 メールをWebベースに変えて顧客対応を一元管理
(株)はてな物産では、今までサポート担当が個別に対応していたメール処理を止めて、
サイボウズメールワイズ(有料)を導入しました。
これを使えばいつ誰がどんなメールを受けて、どんな内容を返信したか、まだしていないかが一目瞭然になるので、例えばある担当者が病欠しても、他の人が顧客とのメールの内容を確認してスムーズに業務を引き継ぐことができるようになりました。
また上司は部下のメールを全て完全に把握できるので、応対のミスや行き違いを早い段階で見つけ出すことができるようになりました。
想定事例3 スケジューラーで日程管理
(株)はてな機器では、営業社員の出張情報を黒板に書いて周知していましたが、
書き込みスペースに限界はあるし更新も閲覧も手間ばかりかかって誰もが不便さを感じていました。
そこで、ペンギンオフィスというグループウェアの無料版を導入してみました。
社内LAN上にLinuxPCを設置し、そこに上記ソフトをインストール。
あとはブラウザからカレンダーページにアクセスして社員情報を登録して、スケジューラーとして使用を開始します。
各社員は、自分の予定を次々にスケジューラーに投入していきます。
これなら、誰がいつどこに何をしにいく予定なのかが一目瞭然で、また黒板のように記入スペースの限界もありません。
さらに出張先から社内LANにアクセスできるように工夫をして、
営業さんが出先から自分や他社員のスケジュールを確認・更新できるようになりました。
このおかげで不要な調整・電話確認が減り、
社員がお互いに「何月何日に誰がいつどこにでかけて、何をやるのか」完全に把握できるようになりました。
http://solution.itagent.ne.jp/index.php
ASP実力診断ガイド -ASPサービス導入検討ユーザーのためのポータルサイト-
上記想定事例は極めて初歩的な
「ソフトウェア・サービスを利用した業務の効率化」の一例ですが、これより多少高度なものも1つだけ紹介しておきます。
想定事例4 ASPサービス運営で安定収益源の確保
(株)はてなシステムでは、これまで他社製のパッケージソフトやハード(Windows,オフィス、一太郎、フォトショップ、ショップブランドパソコン、周辺機器、、、)を代理店販売していましたが、競争が激しく利幅の薄い商売に頭を悩ませていました。
そこで、新規事業として自社独自サービスを立ち上げる事にしました。
これまで会社では代理店販売を行ってきたので、「どこのお店は今何が安い」という情報を営業社員達が素早く集めることができています。
この強みを生かして、「東京周辺のパソコンショップ価格比較Webサービス」をはじめることにしました。
SE経験者を2名ほど雇い、安物PCを何台か用意します。
開発はSEを通じて外部ソフト屋に発注し、4ヶ月間・600万円でプログラムを作成しました。
安物PCをサーバーにして、光ファイバーの回線を1つ契約し、サービスインです。
Webベースのサービスは無料とし、広告宣伝や口コミで利用者を集めます。
紹介されている商品をまとめてたくさん買いたいという顧客には、従来業務である代理店販売の経験を生かして営業社員が個別対応します。
サイトの人気が出るにつれ、「御社のサイトに広告を出したい」という顧客も現れました。
夜間や休日でも当然サーバーは動き続け、価格情報をWebで提供します。
閲覧者が増えるほど、サイトに広告を出したいという企業も増えます。
こうして(株)はてなシステムの新規事業、価格比較ASPサービスは起動に乗り、月あたり広告収入のみでも300万円を稼ぐようになりました。
サーバーの運営費はSEの人件費+回線代程度ですから、利益率はとても高いですね。
何より、従来の物品販売と違って「軌道にのれば毎月ある程度確実に利益が見込める」のです。
経営者として、これほど心が安らぐことはありません。
これらの事例からわかることは何でしょうか?
サーバーというのは、誰かにサービスを提供するモノです。PC上で動作する各種サーバーは、リクエストに応じて24時間休むことなくサービスを行ってくれます。
ここ、はてなの人力検索は、LinuxOS+Apache+MySQL+Perlで構築されていますね。開発運用に必要なソフトは全て無料で入手できるわけです。ハードはわかりませんが、恐らくは高価なものでなく、廉価なPCを多数使用していると思います。
はてなは人力検索という仕組みをつくりました、お客さんはこのシステム上で質問をします。
すると、どこかの誰かが質問に回答をくれます。お客さんはその回答が気に入ったら、回答した人にポイントをあげます。
このとき、はてなにもシステム利用料としてポイントが支払われます。
はてなは、一端システムをつくれば、あとはどこかの誰かが質問して別な誰かが回答する度に、どんどんお金が貰えるわけです。
社長や社員が寝ている間でもです。
なんて素晴らしいシステムでしょう!
え? じゃあなんで他の会社も同じ事をやらないんだって?
簡単です。他の会社の人たちは、人力で検索してもらうなんていうふざけた冗談みたいなサービスにお金(ポイント)を払ってまで利用するような人がいるわけない、儲かるわけが無いと思っていたからです。
ソフトウェアの特徴を理解している人というのは、まだ世の中にほんの少ししかいません。経営者層のような年齢が上の人たちではなおさらです。
だから、はてなのような小規模ベンチャー企業でも、資本と人材に優れるはずの大企業を出し抜くような新規サービスで収益をあげる事ができるのです。
少し話が逸れたかもしれませんが、サーバーというのは魔法の箱でも高価な機材でも専門的なシステムでもなんでもありません。
「みんなで使える便利なソフト」ならそれがサーバーです。
ありふれたBBSやWikiでも、社内の皆が自分の業務内容を日々日報のように書き込めば、一瞬で「社内用・業務効率化の為の情報共有サーバー」となります。
他のどんなソフトでも同じです。有料・無料は関係ありません。
大切なのは使う側の人間の意識を変える事です。
ただ残念ながら、これらのことをあまり理解せずに、有名システム企業の営業マンに薦められるがまま高価な機材や大規模業務アプリを導入しては使い切れずにいる企業さんがまだまだ多いようですが。。。
みなさんありがとうございました。
大変参考になりました。
現在、ITサービスの営業をしていて、中小企業のIT化ってなんだろうと考えていたのです。
参考になるご意見でした。