こちらによると、ヘモグロビン正常の59%以下になってしまうと、体内の酸素を補うために、多くの血液を送らなければならず、心拍数が増加したり、少しの運動をしても息が切れたりするそうです。
血液中に含まれる赤血球やヘモグロビンの量が低下している状態なので脈を速くして多くの血液を体内に循環させようとするため。
ありがとうございます。もう少し詳しいものがあればさらにうれしいです。
運動選手など、血液中の赤血球濃度(ヘマクリット値)が高い場合、血液が運搬する酸素の量は多いので脈拍は遅くなります
貧血の場合は、赤血球が少なかったり、赤血球中のヘモグロビン濃度が低かったりして単位単位辺りの酸素運搬能力が低いため、通常量の酸素を組織に提供するためにはどうしても脈拍を早くしないといけません
単純に計算は出来ませんが、例えば、ヘモグロビン濃度が半分しかなかった場合、酸素を同じ量運ぶためには、2倍の血流量が必要になるわけです
ありがとうございます。もう少し具体的に、「どの受容体が感知して、どの経路を通って情報が伝わるのか」まで、まとめたものがあるとうれしいのですが・・・。
ここに血液からみた貧血の病態が
説明されています。
貧血になる原因のいかんにかかわらず、
貧血では体のなかの酸素の絶対量が減ります。
ここで
酸素のくっついた血液を全身にくまなく運搬するために働く臓器は心の臓
絶対量の足りない血液を駆り立てるために
心は早くビートする
ゆえにそれを反映している脈ははやくなる
ありがとうございます。もう少しくわしければ、さらにうれしいです
脈拍の調節は、自律神経系が担っています。
交感神経活動亢進・・・頻脈
副交感神経活動亢進・・・徐脈
脈拍を調節する因子はいくつかあります
動脈血酸素分圧、循環血液量、運動・・・
動脈血酸素分圧は総頸動脈にある頸動脈体というセンサーなどで感知しています。酸素分圧が低下すると、交感神経が活発になり頻脈になります。血液をよりよく循環させて全身に酸素を与えよう、という理にかなった反応です。
循環血液量は、頸動脈圧受容体と心肺圧受容体により感知され、少なくなると交感神経を活発にして心拍出量を上げます(脈拍と脈圧<収縮期圧―拡張期圧>を上げる)。
運動は機序を知りません(^^ゞ でも運動すると交感神経が活発になるのは実感としても分かるところですね。
貧血では、動脈血酸素濃度と循環血液量が下がるという2つの機序から頻脈になるのではないでしょうか。
ありがとうございます。良くわかりました。今後もよろしくお願いします。
ありがとうございます。もう少し具体的な解説があれば、うれしいです。