http://blog.livedoor.jp/yukichi13/archives/cat_1516681.html
雑板屋:ノンフィクション【死体・死】 - livedoor Blog(ブログ)
ノンフィクション推理小説でいいのですよね?
http://members.at.infoseek.co.jp/gonta13/newpage264.htm
日本岩窟王事件(吉田石松翁事件)(事件史探求)
吉田石松翁事件でしょう。殺人を犯した2人が無実の罪を主犯格として吉田石松(当時34歳)を仕立て上げ、吉田は警察の拷問などを耐え抜き無罪を主張、しかし2人は無期刑、吉田は死刑の判決、再審で無期刑が確定しかし22年の仮釈放まで無罪を獄中に訴え続けていた。
仮釈放後、仕立て上げた2人を探し「吉田に罪をなすりつけました」と言う詫び状をとり
再び再審請求したが棄却これが3回目の再審で確定してしまったが。吉田は無罪の活動を続け天皇に直訴もし、世論、行政、弁護士会を動かし、特例の再審を受理そして無罪を勝ち取った(当時84歳)、その9ヶ月後老衰により死亡。
この無罪を勝ち取った裁判は異例で戦後でありながら、天皇の名で判決が下り。判事が国の誤り、司法の自分たちの誤りをを認め詫びた。完全な勝訴な判決でした。
判決文は以下
「被告人、いな、ここでは吉田翁と呼ぼう。我々の先輩が翁に対して犯した誤審をひたすら陳謝するとともに、実に半世紀の久しきにわたり、よくあらゆる迫害に耐え、自己の無実を叫び続けてきたその崇高な態度、その不撓不屈のまさに驚嘆すべきたぐいなき精神力、生命力に深甚なる敬意を表しつつ翁の余生に幸多からんことを祈る」と読み終えた後、小林裁判長を含め3人の裁判官は立ち上がり、被告席の吉田に向かって頭を下げた。法廷ではきわめて異例であった。
吉田は、無罪後、力尽きたかのように歩けなくなり、老衰で死亡。
私が求めていたのはこれです。吉田石松は強靭な精神力でもって、推理小説の中で起こるようなことが実際に起こるのだと証明してみせましたが、無かったことにされてしまった事例もたくさんあるんだと思います。
http://www4.plala.or.jp/nabari_hyougo/
名張事件を支援する会兵庫支部
はっきりした真犯人が分かっている事件ではありませんが、現在、弁護団の活躍によって再審開始が決定している事件です。
名張毒ぶどう酒事件の眼目は王冠の閉まったぶどう酒の瓶に毒を混入できたのは被告人一人というところにありましたが、あるトリックを使えば一旦蓋を開けて毒を入れた上で、また未開封のように見せかけられるということが証明されました。
それを証明した支援団体のサイトが事実上更新休止状態のようなのが残念ですが、裁判所に提出したというそのトリックを映したビデオの映像はテレビで見たことがあり、感心したのを覚えています。
冤罪ならば、一日も早く……と願います。
トリックを見破るのには、目に見えるものがすべてではない、といった哲学的な思考が必要なのだと思います。手品の種を見破るために頭をひねるのではなく、必ず種が存在するのだという「信」、無根拠な「信」を持っていたいと思います。
どう考えて警察がもおかしい。と言う事件で
まだ吉田石松翁のように無罪になっていない事件で「袴田事件」があります。
元ボクサーの袴田巌受刑者の事件ですが。
吉田事件以降、司法側もなかなか、冤罪の認定がおかしくなり、そのわりをくった事件の一つと思われます。
僕が一つこの事件を上げた理由として、不謹慎ですが、ボクシング協会のかかわりで、ボクシング協会はボクシング=野蛮人の偏見が強い、昔で逮捕された経緯に。その偏見を
取り除くため活動しております。その活動の
一環で袴田事件の冤罪の再審の請求の運動を
したりしてますが。
皮肉にも、現在でも元ボクサーと言う肩書きの事件は消えず逆に審議されない足かせになってる。複雑な部分が深さだったりします。
個人的に言えば、ボクシング協会の協力、元ボクサーの肩書きをけしたら?と思った「IF・・・」に何かを感じる事件です。
この事件にしても、冤罪だとしたら真犯人がいるわけですよね。そういう人間が実在すると考えるのは、実はかなり恐ろしいことです。冤罪で死を与えられるひとがいて、その死を演出する真犯人がいる。そうしたことは可能性ではなくて、今ここにある事実なんだと認めたうえで、絶望しないこと。トリックが暴かれる奇跡が、奇跡なんかではないこと。
冤罪事件の報道を見ていると、自白があって、ストーリーが描ければ、警察はそれ以上のことをしないように思われます。誰かを犯人に仕立て上げることなど容易なことであると考える輩がいてもおかしくはない。にもかかわらず、そうした事件を扱った報道やノンフィクション・ノヴェルがあるという話は聞かないのです。