-----・ 公園にベンチとかあんじゃん。 もしその長さが地球の円周以上で地球ぐるっと囲んだら ベンチの足いらなくね?ってか空中に浮かね? ・----- どこかで見かけたコピペです。(2ch系のまとめサイトかな?) …浮きますか? アンケートの結果によっては通常の質問で理由も聞いてみたいと思ってますので、 理由を書きたい方はいわしでもいいですが、夜まで待った方がいいかもしれません。
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コメント(13件)
いいかげんな選択しかないだろうね。
誰かきちんとした解説をしてくれると いいなと思う。
いや、これは浮くはずですよ。
もちろん、材質が十分な剛性を持つこと(自重でたわんだり壊れたりしない)が前提ですが。そのでっかいのを作ればそれは「軌道リング」になります。SFでよく使われるネタですな。
もちろん物凄い重量になるので、現実に存在する素材では絶対に作れませんが。回転させることによって遠心力で重力を打ち消せばいいのですが、当然地表付近では無理なので、宇宙空間までもっていく必要があります(=完全に軌道リング)。
猛烈な勢いで動き出したら面白い。
私はさっぱりわかりません…。
>回転させることによって遠心力で重力を打ち消せば
それ、座れないですよね…?
ベンチの地上からの距離(高さ)と、総延長距離(長さ)の比からすると、地上に落ちる(高さが30cmくらいだったら長さが1mくらい縮む)と思います。
いくら硬い鉱物でできていてもね。
地上からの距離からして、高速回転させても自重に打ち勝つ遠心力は得られないと思いますけど?
「高速」と言うより「光速」でも無理だったりして…
誰か計算してくれないかな?
>ベンチの地上からの距離(高さ)と、総延長距離(長さ)の比からすると、地上に落ちる(高さが30cmくらいだったら長さが1mくらい縮む)と思います。
>いくら硬い鉱物でできていてもね。
いや、リングが絶対にたわまないとしたら、落ちるわけがないんですが。球体の周囲に球の直径より大きな輪をかけたとしたら、その状態は2つしかありえません。つまり、全体が接触しないか、どこか一点だけが接触して後は浮いているかのどちらかです。
地球の周囲に輪をかけた場合、その全体バランスが均等であるかぎり、全体が浮き続けることになります。わずかでもずれた場合、地球に近いほうの端により強い重力がかかるため、だんだんとずれていって最終的には接触することになります。まぁごくゆっくりとでしょうけど。
もちろん、現実に存在する素材でという話なら駄目駄目ですが。絶対に自重に耐え切れずにたわむか壊れます(^^;
>地上からの距離からして、高速回転させても自重に打ち勝つ遠心力は得られないと思いますけど?
秒速約7.9キロ(マッハ28くらい)で大丈夫です。要は第一宇宙速度ですね(第一宇宙速度=高度0mで人工衛星になるための速度)。現実にその速度が地表で出せるかどうかは別として(^^;
地球が完全な球で、リングはとても硬くて圧縮されず、バランスが取れていればそれだけでリングは浮いてみえるはずです。遠心力は不要です。
そこで、少し揺れた場合は、地球に近くなった側の重力が強くなり、遠くなる側の重力が弱くなりますから、揺れた方向に加速し、地球に激突します。
またリングが揺れないとしても、地球の自転自体が揺れていますから同じことです。
結局、揺れを抑えることができず、すぐに激突するでしょう
高速回転させる場合には、硬い物質でなくても浮いて見えることができますが、ブレが許されないことはおなじです。
特に山にそってベンチができている場合は、そもそも高速回転できません。。。
>>回転させることによって遠心力で重力を打ち消せば
>それ、座れないですよね…?
そういうの大好きです(すぐ想像してしまう)。
ちょっと休憩。えっこらせと。うわーーー・・・
>そういうの大好きです(すぐ想像してしまう)。
同じくです(笑)
通常の質問もしてみたんですがそういう回答があるたび笑ってしまう…。
http://www.hatena.ne.jp/1139451992
というのは、
理想的な空間(たぶん)
(1) ベンチと交差する平面が地球の中心を通る
(2) 月引力の影響がない
(3) 竜巻とか台風などが発生しない
現実
(1)~(3)以外
だからです。
さらにそれに腰掛けたい場合、あまり大勢が偏って腰掛けるとそれだけでもベンチは地表に接触して、持ち上げるのに苦労しそうです(笑)。
(KONISIKI1人くらい腰掛けるなら、両者質量の差がありすぎて影響はないと思う)
>さらにそれに腰掛けたい場合
ベンチですから座りたいところですよね(笑)
どこに何人くらい座ってるかが常にわかるようにしないといけないですね…。
さらにいくつか補足しておきます。
この質問では、ベンチが壊れたり曲がったりしないという暗黙の前提があると思いますが、このベンチは地球の周囲4万kmに対して0.5mほどです。
スケールを変えてみると、周囲4kmの球の表面に、髪の毛より細い糸(0.05mm)が巻き付いているようなものです。
いくら頑丈な素材でも、これほど細長くて曲がったりしないというのは不可能で、剛体(絶対に変形しない仮想的な物体)でもなければムリです。
剛体というのは力学ではよく使われますが、実際には空想上の物体であり、タイムマシンと同じぐらい現実離れしたものです。
たとえば、剛体の棒を一方から押すと瞬時にもう一方の棒が動きます。いくら離れていても変形せずに瞬時に動くわけですから、星と星の間に渡しておけば、押したり引いたりするだけで、光速より速く相手方に情報が伝わることになり、相対性理論に反します。
また、マージャンパイを両手で押しながら持ち上げると崩れない、という例え話もありましたが、このベンチの場合はその「両手」に相当する支持力がないのです。マージャンパイをいくら両側から押したところで、地面から浮くための力が得られませんから、このベンチは浮くことができないのです。
ベンチがもっともっと大きく、曲がったりせず、アーチによる反力が期待できるような大きさであれば、変形の反力で引力に耐えることができるでしょうが、うんと少なく見積もって直径の 1/1000 だったとしても、高さが 12km、幅100kmを超えるようなベンチになってしまいます。
>高さが 12km、幅100kmを超えるようなベンチになってしまいます。
「赤道上の高度約35,786kmの円軌道」よりは座れそうですが、
巨人向けのベンチという感じですね…
今回、剛体とか静止軌道とか普段聞きなれない言葉がたくさん出てきて、
いろいろ勉強になりました。
今後の生活に役に立つかわかりませんが、必要になった時に思い出せたらと思います。
ありがとうございました。