漢方で「陰虚内熱」と分類されるようです。
>吐き気、胸やけ
>体重も5キロ位減りました。
>手のひら、足の裏に汗をよくかきます。
これは多分、辛熱厚味の食べ物の過食による「脾胃陰虚」でしょう。
すなわち熱性食品による「蓄熱傷陰,陰虚内熱(虚熱)」の結果です。
2. 陰虚証 体の中の陰気、あるいは血(水)が虚してしまい、十分に体を潤すことができない。そのため本来血によって体の奥深くにもたらされるべき熱はその行き場を失う。熱の生理として体の上部に集まり、各粘膜を乾かす。目は潤いを失い、シバシバして疲れやすく、のどは渇いて冷飲を喜ぶ。頭部にあがり切れない熱は胸に溜まって、胸悶を呼ぶ。これらの症状を陰虚内熱と言う。慢性病の多くは多かれ少なかれ陰虚の状態を呈して行くものだとも言われている。五心煩熱といい、胸の熱に手心、足心の熱も加わったものは典型的な陰虚証とされる。代表的な脈状は浮、数、虚。陰気、陰水の源である腎の虚はもちろんのこと、全身の血液の流れをコントロールしている肝の虚の可能性にも十分な目配りは欠すことができない。
本会では、営気の補法をもってこれをおぎなう。やはり虚を補う事が重要であるから、精気を漏らさぬよう注意することはもちろんであるが、鍼をややたてて、深いところに向かって注ぎ入れるという意念(イメージ)を十分に活用する事が大切である。
熱があがっているので、顕著な陰虚証では頭部から上焦の部位への施灸は注意が必要である。一方、血は陰にして重く動きにくいものであるから、症状によっては中焦から下焦の部への施灸は考えて良いと思う。「灸はよく血を動かす」からである。
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