関連質問:
右と左?(出題=riettiさん)
http://www.hatena.ne.jp/1087884004
赤と黒?(出題=Yuny)
http://www.hatena.ne.jp/1087885380
上と下?(出題=aki73ixさん)
http://www.hatena.ne.jp/1087885617
大と小?(出題=dalian3さん)
http://www.hatena.ne.jp/1087886615
このページの一番下に少し書いてありました。
ビジュアル要素2択比較による心理バランス自己分析法 というらしいです。
ちなみにここのトップページがちょっとユニークでした。
ありがとうございます。
「心理学ショートショート」の白石崇さん、このテーマでもお書きになられていたんですね。以下引用。
>どちらにしようか、すごく迷っている時というのは、逆にいえばどちらを選んでも極端な差は無い時とも言えます。そうであれば、より自分らしい選択をした方が、自然に上手く行くように思います。
ということは、選んだ方が「自分らしい」選択肢なのでしょうか?
先ほどの質問から結果を拾ってきましょう。
左:右=49:51
上:下=56:44
赤:黒=55:45
白:黒=65:35
大:小=48:52
今回は、どっちを選んでも1pointもらえるという条件でした。
リスクが無い(罰が無い、はずれがない)せいか、あえて逆を選ぼうというあまのじゃくさんもいるようで(私がそう^^;)竹を割ったようにすっきりとは解釈できないですね。大と小で、大きい方が得だと思うんですけど、小さいつづらと大きいつづらの例が皆さんの脳裏によぎったのか、結果はご覧の通り。
また、途中経過的にも、オープンにされていないにも関わらず、最初優位だった方に、不利だった方がだんだん追い付く現象が見られたようですし。これも不可解。
こうしたときに、あまのじゃくをしてしまう(普通だったらこっちだろうけど、あえて逆を選ぶ)ことは、ややハイリスク・ハイリターンが覚悟される心理でしょう。あまのじゃくの動機はなんでしょうか? 通常と逆の判断を行うことが、よりその人らしいのでしょうか?
人は、何を基準に、二者択一を行うか。人生での判断にも直結する深いテーマです。あくまで心理学的な裏付けの取れているようなコラムをお待ちしています。
URLはダミーで
考察でよければ
・左右の場合、実際にひいた時は右手、左手どちらで取るかで代わってくるかと思います。感覚的に、片側の顔の方が美人に見えるとか、そういうもので。脳の処理が左右対称でないことに起因します
こうして 文字にした場合は、文字に対する直感的なものが占める可能性が高くなるので50%に近くなるのではないかと予想していたのですが。ほぼ1:1になりましたね
色に関しては、色彩心理学が絡んでくるので、少し複雑です
赤と黒の場合は、何を連想するかということと性別なども影響してきます。青、緑、黒系は男の子の色、赤、橙等は女の子の色と、教育を受ける(これ自体は偏見では有るのです・・・)というケースや、異性を選ぶという潜在意識もあるかもしれません
成長過程による違いで、その色で、何を連想するかということも絡んできますよね
(例:赤・・・血、夕焼け、りんご、ハート、女性、ポスト、禁止/黒・・・罪、影、闇、男性、墨)
わたしが、上と下という質問をしたのには、お店などで、物を買うときに下から物を選ぶ心理、取りやすい上のものを取る心理、隠してあるものを取る真理とその裏をかく心理など、左右のものを選ぶよりは、複雑な条件付けがあるのではないかと考えたからです。
大きい物と小さい物、これは大きいのだから、きっと沢山入ってるに違いないという心理と、小さいものだから、小さくて高価なものが入ってるのではないかというパターンと、同じ物をもらうのなら、大きい方がいいというのと、かさばらない小さいものの方がいいというパターンに分かれるかと思います。
・文字、外見の好き嫌い
・経験上の刷り込み
・相手の思考に対して、裏をかく試み
・便宜上の取りやすさ(習性なども含む)
・その物自体の便宜性
・物性に対する個人の分析の違い
といったところから判断されると考えれば分かりやすいでしょうか?
おまとめいただき、ありがとうございます。
選択には色々な要因が絡むので、一律には言えないようですね。
さまざまな事象について、回答者さんがそれぞれに、どのような(意識的・無意識的)意味付けをしたか、で選択肢が決まるのでしょう。
全部について連想アンケートなどはとても出来そうにないですけれども、そういったこと(漠然としていて申し訳ないですが)を研究した方はいらっしゃるような気が致します。
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以下、派生したアンケートと結果を追記しておきます。順番は、検証しやすいように並べました。
はてなにはあまのじゃくさんが沢山いることが、数字的に立証されました。
特別な事情が無い限り、アンケートはてなは投票数の途中経過を伏せた方がいいかもしれません。
出題者さんは、途中経過が見られるようになっていますし。
関連質問:
金と銀と正直と?(出題=kiichigo さん)
金:銀:正直= 24:29:47
http://www.hatena.ne.jp/1087893037
カードの選択者数では?(出題=ngpaka さん)
多くの人が選んだ:多くの人が選ばなかった=20:80
http://www.hatena.ne.jp/1087894618
回答数の多少では?(出題= kiichigo さん)
回答数が多い方:回答数が少ない方=33:67
http://www.hatena.ne.jp/1087896524
ねとぬ?(出題=bellabreu さん)
ね:ぬ=56:44
http://www.hatena.ne.jp/1087896299
ぬとね?(出題=bellabreu さん)
ぬ:ね=45:55
http://kyoumu.educ.kyoto-u.ac.jp/cogpsy/personal/Kusumi/heuristi...
ヒューリスティックス Heuristic問題解決,判断,意思決定をおこなう際に,規範的な計算手順(アルゴリズム)によらず
私も興味があるので少し調べてみました。
「二者択一」から離れてしまうのかもしれませんが、
上のURLの後半に意思決定について(ヒューリスティックを含む)
下のURLにヒューリスティック(直感的推論)についてが説明されています。
何か手がかりにならないでしょうか。
しかしながら、「なぜ選択するのか」が明らかでないと
やっぱりただの確率ということでしょうか…
ありがとうございます。
今回のアンケートは全て、そのときにログインしていたはてなユーザ100人に聞きました、なので、「代表性ヒューリスティック」と言えそうですね。
(URL1本目参照=「1つの標本を集合体の代表として、その集合体そのものを判断すること」)
まあ、それは頭のスミに前提として置いておきます。この結果が全てではありません。
ところで、はてなユーザには「あまのじゃくが多い?」疑惑ですが、URL1本目の下部で、創造性のある人について書かれていましたね。以下、抜粋。
>心理学では、創造性を問題解決の型のひとつと捉え、「目新しく、かつ有用さと社会的価値を併せ持つ解決法を見つけ出すこと」と定義しています。
また、創造性のある人は。
>目新しさを好み、独自の判断を下す
>言語的な思考と視覚的な思考、現実的な思考と想像的な思考を結びつける力が優れている
のだとか。ふむ。さらに、
>創造性は報酬などの外的な動機よりも、自身の内的な動機によって行動するときにより発揮されるといわれます。
左と右とか赤と黒などなど、今回の選択には頭の中での視覚想像力が必要でしたね。また、報酬は共通(1ポイント)なので、どっちが「何となくトク」かという、内面だけで選んだ。つまり、創造性の高さを引き出すような設問だったわけです。だから、これに答えようと思った人は、独自の判断を下しやすかったのかもしれません。結果、あまのじゃくが多かったのかもしれないですね。
2本目のURL。今回のリスクは、どう答えてもポイントは同じ。しかし、後になればなるほど、時間的な圧力がかかるので、(人数100名までというのが、慣例で伝わっていると推測できる)それがリスクになってヒューリスティックは利用されたかもしれません。以下引用。
>ヒューリスティックが利用されやすい条件には,こうした特定の問題や文脈のほかに,領域知識や経験,情報がない時,時間圧力がある時,情報過剰の時,問題の重要性が低い時がある。
だとすると、後半になるにつれて、逆転現象が起きやすかった(あまのじゃくが増えた)のは、創造的な人が集まりやすかったので、通常よりも「人が選ばない」選択肢を選ぶ傾向が強まったのかもしれませんね。普段そうしている人が集まりやすかった。以下引用。
>人は,あるリスク事象の確率を直観的に判断する時に,限られた事例 (標本 )を用いて,事象全体の確率を判断する。
つまり、今までの経験という標本に基づき、人が選ばなそうな方に入れる、というのが、起こりやすかったのかもしれません。
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関連質問が増えました。意図的に差を出すように、と言うことは、あまのじゃくさんが増えるように、と思うでしょうか? それとも、正統派に入れることを思い付くでしょうか? その差が分かる気がいたします。
関連質問:
左と右? 意図的に差を出す回答で。(出題=riettiさん)
左:右=56:44
http://www.hatena.ne.jp/1087968916
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それから、上の考察を受けて、何人アンケートと思うものなのか、残り人数を気にするものなのかを調査してみました。
関連質問:
赤と青? ……と見せかけて。(出題=Yuny)
http://www.hatena.ne.jp/1088054592
だいたいこのパターンだと100人アンケートだと思われ、残り人数が気になる方が6割、さらに焦ってしまう人が3割でした。
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選択行為に関する推察としては。
1)人はだいたい、自分の経験に近いものを選ぶ。だから、意図的に構成された二者択一の問題を解くことにより、自己分析の手がかりを得ることも可能である。
2)創造性の高い人は、一般の人の選択と、逆を選びがちである可能性がある。(あまのじゃく)
3)リスクがかかる選択である場合、通常のその人の判断と逆、あるいは間違った選択をする可能性がある。
この3点が今回の研究では言えるかもしれません。
この推察をアンケートはてなに当てはめ、できるだけ精度の高そうな結果を得る方法を考えてみました。
ポイントとしては、1ポイントゲットや、あまのじゃくを、どれだけ除外するかと言うことになります。
1)まず、募集予定人数は明記しておく。
2)募集対象をしぼる場合(男性だけとか、20代だけとか)は、条件設定だけでなく、設問にも明記する。
3)設問と選択肢は、読んですぐ分かるように、明快に書く。
4)現在の経過から、あまのじゃくされるのを防ぐため、途中経過は伏せる。
5)1ポイントゲット用の選択肢を作るなら一番上に入れておく。
6)時間があれば、人数の途中経過をカウントし、(25人経過、50人経過など)中盤の結果を主に分析の対象とする。序盤はポイントゲッターが殺到し、終盤はあまのじゃくやミスが殺到する可能性がある。
一応の結論が得られましたので、ここで終わりたいと思います。ありがとうございました。
「2択による自己分析」というわけですね。参考になります。ありがとうございます。
今回の出題5例を拝見していて、無意識に「自分にとってどちらが得か?」を多分考えているのではないかと思ったのです。
その基準となりうるもの、根拠になりうるものについて、収集分析したようなものはあるのでしょうか? また、こういった判断では、どんな心の動きをするものなのでしょうか? そういった解説を希望いたします。
できれば、「心理学ショートショート」のように、学術を踏まえつつも軽く分かりやすく書かれた物だと大変ありがたいです。
http://www.shinrigaku.com/mag.html
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それから、タイミングが合わず、質問文に書けなかったので、追記します。こういうシリーズの場合は、投稿直前にリロードするべきでした。
関連質問:
白と黒?(出題=satosuさん)
http://www.hatena.ne.jp/1087888112
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suikanonaradukeさん、のっかり感謝です。メッセージは後で読ませていただきます。