一体何と何が複合しているのか、非常に分かりにくい名前ですよね。「オールフォトプリンタ」「オールインワンプリンタ」など各社でもう少し端的な総称も提案しているようですが、いずれも定着していないのはなぜでしょう。
http://www.hatena.ne.jp/1102252720#
人力検索はてな - 「スキャナ付きプリンタ」の総称が「複合機」になった経緯を教えてください。 一体何と何が複合しているのか、非常に分かりにくい名前ですよね。「オールフォトプリンタ」..
「オールフォトプリンタ」と「スキャナ付きプリンタ」は別物では?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A4%87%E5%90%88%E6%A9%9F
複合機 - Wikipedia
複合機という言い方は家庭用プリンターより、先に事務用機器の呼称に用いられたと記憶しています。
家庭用プリンタに複合機の呼称が出てきたのは・・・確かメモリスロットや赤外線ポート等、パソコンを使わなくてもカメラからの写真プリントができる機種が出だした頃ではなかったでしょうか?
http://www.epson.co.jp/osirase/2004/040928.htm
セイコーエプソン株式会社 / トピックス / ニュースリリース / 2004年 /9月28日
エプソンのニュースリリースからですが
>今回発表の新商品「PM-A900」「PM-A870」「PM-A700」は、全ての写真プリントを家庭で実現するフォト複合機で、エプソンは新たに「オールフォト・カラリオ」シリーズとネーミングし、市場でのフォト複合機への移行を喚起してまいります。
と、ありますので「オールフォト」という呼称はエプソンが新シリーズに名づけた「シリーズ名」ということになります。
なるほどー。分かりやすかったです。
ありがとうございました。
URLは、お勧めの質問サイトです。
私見ですが、『複合機』の意味合い自体が「その時代による流行語」ではないでしょうか?
今回の質問に対する回答としては、
①プリンタ と スキャナ
②プリンタ と スキャナ と FAX
③プリンタ と スキャナ と FAX と 電話
④プリンタ と スキャナ と FAX と 電話 と カードスロット
という流れがあり、最近は更にデジカメ→カード→プリンタだけの器機で、プリントアウトが簡単に出来てしまいます。
このように「多機能化」が進み、「複合機」となったのではないでしょうか?
さて、始めに「時代の流れ」と書きましたが、1980年代にはパソコン本体の世界でも同様の流行がありました。当時、沖電気から発売されたif-800シリーズは、本体+CRT+プリンタが1台に収まっており、当時は超画期的な製品でした。最近では、「テレビデオ」なんかが相当しますね。また事務機の世界では、「乾式コピー+FAX」という物が、かなり前から(やはり80年代?)使われておりました。
質問者様が疑問に思うのも当然ですが、特に薬などでは(元は)同じ物でも世間に出ると、「一般名」「商品名」「俗称」と明確に分かれ、それぞれしっかりと通用している業界もあります。『呼称』の問題なので、あまり気になさらなくても…と思います。
なんとなく分かってきました。
「何と何が」複合されているのかが曖昧だったからこそ、同じ名前で時代に合った商品が出され続けているってことなんですね。
エプソンでいうと、「オールフォトプリンタ」にはカードスロットがあり、デジカメからカードをプリンタに入れて、ダイレクトプリントが出来るところが「オールフォト」になっていると思います。
「写真プリントに求められるすべての機能が一体」になったもの、というのがオールフォトらしいです。
顔料、染料の違いはエプソンでどう考えているのかわかりませんが、顔料よりも染料の方が透明感があり、写真に向いていると思います。
複合機、というのはプリンタ、スキャナ、そしてコピー機能をさしていると思います。
定着しないのは言いづらいからでは。
「スキャナ付きプリンタ」と私は言っていますが、「複合機」の方が短いですよね。
ああ、言われてみれば顔料インク搭載のA550はカードダイレクトもついていないんですね。そうなると、確かにこれはオール「フォト」とは呼べませんね。
エプソンが「オールフォトプリンタ」として出しているA900、A870、A700はいずれも複合機ですよね。
A550が「オールインワンプリンタ」を名乗っているところからして、複合機の中でも染料インクを使用したものを「オールフォトプリンタ」と称していると理解しているのですが、違うのでしょうか?