キリスト教の「カトリック」と「プロテスタント」の違いを教えてください。

幼稚園はカトリック、中高はプロテスタントの学校でした。

二つの違いというものは、

キリスト教の歴史になっていくのですが、

わかりやすいところから行くと、

カトリックでは偶像崇拝を行います。

教会に十字架にかけられたキリスト像があったり、

マリア像があるのはカトリックです。

キリストの呼称も異なっていて、

カトリックでは「イエズス」、

プロテスタントでは「イエス」と呼んでいました(これは日本特有かもしれません)。

聖書もカトリックでは旧約・新約聖書だけでなく、

別冊のようなものも聖書の扱いとしていたと思います。

昔はカトリック訳とプロテスタント訳の2種類の聖書があったそうですが、

今は「共同訳」といって、

カトリックとプロテスタントが協力して、

どっちの教会でも使えるような聖書になっています。

その聖書では「イエス・キリスト」という表記になっていたような覚えがあります。

また「神父様」はカトリック、「牧師様」はプロテスタントですね。

またキリストを処女懐胎したとされているマリアの扱い方についても、

カトリックでは「聖母マリア」とマリア自身も賛美の対照になりがちですが、

プロテスタントでは一般の人(聖人ではない)であるマリアから、

キリストが生まれたことに意味があるとされているので、

マリア自身を賛美することはなかったと思います。

同じ聖書を元にしているはずなのに、

かなり相違点があると思います。

こちらはどうでしょうか

など。

こことか詳しく載っていますね。

参考になさってみては。

bingoなページが・・・

もともとは宗教改革のときに分裂したことにはじまりますね。

違いと成り立ちを解説しています。

こちらにそれぞれの特色、違いが表形式で記述されています。

組織上は、ローマ法王の統治下にある教会がカトリック、

宗教改革者マルチン・ルターから発した諸々の教会がプロテスタントです。

教義的には「アポクリファ（外典）」を聖典と認めるのがカトリック、

プロテスタントはこれを聖典とは認めません。

用語としては、礼拝をミサと言い、

聖職者に司教、司祭などという用語を用いるのがカトリック。

礼拝をミサと言わず、聖職者を牧師などと呼ぶのがプロテスタントです。

他にイギリス国教会の流れを汲む教会や

正教会（ロシア正教とかギリシャ正教とか）もありますから

ちょっと話がややこしくなりますが、

カトリックとプロテスタントだけを比較した場合、

こんなところが分かりやすい違いです。

なお、修道院とか修道会といった形式の組織は

プロテスタントにはありません。

また教義的にはプロテスタント教会の多くが

「福音主義」と呼ばれる立場を取っています。

こんなのはどうですか？

モルモン教という「カトリック」でも

「プロテスタント」でもない宗派も

あります。

質問の回答は他の人がしているので

変化球で勝負しましたが、お気に

召さなければポイントは結構です。