お医者さんは世襲制度などが生きている部分のある業界だと思うのですが、医者を志す人が、専門分野を選ぶときに基準はあるのでしょうか?
「外科医」はどんな条件の人がなるの?
「精神科医」はどんな人が多いの?
「産婦人科医」は、目標が最初から産婦人科医だったの?
ずっと前から疑問に思っています。
統計的な数値が欲しいよ〜。
http://www.hatena.ne.jp/1116819015#
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医者に世襲なんてないですね、もしあれば子供の居る医者はどんなに喜ぶことか。
ただ、一般的な開業医で設備投資が1億前後、土地を買って医院を建ててとなるとその数倍掛かる訳で、その投資を無駄にしないよう子弟を医者にしようと必死にはなりますね。
で、子弟を医者にするコストは私学では6年間の学費約2000万+入学金1000万+一般的(医学部学生として)な生活費ですから凡そ4000万円くらい(実際はもっと多くの支出をしている人が多いと思います)。
国公立なら学費は数分の一でしょか。
万一国家試験に落ちると予備校学費が600万/年かかり、合格しても研修医として数年は食うや食わずの給与しかもらえませんからある程度の補助は必要でしょうね。
専門科目に何を選ぶかは研修医期間中にある程度決まってくるでしょうが、基本的に医学部卒業生で医師国家試験に合格すれば何科の医師になるのも自由です。
体力と気力が有り、怖いもの知らずの若いうちは外科をやって、体力の落ちてくる中年以降は内科に転進する開業医は結構居ます。
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条件はありません。好きな科目を選ぶことができます。
ですから不器用なひとや忘れっぽい人が外科医になると、余計なところ切って亡くなったり、ガーゼ忘れたとかになってしまいます。
手術中に、医者の「俺って本当に不器用だなぁ・・・はぁ・・・」というため息が聞こえてきてぞっとしたとか、そういう話はくらでもあります。
縫合跡が汚い場合は不器用な医者にやられたということです。
ただし、精神科などの心理系は「変わり者」がなります。紙一重だそうです。親と兄弟が医療関係者なんですが、みんなそう言ってます。(笑)
それと、小児科と皮膚科と眼科の医者にはやさしくしてあげるべきです。医者だって普通の人間なのに、
「あんな儲からない科目をわざわざ選ぶなんて・・・」
だそうです。内科と外科は検査と手術と薬で儲かりまくりですですが、小児科と皮膚科と眼科は検査も手術も薬も少ないのでさっぱり儲からないそうです。
泌尿器科と肛門科の医者には敬意を評するべきです。他人のチ○コやケツの穴なんか真面目に見てくれる人は他にいません。
町医者は1人で何でも見るので大変ですが、それによりむしろ鋭い指摘をすることもあるようです。
大きな病院にまわすときに、その辺の「自分の考え」を紹介状に書くべきか書かざるべきか悩むそうです。判断するのは紹介した向こうの医者の仕事だから、ズバット書いてしまうと失礼に当たる(人によるでしょうが)のではないか?という事だそうです。
また、医者はメカ音痴が多いそうです。
そう言う人が手術したせいで機械が正常に動作せず亡くなったりします。
医者選びで生死は99%決まる。
あ、ちょっと関係ない話でした。
>ですから不器用なひとや忘れっぽい人が外科医になると、余計なところ切って亡くなったり、ガーゼ忘れたとかになってしまいます。
人間なのでこれはあり得るお話ですね。
よくわかります。
長丁場の手術になると集中力だって限界がくるでしょうからね。
思わず「ぼー」っとすることもあり得るでしょう。
でも
>ただし、精神科などの心理系は「変わり者」がなります。紙一重だそうです。
これは、よくわかりません。
「紙一重さん」って、天才という意味でしょうか。
回答ありがとうございます。
http://www.hatena.ne.jp/1116819015
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選ぶ基準を数値で、というご質問ですが、
それは「どんな人がフランス文学を専攻し、どんな人がスペイン語学を専攻するの?」という質問に対する答えを統計的数字で要求するのと同じくらい難しいと思います。
ご指摘のように世襲的に親の診療科目を受け継ぐこともありますが、多くは実習なども含めて勉強していく中で専門を絞っていきますし、専門を決める基準は個人の気持ちによるところが大きいですね。
ただ、夜勤や24時間体制がいやという理由で外科や救急はさける、といった一般的な基準が多少はあると思います。
(でもそういった基準を知りたいのではないですよね?)
ちょっとずれるのでポイントは不要です。
>ただ、夜勤や24時間体制がいやという理由で外科や救急はさける、といった一般的な基準が多少はあると思います。
(でもそういった基準を知りたいのではないですよね?)
いえいえ、そういう基準を知りたいのです。
どういう具合で後々の選択が決まってくるかというところが疑問なので、もちろん「経験」から選択されることもあると思うのです。
すいません統計なんてありません、医学部でも高学年になると色々な「科」の実習で学んだ事柄から「私はこの科に行きたい」等思い判断します、今日では研修医制度も出来よりさらに深く考える事も可能です。ただ自分の家が「○○科の開業医」だからどうしてもこの科に行く!と言う視野狭窄にならざるを得ない学生は何となくかわいそう。
実習の時「血」を見て倒れた学生・・胸部外科に行っております。とっても「すけべ」だった同期・・精神科にいっています。精神科志望だった学生は「オペが出来たほうが良い」と言う指導で泌尿器科でオペをガンガンやってます、ですから何かのきっかけで大きく変わることもありクリアカットに判断は出来ません。
>ですから何かのきっかけで大きく変わることもありクリアカットに判断は出来ません。
ふむふむ。偶然的な要素の影響が多分にあるということですね。
わかってきました。
URLのご紹介感謝します。
外科医さんの場合ですね。
現在の法律では、医師の資格を持った人がどんな科に属しても制限はありません。
極端な話、精神科医が外科手術をしても違法ではないのです。しかし、現実にそのようなことをした場合、裁判を起こされ、賠償しなければならないでしょう。
>極端な話、精神科医が外科手術をしても違法ではないのです。しかし、現実にそのようなことをした場合、裁判を起こされ、賠償しなければならないでしょう。
そこまで極端に医師免許を取得すればなんでもOKの世界なのですね。
お医者を一人つくるための学費、私学で4000万円。国家試験に落ちて予備校に通うと、600万円/年。これはすごい金額ですね。
>専門科目に何を選ぶかは研修医期間中にある程度決まってくるでしょうが、基本的に医学部卒業生で医師国家試験に合格すれば何科の医師になるのも自由です。
体力と気力が有り、怖いもの知らずの若いうちは外科をやって、体力の落ちてくる中年以降は内科に転進する開業医は結構居ます。
こちらの文章が参考になりました。
研修期間中の慣れで選択が決まるという部分があるのですね。