オークション等で格安で、個人が自作のパソコンを販売している場合が良くあります。

ジャンク品（古くないもの）を使えば安い！

保証は無いですが。

オークションは個人販売が多いので、やはり危険度は高いです。

パソコンの世界は競争が激しいので、特別安いショップはないです。

ある程度有名なメーカーの特売品が狙い目でしょう。

URLのDELLなどの量販メーカー以下の価格で提供することは、商売ベースでは不可能といってよいと思います。

メーカーはボリュームディスカウントで仕入れています。例えばCPUをintelから直接仕入れるためには最低個数が1000個ですが、これを1万個、十万個と増やすとディスカウントされるわけです。従って、「商売として」個人が組み立てて「価格で勝負」するのは不可能かと思います。（特にOSとか）

従って個人売買で安いものは、

+あまったパーツ類を現金化する

+ジャンク屋で仕入れたものがうまく動いたので、ちょっとマージンを載せて売ってみる

といったことかと思います。

だってDELLで17インチ液晶付きで￥79,800とかで売ってるんですよ。そんなの自作では不可能ですよね？

いくつか見てみましたが、その個人が何点も自作パソコンをオークションに出しているケースはほとんどないですね(余った中古パーツとか周辺機器を出している人はいますが)。

だとすると、これははじめから「捨てるよりは少しでもお金になれば」という金額設定であると考えるのが妥当でしょう。彼らが部品購入に使った金額＞＞販売金額。

最近はリサイクル法で自作でもお金払って処理しないといけないぐらいですからね。

ちなみにメーカーから納品を受ける場合、安く済ませるためには何万個とかまとめて発注する以外にありません。よく「1000個ロット時」と書いてあるのは1000個買ったときの単価で、それ以上は個数や契約条件でかなり安くなるようです(沢山買って長く買い続けるからまけてくれ、みたいな)。

個人相手で1個や2個だと代理店経由でも馬鹿高い値段でしか売ってくれないです。利益が載っていてもパーツショップで買った方が安いですね。

またどうしても安くあげたいということであれば、PCChipsみたいにOEMで大量に売っているマザーボードの余りが入手できる(でも遊べる機能はほとんどなくてサポートも期待できない)ものや型落ち品(CPU/HDDなど)などを組み合わせるしかないでしょう。

それでもちゃんと動けば値段の高いものと基本機能は遜色はありませんが。

個人でパーツやケース等はメーカーから直接納品はまずしてくれません。

なぜ彼らが個人で自作PCを販売するかというと

理由は３つあります。

１．作るのが趣味

２．お小遣い稼ぎ

３．１・２の両方

自作PCを売って、お金が儲かるかというとそう儲かりません。特売日に秋葉原に並んで安い部品を大量に買ったり、ポイントのつくお店で買って、できるだけ仕入れ値を下げていると思います。

インターネットでよく見かけるＢＴＯ専門のパソコン業者も、その会社で作っているわけではなく、ほとんどの会社が委託生産であり、ほとんど一社が委託生産をしていると聞いたことがあります。その会社を探してみましたが、見つかりませんでした。しかし、上記のメーカーも何十台単位でＯＥＭを受けると言っております。オークションで販売されている自作と称されるパソコンも実際にはこうしたメーカーからまとめて買っていると思われます。こうした会社はまとめてパーツを買うので、個人よりははるかに安く買えます。おそらく２０％から３０％は交渉しだいで安くなるはず。これを個人でまとめ買いをしてオークションで採算を無視してどんどん売っても個人なら儲かると思います。メーカーであれば販売コストを３０％は乗せて売るのでしょうから、買値より高ければいいわけですし。多少のリスクも個人であればかぶれると思います。