『座頭市』は15Rなのに、夜9時から地上波で放映されてしまいました。
どう考えてもおかしいと思います。
R指定とは日本ビデオ倫理協会の定めたもので、いわゆる「自主規制」でしかありません。
http://game.biglobe.ne.jp/gamersta/backnumber/2003/06/bn20030613...
BIGLOBEゲーム:橘寛基のGamersta
またテレビ放送に関しては現在このような統一されたレーティングが無く
局ごとに時間帯や番組によって様々な自主規制が存在するのみです。
要するに、やはりこれも自主規制によるものであり
映画のR指定はなんの外部的規制力はないのです。
よってR15指定映画をどのような時間帯に放送するかは
局によって自由であり、R18の映画でも9時台に放映されることはあります。
しかしR規制=低俗という指定では決してありませんので
ここを間違えてとらえてはいけません。
R指定されている作品の中にも名作は数多くあり、
映画そのものの質を問うものではないからです。
木を見て森を見ないようなモノの捉え方は
何かと支障があると自分には思われます。
さて、取り上げられました北野監督の作品についてですが
激しい残虐シーンがあったとしても
その残虐シーンが評価されているわけではありません。
監督の映像表現やセンス・スタイルその他総合的な面から
海外でも高い評価を受けているものと思われます。
http://www.hatena.ne.jp/1121473101#
人力検索はてな - 北野武監督の激しい残虐シーンの多い映画が高い評価を受けるのはなぜでしょうか? 『座頭市』は15Rなのに、夜9時から地上波で放映されてしまいました。 どう考えてもお..
映画で実際に人が殺されているわけではありません。
それに、『座頭市』は、姉弟を救う話でもあり、最後はハッピーエンドの大団円、辛い人生を送ってきた姉弟に笑顔が戻ります。
そのような、後味の良さ、優しい視点もあるところが、評価を受けているのではないでしょうか。
残虐のみしか描かれていない映画なら、残虐映像が好きな人間にしか、評価を受けないでしょう。
回答ありがとうございます。
それは残虐のひどいとこをはしょってるからでは?
「アナザヘブン」も9時からのやつは
かなり編集されてました!!R15の奴を
みたときはマジで気持ち悪かったです!!
回答ありがとうございます。
確か『座頭市』は夜11時20分ころまでやっていて、カットはしていなかったはずです。
http://blog.livedoor.jp/cleanair/
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osashimiさんの説明は非常に丁寧でわかりやすい説明だと思いましたが、単純に子供が見ても良いかどうか?という意味では私も疑問が残ります。
ずっと前に宮崎勤の幼女殺害事件がありましたが、それをキッカケにホラー映画がほとんどテレビで放映されなくなりました。
ホラー映画はあきらかに殺人シーンがあるので放映をストップしやすいかもしれませんが、例えばキル・ビルなど映画として個人的には好きですが、子供が見たらどうかな?というのがあります。ここ最近、殺人の低年齢化を考えるとすべてがこういった映画などに影響されたとは思ってはいませんが少なからずとも無意味な殺人シーンが多すぎるような気がします。
R指定に実際の規制がある・ないに限らず夜9時の地上波に流すのは私も間違いだと考えます。
回答ありがとうございます。
>単純に子供が見ても良いかどうか?という意味では私も疑問が残ります。
大人が見ても気分が悪くなるような鮮血が大量に噴出すシーンが、1度となく繰り返し出てくるのは非常に問題があると、私も思いました。
余談ですが、ホラー映画の多くは15歳未満でもレンタル店で借りられてしまうのですよね。
回答ありがとうございます。
わかりやすく詳細な解説に深く感謝いたします。
私としては「監督の映像表現やセンス・スタイルその他総合的な面」もいいとは感じません。しいていい所はユーモアの質くらいです。