↓ あなたの「これだけはアリエナイ局面」を語ってください。
http://www.hatena.ne.jp/1123348115
A.20% 最後の一票で再々逆転→参議院否決
B.20% 両院協議会→衆議院可決
C.03% 両院協議会→衆議院否決
D.04% 閣僚の署名拒否
E.06% 総理の単独署名→天皇の解散詔書交付
F.03% 衆議院解散公示
G.08% 自民党分裂→新党(亀井静香・代表)結成
H.04% 衆議院選挙実施
I.01% 与党惨敗(自民党+公明党)連立解除
J.04% 野党勝利(民主党+新党)過半数確保
K.08% 新政権(民主党+新党)発足
L.19% 首班指名(岡田克也・総理)
A.の局面は無いのではないか、と予想しています。
現在大方の予想では、中曽根ジュニア軍団5票が民営化反対に回ったことから、否決になるだろうと言われいますが、仮に可決案が否決の得票数を下回った場合、二つのウルトラCが考えられます。一つは、郵政民営化の内容を引き続き審議するという括弧付きで可決させる動きに舵を取り直すというゴリ押し案。このような方策は自民党与謝野整調会長も示唆しており、自民公明両党での覚書をかわすことでいくらでも実現可能です。国民は納得しないでしょうが。もう一つは8日の採決自体を引き延ばす方法で、参議院委員会否決の結果が出たとしても、議長の発議で継続審議にするという、これまたゴリ押し案ですが、法律上は可能で、衆議院では実際に行われたこともあします。これもまた国民からしたら茶番に見えなくもありませんが。
以上の可能性があることから、逆転即否決、という流れにだけはしないように水面下の調整が明日以降行われると思われます。仮に国会解散が行われて一番痛手を受けるのは、下野は免れないと言われている自民公明ですから、解散だけは避けるのではないでしょうか。もっと大きな話で言えば、郵政民営化は、政財界の隠れ資金の顕在化から始まって経団連への飛び火、ゆくゆくは談合・天下りシステムにメスが入れられる、爆弾のボタンになるため、ひとまずの引き延ばしで時間を稼ぎ、現在、大きく問題視されている談合問題などの嵐が過ぎるのを待ち、それぞれを切り離した問題として取り組みたいのではないか、と思われます。どちらにせよ、時間稼ぎ、という方策をとるのではないでしょうか。その後の展開は時間の稼ぎ方によると思われます。
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まず、有り得ない局面予想先頭集団が
・最後の一票で再々逆転→参議院否決
・両院協議会→衆議院可決
・首班指名(岡田克也・総理)
の3つ。
まず「逆転→参議院否決」が有り得ないとの見方は、
結局同じ自民党。蓋を開けてみれば、なーんだ、
うまくまとまるもんだね、といった結末を予想するものでしょう。
私も、自民党内にとどまる限り、結局は党議拘束に従う。
最終的にはほとんどの議員がそこに落ち着きそうだという気がします。
中曽根さんもギリギリで政局安定のためと苦渋の転換。
しかしその見返りに、参院自民党をまとめたという論功行賞は
後日の人事でチャッカリ獲得します。
ああ、こういうのならありそう(笑)
「両院協議会→衆議院可決」を有り得ないとする20%には、
可決否決の予想以前に、両院協議会の可能性そのものが
現状では参院の態度待ちという段階のため、
現段階ではいまひとつリアリティをもって受け止められない、
という理由も多く含まれているものと思われます。
しかし同じ両院協議会でも、
可決を有り得ないとするに20%が集まったのに対して、
否決には3%しか集まっていないところを見ると、
これはやはり、参院自民党の反対が貫かれれば、
流れはもうそちらのものだという観測を示していると言えそうです。
解散総選挙、亀井新党発足、与党惨敗などを
多くの人が「ある」と考える中で
岡田総理を有り得ないとするのが19%という結果は、
民主党の政権担当能力を疑問視する考えの現れでしょうね。
民主+亀井新党で過半数が得られれば岡田総理も可能なはずですが、
あまりそれは望まれていないということなのでしょう。
かといって、じゃ亀井総理でどうよ、ということになったら、
岡田さん頑張っての声が10割り増しになると思いますが(笑)
むしろ私としては、この機に乗じて中曽根弘文さんが
新党代表となって衆院鞍替え出馬。
小沢さんがそっちにつくような素振りを見せて民主動揺。
結果民主+新党で中曽根首班指名で手打ちになると。
そのくらいの観測が出てくると、小泉さんも
ちょっと冷静になってくれるかなと思ったりします。
元々「造反有理」でやってきて今日の地位にいる小泉さんです。
中曽根弘文さんの造反は、かつての小泉さんそのものです。
自分の後に彼が座ると考えたら。
いつの間にか自分が守勢に回っていることに気が付くでしょう。
若き日の小泉さんなら、解散をちらつかされても、
そんなものには動じなかったでしょうからね。
あと、注目できるのは、「与党惨敗(自民党+公明党)連立解除」を
ほとんどの人があってもおかしくないと考えた、
というところでしょう。
ここで注目されるべきは、与党惨敗ではなく、
連立解除という筋書きです。
自民党が下野すれば、公明党は一緒に野党になります。
しかし、野党となっても両党は協力関係を保つのか。
保ちませんよね。
かといって民主党も公明党と連立するつもりはなさそうです。
となると、公明党はどこへ行くのか。
二大政党のはざまでキャスティングボードを握り続けられるのか。
それとも二大政党のはざまで社民のように埋もれていくのか。
仮に自民と離れて民主と連立というようなことになったら、
お前らはとにかく政権政党にすり寄るだけの「寄生政党」か、
と言われるのがオチでしょうし・・・・。
苦しい立場になりそうです。
浪花節そのまんまの亀井パフォーマンス(土下座とか涙の弔辞)や、
森前首相の説得後会見(ビールの空缶とチーズの欠片)も芝居がかって
怪しい。大仁田議員らの“最後の浮動票”で、大山鳴動の茶番劇……?
自民党分裂→新党(亀井静香・代表)結成
これは自民党として政権が取れなくなるので、選挙当時に党の公認が無くても、後から党に戻れるようにするはずなのでありえないですね。
両院協議会→衆議院可決
両院協議会を開くことは無いのと思いますよ。開いたとして否決されるでしょうね。
野党勝利(民主党+新党)過半数確保
これも綿貫議員が民主党とは組まないでしょう。
新政権(民主党+新党)発足
上記の理由からもちろんこれもありえません。
首班指名(岡田克也・総理)
上記の理由からもちろんこれもありえません。
民主党代表が、政権を取るアテなしに「堂々と受けて立つ」と云えば、
自民党を出る気のない亀井議員が「新党構想」を都知事に相談している。
終りなき「民営化審議」を主張する綿貫議員の目的は何でしょうか?
Yahoo! 掲示板や2チャンネルでは、あいかわらず「民営化の是非」
を論じていますが、もはやその段階ではなさそうですね。
今回のアンケートは、政局の流れを(安直に)たどってみました。