国連（国際連合）の問題って何がありますか？

わかりやすそうなページを選んでみました。

現在の国連を変えて行く必要があるってことでは、大国一国の論理で世界が巻き込まれるのはたまらないと思うので、それに対する方法としてはEUのやり方がいまのところ一番賢明なのかな？と思います。もしかすると今世紀の課題は大国の我侭を押さえる方法を模索することかもしれませんね～。

大国つまりアメリカのユニラテラリズムによって、国連さえも

アメリカは良い様に動かそうとしてます。それを物語るのは現在のアナン総長の就任。「貧しくて弱い国を支配的な大国から守る事が私の義務」と言った、前のガリ総長に反対しアメリカの言いなりにできるアナン氏をアメリカ一国の賛成によって決めてしまった。

国連は言ってみれば世界の縮図のようなもの。

なので世界は今、白人社会というよりはアメリカ一国社会と言って良いでしょうね。

もしも、ガリ氏が総長になっていたら少しはマシな国連になっていたかも・・。アジアでは唯一中国が常任理事になっていますが日本はやっぱりまだまだ蚊帳の外って事ですね。

Wikiで、国連についてざっくりまとめてあります。

＞常任理事国のことは知ってるんですが

「常任理事国」というのは、「安全保障理事会」に属しているので、まずはそこを踏まえなくてはなりません。

　安全保障理事会は実質的に国連の中で最も大きな権限を持っており、国連主要機関の中で法的に加盟国を拘束する権限がある数少ない機関でもある。その目的や権限は国連憲章に定められており、世界の平和と安全の維持に対して重大な責任を持つ。

　しかし、米英が企図したイラク戦争では、賛成少数で（フランスが拒否権を行使せずとも）否決される見込みとなったため、米英は安保理を無視してイラクに侵攻、安保理は大義無き戦争を食い止めることは出来なかった。したがって、安保理でいくら協議しても、アメリカを押さえ込むだけの絶対的強制力（＝軍事力）を自前で持っているわけではないので、「法的に加盟国を拘束する権限がある」とは言っても、絶対ではない点が問題。

　「分担金問題」も、最近特にクローズアップされています。

　日本の国連分担金は「加盟国２位」であり、アメリカが１位。しかし、日本は常任理事国ではない。

　それと、加盟国の多くが分担金を未納、滞納している点。アメリカは巨額すぎて、大問題になった。中国、韓国も払っていない額が大きい。

　国連の物品調達のうち、アメリカの企業が受注したのは14％で、2位に2倍以上差をつけてダントツ1位、というのも問題。もう少し日本からの調達が増えれば、日本の景気もちょっとは良くなるのに。

　そういう意味で、大きい事から小さい事まで、国連も色々と問題を抱えていますね。

ちなみに、「国連軍」について。

制度としては存在するが、国連憲章に基づく国連軍が組織されたことは一度もない。

　国際的な派兵は、安保理の勧告や決議に基づくものであるが、国連憲章に規定されている国連軍ではなく、各国の責任において派遣された多国籍軍である。

せっかく会議の場を持ってもそれが進展なしで終わることがあるという点でしょうか、決まるまでとことんやったらいいと思います。双方にも予定があるのでどちらかが折れざる得ない状況になると思います。そうすれば当初良い案だが決まることのないだろうと思われていたものも決定されるかもしれません・・・