あなたが開発に用いる技術を選択する際、適材適所というご意見は
あろうかと思いますが、大局的に下記のどれを選択しますか?
1.VB.NET のような多数派、もしくはそうなりそうなものを選択して、
受注のチャンスを増やす作戦をとる。
※ ただし、この作戦は、他者/他社も同じ技術を選択するはずなので、
差別化が難しいという欠点があるように思います。
2.ノウハウのある、しかし、少数派である Perl のようなものを選択して、
技術力を売りにする作戦をとる。
※ ただし、この作戦は、その技術が縮小化され、消えてしまった場合、
大きなリスクを負うことになります。
3.上記以外の作戦をとる。どのような作戦なのか、ご意見ください。
http://www.hatena.ne.jp/1132376123
人力検索はてな - 業務アプリケーション開発に従事する方のご意見を求めてます。 あなたが開発に用いる技術を選択する際、適材適所というご意見は あろうかと思いますが、大局的に下記のどれ..
業務アプリは、機能追加を繰り返し、成長していきます。そのため、ライフサイクルの長い技術を選択する必要があります。マイクロソフトが現れる前は、バージョンアップ時は上位互換が当たり前でした。最近は、スクラップ&ビルドを言われますが、コスト面で問題ありです。
ということで、ライフサイクルの長い技術を見極める必要があります
ここで言う”業務用アプリケーション”にもよりますが、3(その他)になっています。
まず業務アプリケーションの種類ですが
言ってみれば会社が自分の視点に基づいて汎用的なものを開発し売り出すというパッケージソフトと顧客の要望に応じて作るカスタムソフトの2種類が主なものとしてあります。
前者に関しては(売れる数が同じだとすると)利益を大きくするためには会社が得意な分野で効率よく開発を進め、開発費を安く抑えるのが得策です。つまり得意な技術を利用して開発するのがいいです。
後者に関しては会社の得意な分野の仕事でなく、まったく始めてのものであってもほとんど問題ありません。仕事を請けてくる営業側は”できます。できます”という適当な返事で仕事を取ってきます。技術を習得する時間まで含めて開発費として顧客に請求してしまえばいいわけですから(このように書くとアクドイ感じがしますが、人間が開発する限り大なり小なりこうなってしまいます)。
また、多数派、少数派とありますが、多数派であっても少数派であっても、それが”金”になる分野であって、特許などで守れない限りは競合する会社が出てくるのは時間の問題です。ですからどちらであっても自社アプリの特徴を出す差別化は必要になります。
またPCの分野では新しい技術が出てくるスピードが非常に速いです(どの分野も実際は速いですが)。そのため新しい技術をどんどん取り入れ吸収する体制というのも会社に取って大切なものになります。
また技術はどんどん置き換わっていくように思えますが、それでも結構残っています。例えばMS-DOSなどはWindowsにとって変わられてプラットフォームですし、USBがあるのでRS-232Cなど最近ではまったくと言っていいほど耳にしません。しかしMS-DOS+RS-232Cという古い技術も需要があり開発案件も多いものです。探せば結構マーケットがあるものです。
多角的な視点を提供していただき、ありがとうございます。
> 仕事を請けてくる営業側は”できます。できます”という適当な返事で
> 仕事を取ってきます。
営業側は競合他社とどうやって差別化し、仕事を取ってくるのか
気になります。
> そのため新しい技術をどんどん取り入れ吸収する体制というのも
> 会社に取って大切なものになります。
新しい技術を取り入れつつ、差別化となると、負担が大きいように
思ったことが本質問の背景にあります。
何かを取るため、何かをあきらめる、つまり、選択と集中が
必要なのではないかと思った次第です。
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3.ノウハウのある、しかし、少数派である Perl のようなものを選択して、perlを流行らせ技術力を売りにする作戦をとる。
はてなはperlを流行らせました。しかし一般的ではないでしょう、自分たちで流行を作らないといつまでも大手に仕事をとられてしまいます。
> はてなはperlを流行らせました。
するどいご指摘です。まさに、本質問の背景がこれです。
> しかし一般的ではないでしょう
そうなんですよね。。。
Yahoo! JAPAN
上記URLはダミーです。
私が同じ立場なら、1を選択します。
他の社員や自分の給料を考えると、やはりリスクが少ないほうが良いように思います。
理想は、VB.NET専門の社員と、perl専門の社員、どちらでも仕事ができる社員(大多数)を育て、技術力も持ちつつ、かつ将来どのようになったとしても影響が少ないよう体制をとることだと思いますが、業績が上がってから徐々に理想に近づけていくのがベストでは?
やはり、リスクを減らすことがまず大事ですね。
それを踏まえての 1 という意見、説得力があります。
この辺、門外漢ながら、野球と同じなのかな、と思っております。
まず、守備で点をとられないよう強化することが一番で、
その上で、点をとれるよう攻撃力を強化する、みたいな。
会社の人数と資本力に寄ります。
もし、資本も小さく会社の人数も少ない、例えば50人にも満たないのであれば、個々の技術力を売りに例えばニッチなものを選択もできるでしょうが、図体の大きくなってしまった会社では、例えばperlなどといった技術ありきで仕事をすることはできません。
まず案件ありきです。
とある案件があって、それの実現手段として、どのような言語を選択するかの裁量性はあったとしても、それはあくまでセールスの為の対外的なものであり、どんな言語を選択しようが、要は工数がそれにより減って助かるのは受注側ですので、表面を考えれば1を選択せざるをえません。
大多数を1に据えて、何人かの優秀なのを2に足を伸ばさせて、見込みがありそうであれば社内全体でシフトする。だいたいどこも、そんなやり方ではないでしょうか?
2番はあくまで、遊撃隊の仕事であり、全員がそれぞれのノウハウを活かされて別々のことをやられたのではチームとしては統率が取れなくなります。自社、他社問わず、共通の知識を持ち合わせて開発を行うという点では、1番しか選択肢がないように思います。
これが業務用じゃなくって、コンシューマーであれば違うのかもしれませんが。。。
何って技術力は資格という形でしか見えないので売れるもんじゃないです(´・ω・`)
出来てから判断ですからねぇ…。
大工を並べられて、変わった道具を使いこなすからといって、その大工への評価があがりさがりするのは仕事を任せた後の話であり…。変わった道具をもっているだけでは何にもならない&マイナスポイントになる(不安に思われる)ことの方が多いのではないでしょうか。
あらゆる可能性を検討していただいた上、消去法で、これという
結論を示していただき、ありがとうございます。
> 2番はあくまで、遊撃隊の仕事であり、全員がそれぞれのノウハウを
> 活かされて別々のことをやられたのではチームとしては統率が取れなくなります。
なるほど。
> 何って技術力は資格という形でしか見えないので売れるもんじゃないです(´・ω・`)
> 出来てから判断ですからねぇ…。
Google の Ajax もそんな感じでしたからね。
> 変わった道具をもっているだけでは何にもならない&マイナスポイントになる
> (不安に思われる)ことの方が多いのではないでしょうか。
納得です。
なるほど。参考になります。
では、Webアプリを開発する前提で、ライフサイクルを考慮すると、
VB.NET と Perl では、どちらがよいでしょうか?